安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

「大中の湖」の牧場

2024年06月12日 | ブログ
☆6月12日、水曜日。


☆近江八幡市安土町大中の『ひまわり牧場』で、LPガス工事をさせていただきました。


☆安土町から琵琶湖へ抜ける直線道路(県道511号)は普段、よく走ってますが、枝道は滅多に通ることがありません。
☆景色が新鮮です。


☆大中の湖(干拓地)の南部(近江八幡市安土町大中)には、10戸程の牧場が東西に延びる(2本)の路沿いに並んでいます。


☆もちろん、「近江大中牛」の産地で、沢山の黒毛和牛が飼育されています。
☆ひまわり牧場さんでも、沢山の牛さんが出迎えてくれました。

☆ところで、『大中の湖干拓地』は、小学校の社会科で学習した記憶がありますね。


☆琵琶湖東部で最大の内湖だった「大中の湖」は、戦後の食料難解消が目的で、(干拓化は戦時中から計画があったようですが)、いろいろあって、結局、工事が着工したのは、1957(昭和32)年でした。
☆1964(昭和39)年、干陸化が完了しました。(1,145ha)
☆1966(昭和41)年より、合計216戸が入植されました。
☆干拓地の農業は、当初、稲作がメインでした。
☆が・・・、田植えの圃場は、腰までつかるぐらいの超ドロドロが多くて、入植者には相当の苦労があったとの事でした。


☆時代が進み、国の減反政策に対応し、稲作から、野菜、畜産、花き等の選択的複合経営に乗り出されました。
☆湖岸道路沿いには「大中スイカ」等の農産物直売所が営業され、遠方から買い物にこられます。
☆干拓地の真ん中にはカントリーエレベーター、東南部には滋賀県農業技術振興センター(旧農業試験場)や滋賀県立農業大学校などの研究と教育の施設があり、県内屈指の活力ある農業地帯になりました。
☆が・・・、最近の円安による、飼料・肥料の値上がりは、新たな苦労になっていると思います。
☆大中の農家の皆さん、お互いに、これからも頑張りましょう
 (滋賀県の資料を参照しました。)

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