☆25日、午後、沙沙貴神社。茂山千五郎家の「奉納 狂言」を拝観する。
☆この日曜日は、安土町内で大きな「イベント」二つが時間差開催(忙しい)です
☆なぜ、茂山千五郎家の狂言が沙沙貴神社に奉納されるのか?
「そもそも茂山家は、どうやら近江源氏・佐々木家の流れらしいねんなぁ。」(茂山宗彦氏の2005年12月10日ブログ)
・・・と云う事らしいです。
茂山家の家紋(七つ割り角立て四目)と佐々木の家紋(七つ割り四目)もそっくりです。
開始予定時刻の1時に到着。随分の人出。
子供からお年寄りまで年齢層は広いです。
皆さん、行儀よく、座っておられる。
☆神殿の方から、岳宮司が神事を執り行う声が聞えてきます。
神事が終わって、まもなく、羽織袴姿の「千五郎さん」らしい人が社務所に戻って行かれました。
☆開始。狂言の舞台は「拝殿」です。(綺麗に、幕で飾られています。)
まず、狂言の解説を「網谷正美」氏が、動作を交えて詳しくして下さる。(本日は出番なし。)
☆最初の演目は『千鳥』。
「急にお客さんが来ることなった主人の命令で、ツケのたまった酒屋へ酒を一樽取りに行かされる男と酒屋の亭主の話」。
御出演は、茂山千五郎さん・茂山正邦さん・佐々木千吉さん。
拝殿と拝観席の間が随分遠いですが・・・「舞台」が高い所なので、近づきすぎると見えないので・・・難しいところです。
でも、演者の声が大きくてよく通るので、何とか聞えます。
☆次の演目は『しびり』。
「主人にお使いを命ぜられた男は、持病のしびり(足がしびれて)が出て動けないと仮病を使うが・・・。」
演者は双子の小学校一年生、茂山竜正くん・茂山虎真くん。
・・・こんな小さいときからようがんばってるな~っ。
すごいな~、大変やな~っ
☆最後の演目は『水掛聟(みずかけむこ)』。
「ある、お百姓と娘聟のお百姓の田んぼの水争い」のお話。
演者は、茂山七五三さん・茂山茂さん・山下守之さん。
小道具として、鍬を担ぎ、「ガワガワ・・・」「ズリズリ・・・」等といろいろな音が口で表現されて面白い
☆最後、岳宮司と茂山千五郎さんから御挨拶があり・・・、奉納狂言、全巻の終了です
☆久しぶりに、ちゃんとした「日本の文化」を、ライブでみせてもらいました。
しかも、無料で。
沙沙貴神社さん、ありがとうございました
☆さて、安土城も巻102の最後です
☆この(巻)で取り付けた棟瓦の先に、予め、サビ止めを吹き付けた金色の「鬼瓦」を接着していきます。
全部で、6ヶ所です。
やれやれ、時間を要した巻(102)でした