安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

安土PRビデオが再び一位獲得!

2015年11月26日 | テレビ・ラジオ
☆11月26日(木曜日)に放送されたNHK総合(大津)テレビ番組『おうみ発630』の県内PR手作りビデオ紹介コーナーであります『ふるさとMOVIEシガデミー賞』で、近江八幡市・信長隊安土衆製作の「英雄の足跡、埋まってます。安土」が、視聴者の投票で見事一位(7890票)を獲得しました

☆「信長隊安土衆」とは、近江八幡観光物産協会の「おもてなし隊」の皆さんです。
 協会の会員さんが市内などのイベント時に戦国武将に変装して会場に出没されています。
☆放送当日の映像には、代表して解説しておられたのは、「左義長」祭りでも活躍しておられるOKAさんでした。

☆25秒のビデオ作品の内容は、濃姫・信長・家康・秀吉(↓OKAさん)が・・・、

☆安土町内の観光地と施設であります・・・安土駅前・安土城跡・安土城天主 信長の館・安土城郭資料館を順番に紹介するものでしたが・・・、一月前の「安土楽市楽座」の作品に比べて、大分、おカネがかかっていましたね。

☆ラストの「安土城天主閣の場面」は安土城郭資料館内の模型と人物との合成という贅沢なものでした。

☆そして、投票結果はというと・・・7890
 前回(10月22日放送)、7749票で堂々首位に躍り出た安土楽市楽座製作の作品『歴史と人情が自慢・安土町』のさらに上をいく票数でした。
☆思うに、前回(10/22)、「近江八幡観光物産協会」製作の作品『今も昔も変わらない町 近江八幡』が出場しましたが、5489票で6位(10/23現在)と振るわず、今回はその弔い合戦の意味合いがあったのでしょうか
 スタジオの出演者も全員「戦国衣装」という気合の入ったモノでした。

☆結果、総合(11月26日現在)で一位と二位が・・・何と・・・「安土ネタ」という状況となっています安土強し
☆NHK(大津)のこの企画、本年度末(来年3月)まであるそうですが、「安土ネタ物」が上位に残る可能性が高いでしょうね
☆なお、今回、一緒に出演していた「らんまる君」は、近江八幡観光物産協会と(吸収?)合併した今は亡き安土町観光協会が生み出したキャラクターだったのですよ。
 でわ。

城108巻/修復!

2015年11月23日 | 安土城築城
☆繖山に防災道路が建設中でありますことは、前回、お伝えいたしました。

☆中腹にある『桑実寺』までの林道が国・地元自治体の補助金及び一般の皆さんからの奉賛金によって建設されているのです。

☆住職さん宅へ灯油の配達がありましたので、特別に工事現場を通らせてもらいました。
・・・と云っても、以前からある専用私道を登ったのですが・・・、道幅拡幅の為、両側の竹藪や樹木の伐採がされていて途中から新しい路への分岐がありました。
☆その斜度が、まあ、物凄く急なこと今は重機しか登れないですが、この先どうなるのでしょうか。

☆ところで、店頭や配達先で、「あなたの安土城」はどうなったの?・・・と、今でも聞かれるお客様がおられます・・・。(ワタシテキには痛いところを突かれています。)
☆調べてみますと・・・、2013年5月25日を最後に「築城」は大工さんが逃げ出してしまったのか、建設資金が底をついたのか、工事は停まったままです。
・・・なっ、何と、2年半近く月日が経ってしまったのか・・・。
☆何を隠そう(何も隠してはいませんが・・・)6畳の和室の片隅に「覆い」がかけられたまま「冬眠?」しています。
☆で・・・、この連休の夜を利用して思い切って「覆い」を取ってみました

何という事でしょう屋根全体に、薄っすらとホコリがつもり、鬼瓦が2ヶ所でとれています

☆23日は「勤労感謝の日」と云う事もあり思い切って「修復工事」することといたしました。(完成もしていないのに、修復とは・・・トホホですね。)

☆まずは、家屋の各地に散在している「建設資材」と「作業工具」それに「設計図面」等を確認しなければなりません。

☆全部の把握は出来ませんでしたが、まあ、何とかなりそうでしたので、早速、修復作業に取り掛かりました。
☆先ずは、「埃」を取り除くのですが・・・、間違っても「掃除機」はつかえません(あたりまえか)
☆発掘した「ブロワー」で手がだるくなる程、「シュパシュパ」しました。(部屋に埃が漂っていますが・・・気にしない気にしない。)

☆次に「鬼瓦」の修復ですが・・・、仕様書には「アロンアルファ」(商品名は書いていない)で・・・と書いていましたが、所有している「それ」は全て硬化してしまい、使い物にならない状態でした。(そこらを探してもない)
☆・・・日を変えて購入していては、おろらく、「やる気」が無くなるだろうし、まあ、「適当」で良いから何かないかと「家人(奥さん)」に聞くと、「リビングの小物入れに「速乾性木工用ボンド」があると・・・。ラッキー。

☆資材の「鬼瓦」と「円柱の瓦」をピンセットで挟んで指定の場所に固定します。
・・・まだ、手が震えるという事はありませんが・・・、暗いと極端に「見えにくくなってきました」・・・これを「加齢」と云うのか

☆とりあえず、何とか、固定し「作事」を終えました。

☆今回も最後には発砲剤の「覆い」をかぶせるのですが、「覆い」と接触する部分が、負荷で壊れると嫌ですので、その辺にある段ボールで「鞘堂」を作ってみました。

☆久しぶりに対面した「安土城」を眺めながら新酒で乾杯です
☆なお、誠に申し訳ないのですが・・・、今後、『安土城』がどうなるのかは「誰」にもわかりません。


繖山に「ドラゴンロード」!?

2015年11月03日 | まちの話題
☆11月になりました。
☆昼間は暖かいですが、朝晩の冷え込みに、そろそろ暖房の準備をはじめられたお客様からの白灯油の注文が入りはじめました。ありがたいことです

☆配達の道中、安土駅前をしました。
 駅の建て替えの準備作業が始まっていますが・・・、いよいよ、南口広場へ通じる地下通路の瓦屋根とその上の「天守タワー」の撤去作業をするための囲いがされました。

☆工事終了後は、天守タワーの撤去は仕方がないとしても、残念なことに通路上の重厚な瓦屋根も無くなり、安っぽい自転車置き場の屋根みたい?になってしまうようです。

☆話は変わりますが・・・、安土駅側から東の繖山(観音寺山)を眺めると、最近、山の様子が変わってきているのを御存じですか

☆安土文芸の郷の後方山麓部から中腹にかけて「蛇」のような、「竜」のような模様が描かれているような・・・。

☆これは、山の中腹にある寺院「桑実寺」に通じる「防災道路」の工事が始まったのですよ
☆「防災」で思い出すのは、2001(平成13)年5月19日に発生した「繖山山林火災」ですね。
☆昼間、安土城考古博物館の後方山麓から発生した「山火事」はあっという間に燃え広がり(23日まで)、当時、自警団をしていた私も夕方から夜にかけて中腹にある「桑実寺本堂」まで消防ポンプのホースを架ついて上がりました。本堂の裏の真っ暗な山林に入り消火の準備をするのですが、山の向こう側まで火が迫っているのか「変に」明るくて、焦げくさくて、怖かったなあ。
☆結局、「本堂」界隈には充分な「水源」が無くて「私」は役立たずでした。
☆ですから「防災道路」は必要ですね

☆で、話を今に戻しますが、アップした写真を見て、その道路の形に、私は繖山の「ドラゴン道路」と云わせてもらいますよ
 でわ。