・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

教えないほうがよいこともある

2015年03月06日 | つぶやきの壺焼

何の都合なのか知らされないままに、図体だけは大きくなった18歳の子どもに、国会議員、地方議会議員、地方公共団体の長の選挙権があることにしようという法案が決められようとしています。

18にもなって、年下の子供に、殺傷凶行の仲間に入れと引っ張り込むようなバカがいるという事件の取り調べ中に、なぜこんなことをあわてて決めるのでしょうか。

人として、してはならないことがわからないうちは、まだ子どもです。
してはならないことが、身に沁みてないのは、やはり教育の仕方に問題があるのでしょう。
貧富の差などは、影響があったとしても、ずっと外縁のことでしかないでしょう。
おカネモチでも、退屈まぎれに、してはならないことをしますから。


小学校の学習指導要領には、道徳の章に、してはならないこととして、
▼ わがままをしない
▼ うそをついたりごまかしをしたりしない
▼ だれに対しても差別をすることや偏見をもつことをしない
これだけしか書いてありません。

ほかには、ああなるよう、こうするようということが、ずらずら並んでいるだけです。
してはならないことが、これは教えるほうのこととして、もう一つだけありました。
道徳の時間に関して数値などによる評価は行わない、とされています。
できるはずのないことはしないという、あたりまえのことです。

何かだいじなことが、抜け落ちていないでしょうか。
教えてはならないことが示されていないのです。
決められたことを教えれば、あとは何を教えてもよい、俺は私は先生だから、そう思っている先生が、本当にどこにもいらっしゃらないでしょうか。

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