アイスクリーム専用のスプーンがあります。
普通のティースプーンはクビのことろが細くなっていて、お茶の熱が手に伝わりにくいようにできていますが、アイスクリーム用はその反対で、持つ手から体温が固いクリームに伝わって、融けやすく食べやすくする形になっています。
スプーンのクビは太いだけ無駄だったのが、太さが役にたつこともあるのでした。
このクビが、無駄に太いとはだれも思わないでしょう。
日常、無駄に見えてそうでないこともあります。
リクリエーションと呼ばれる行為は、次の仕事によい影響を与えます。
仕事の場でも、こういう時間や空気がよい効果をもたらします。
しかしそれは、適時挿入されるから無駄にならないので、議会で、始めから終いまでそんなことばかりをやられては困ります。
些事にも、だいじなことがあります。
そのだいじさ加減は、場合との相関がまただいじなのです。
アイスクリーム用のスプーンで、熱いお茶をかきまわしてはいけません。
やけどをしないまでも、アチチということになりますから。