1月21日は赤羽ハーフマラソンであるが10日前から天気予報が大雨予報。
このポジティブ思考のSさんのブログを読んでレースに参加したので感謝感謝である。
アームカバー
10日も前の天気予報なら当日までには変わって走れるだろうと思っていたが前日になっても雨予報は変わらず。
昨日届いた何件かのランナー仲間からは○○さんと○○さんはDNS(DONT START[出走前棄権])するらしいよ、という情報や○○さんは出るらしいよ、と様々なLINE入ってくる。
私も雨のレースは走りたくないのでDNSの可能性がかなり色濃くなって来ていました。
しかし私がライバル視しているSさんのブログを読んでみると「雨の中でもハーフの自己ベストを目指してスタートラインに立つ」と書いてある。
私もスタートラインに立たないわけにはいかない。とりあえず明日の朝5:30に起きて天気予報を見てから行くか行かないかを決めることにする。
そして5:30に起きてみると外は雨音が聞こえるくらいの土砂降り。起きて行く準備を進め
たいが怠け心に勝てない。結局30分ほど布団の中で考えに考えて、行くことを決断。
11:05スタートと比較的遅いスタートなので
8:12発の新幹線で赤羽駅に向かう。
赤羽駅を降りて外に出てみると雨はやんでおらず普通に降っている。そして手袋をしているにも関わらず寒い。
この寒さで雨に濡れて走ったら風邪ひく確率がかなり高いような気がして走らずに引き返そうと何度も何度も思うが意外にも他のランナーさん達は普通に会場に向かって歩いて行く。
「みんな平気なのか???」
ランナーさん達について歩きながら、私も会場に着くが、着替える気にもならない。
更衣室はテントが1つあってその中で着替えるのだが更衣室に入るのも長蛇の列。
狭いテントの中でみんな着替えて
いる。
ブルーシートが敷いてあるが泥だらけ。
まだ走る気になれない自分がいる。
帽子を被りアームカバー、防水手袋をして合羽を着て、できる限りの防寒対策で更衣室の外に出る。
いつもならアップをするのが通常なのだが、あまりにもゆっくり着替えていたのもあってすぐにスタート地点に向かわなければいけない時間になっている。
濡れてみると思っていたよりも気温は寒くなく感じる。
風はあるが、天気予報で調べていた風速4mほどはないように感じる。
スタート地点に並んで15分ほどでスタートの号砲が鳴る。
2週間前にハイテクハーフマラソンで全く同じコースを走っているので、コースは熟知しているつもりでしたが、コースに水溜まりがあるのが2週間前と違う。
水溜まりを避けながら、速いランナーを風よけにして走る。
コンディションが悪い割に2週間前よりも1kmあたりのラップが良い。
上手く走れれば目標の1時間20分を切れるかもと頭をよぎり、テンションが上がる。
雨は変わらず降っているが走り出してみると意外にも気にならない。
通常ならスタートしたら合羽を脱ぐのだが、脱ぐタイミングもなく合羽を着たまま走る。
スタートからずっと同じ集団で走っている速い女性にピッタリついて走る。
しかしラスト3kmでついていけなくなり、女性ランナーより遅れてゴール。
手元の時計で1時間20分27秒。
2週間前の1時間22分2秒より1分半速いタイム。
このコンディションの割に良いタイムで走れたように思う。
ゴール後、2週間前にもハイテクハーフマラソンで一緒に走って写真撮影したSさんと記念撮影。
このポジティブ思考のSさんのブログを読んでレースに参加したので感謝感謝である。
また2週間後に別府大分マラソンで一緒に走る予定。
走る前はかなりネガティブな気持ちに支配されていたが、このコンディションのレースを走ったことでランナーとしての経験値を上げたはずである。
着替えながらネットで速報順位を調べると50歳代の4位に入賞していた。
6位までが表彰台に上がれるので、表彰式に参加。優勝した人のタイムまで1分なかったので、来年は優勝したい気持ちになり朝の走らず帰りたい気持ちはどこかにとんでいた。
しかし雨のレースの大変なのはここからである。
着たもの、履いたもの、着替えを入れたゴミ袋、全てが泥だらけなのである。
家に帰って家族のものとは別に洗濯をする。
4位の賞品は
湿布や消炎鎮痛剤の塗り薬、マスクや足の疲れをとるシートなどなど。
娘に見せたら、凄く喜んでもらえた。
参加賞は
アームカバー
今日は防寒として普段使わないアームカバーをしたせいか、脚ではなく腕と肩が筋肉痛になっている。
次回雨が降るレースに出るときはこのアームカバーを使わせてもらおう。
しかしもう今日のようなコンディションのレースは懲り懲りである。
なるべくレースは晴れて欲しいなぁー。