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ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

アマゴイルリトンボの連結飛翔と産卵

2019-09-07 17:00:00 | 昆虫

夏休みシリーズの写真です。
長野県と新潟県の県境の「しろ池の森」で撮ったアマゴイルリトンボです。























アマゴイルリトンボ
アマゴイルリトンボは北東日本の山地に局地的に分布する希少なトンボで、
そのおよそ南限近くにしろ池があります。(南限はしろ池の長野県側にある角間池)
原の館の駐車場に車を停めて1kmぐらい歩くとしろ池があり雨飾山の登山道入口にもなっています。

早朝に到着したとき池にはクロイトトンボがいるだけでアマゴイの気配はありません。
池の散策路を周るとチラホラいましたが数は少ない感じです。
10時を過ぎても池にはクロイトトンボとギンヤンマだけでしたが、
10時40分ぐらいになるとアマゴイルリトンボが連結しながら集団で飛んで来て産卵を始めました。
羊草で撮りたかったのですが水中に沈んだ細い水草に集中して産卵していました。
ひと通り止まりものを撮ってから飛びものをたくさん撮りました。
一息ついているとたくさんいたペアが次々と連結を解いて林縁へ引き上げて行きました。
時刻を見ると12時前でした。






ギンヤンマ
退屈しのぎのギンヤンマ連結産卵です。
前々からこの「ギン」ヤンマという名前には違和感しかありません。
どちらかと言えばミドリヤンマのほうがふさわしいと思うのですが。。。






クロイトトンボ
早朝はクロイトトンボの天下でした。
そして、アマゴイ君は羊草は好みではないようです。





フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏









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ベニヒカゲとミヤマモンキチョウ

2019-09-05 17:00:00 | 昆虫

夏休みに長野の湯の丸高原で撮った蝶です。




ベニヒカゲ
日本の高山蝶14種の中でも一番見やすい蝶です。
湯の丸高原のあちこちで普通に見られました。
なかなか花に留まらず撮影に時間がかかってしまいました。
早朝のほうが撮りやすいのかもしれませんね。
ちなみに、獣糞にはいっぱい集まっていました。
人の服や帽子などにもよく留まりカメラの黒色にも寄ってきました。
1頭来ると複数が集まり集団になる感じで面白い習性でした。






ミヤマモンキチョウ
これも日本の高山蝶14種の1つでとっても希少種です。
太陽が雲間から見えると飛び始め曇ると隠れます。
素早くてなかなか止まらないので撮影には苦労しました。
それに、発生終盤のようで新鮮な個体がいなかったのが残念でした。
来年、もう少し早い時期に行かなければと思います。

ここでのもう1つの高山蝶のミヤマシロチョウですが、
ミヤマモンキチョウやベニヒカゲに時間がかかり烏帽子岳まで登れず撮れませんでした。
来年、余裕があれば登ってみたいですね。








コヒョウモン
綺麗なヒョウモンチョウで湯の丸高原に限らずあちこちで見られました。
サイズが小さいので大き目の花と一緒に撮ると絵になります。







キアゲハ
どこにでもいる普通種ですけど新鮮な個体でいい感じで撮れました。






アサギマダラ
夕方になるとほとんどの蝶は見えなくなるのですが、
アサギマダラだけは遅い時間までゆっくりと吸蜜してくれるので、
いい遊び相手になってくれます。






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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ヤマキチョウとミヤマカラスシジミ

2019-09-03 17:00:00 | 昆虫

夏休みの蝶々の写真がもう少し続きます。
富士山麓の本栖高原では花が少ないながらヤマキチョウやミヤマカラスシジミが撮れました。

ヤマキチョウ
丸っこかったので一目見てスジボソではないと分かりました。
花に来るところを撮りたかったんですけど、
残念ながら葉の裏で休んでいるところしか見つけられませんでした。
雌は緑っぽいこともあり日陰で色が出ていないのが残念です。
まあ、環境に溶け込んだ写真ということでこれもアリかなと思います。







ミヤマカラスシジミ
ほとんど翅を開かないとの話でしたが確かに全く開く気配はありませんでした。
見た目はゼフィルスなんですけどゼフィルス25種には入らないそうです。







ホソバセセリ
綺麗な斑点のセセリが交尾中でした。
近畿にはいない蝶なので初めて見ました。






ホシチャバネセセリ
とっても小さなセセリですが写真では小ささが伝わりにくいですね。
富士山麓では比較的安定して見られるそうですが、
他ではなかなかの珍蝶のようです。







フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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クロシジミとクロオオアリ

2019-09-01 17:00:00 | 昆虫

鳥がいないので夏休みの蝶々シリーズが続きます^^;









クロシジミ
クロシジミの幼虫は若齢のときはアブラムシと共生し、
4齢ぐらいからクロオオアリの巣に運ばれて共生します。
ちょっと複雑な生態のため分布は局地的になります。

写真1枚目は産卵中の雌で緑色の卵とクロオオアリも写っています。
名前の通り表翅も黒いですが真っ黒という感じではなく濃い茶色ですね。
周りには10頭ぐらいはいましたが少し離れると全くいませんでした。
ピンポイントでしかいないので知らないと見過ごしてしまう感じですね。







ミヤマシジミ雌
割と新鮮な個体が1頭だけいました。
雌のほうが赤斑が多く鮮やかで綺麗ですね。






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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乗鞍高原のカオジロトンボ

2019-08-30 16:00:00 | 昆虫

乗鞍高原の牛留池に生息するカオジロトンボです。




カイジロトンボ
高山性のトンボで中部山岳や北海道などの涼しい場所に生息しています。
顔というか目の下が白いのが特徴で黒色のボディに入る赤や黄色がオシャレです。
水草が枯れ始めていて絵的にはイマイチでした。






ルリイトトンボ
本州では高地のイトトンボになります。
これもたくさんいました。






ウラナミシジミ
マメ科の花に卵を産むので害虫扱いされることもありますが、
翅裏の波模様が特徴的で綺麗な蝶です。





モンキチョウ
花の黄色に負けない美しさですね。





アカセセリ?
アカセセリとコキマダラセセリの見分けは素人には難しいのですが、
アカセセリだったらいいなぁと思い載せてます^^;






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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ゴマシジミの生息地

2019-08-28 17:00:00 | 昆虫

夏休みに撮ったゴマシジミです。









ゴマシジミ
いくつかのシジミチョウはアリと共生関係を持っていて食草とアリがセットでいなければ繁殖できない感じです。
ゴマシジミは食草のワレモコウ(割苺香)とクシケアリという里山に棲むアリが必要になります。
この場所はゴマシジミを保護地で採集禁止なのでネットマンもおらず平和に撮影ができます。
忙しく飛び回る蝶ですがワレモコウに留まると不思議と長くじっとしてくれました。

少し気になったのはゴマシジミの保護地の割には斜面のワレモコウが刈られていたり、
畑地で農薬の散布をしていたりしたことです。
蝶が大切で保護しているというよりはネットマンを入れないために保護地にしている感じがして、
この先どうなるのかやや不安な印象がしました。






ベニシジミ
どこにでもいる普通種ですがいつ撮っても綺麗でいい蝶です。





モンキチョウ
これも普通種ですが新鮮な個体はとっても綺麗なんですよね。





エルタテハ
車内で休憩していたら窓から入ってきて車の天井で20分以上休んでいました。
日陰を好む性質なんだと思いますが愛想がよくて見ていて飽きませんでした。
名前の由来は翅裏の白いL字模様です。





ネキトンボ
アカトンボの中では一番赤くなり翅の基部まで色が入るのが特徴です。
箕面にもいる普通種ですがいつ見ても美しいトンボですね。






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏









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乗鞍高原のクジャクチョウとコヒオドシ

2019-08-23 16:00:00 | 昆虫

乗鞍高原の畳平のお花畑で撮った蝶です。






クジャクチョウ
花はいっぱい咲いていましたが蝶の数はとても少なかったです。
ほんの数頭のクジャクチョウでしたけどサービスはよかったです。






コヒオドシ
見る限り1頭いただけでしたが一度だけ近くに来てくれました。
相変わらず綺麗な蝶ですね。

両種とも北海道に行けば平地にもたくさんいる蝶ですが、
本州では中部山岳まで行かなければ見ることのできない蝶です。
この環境がいつまでも守られるといいですね。






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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峠の林道のオオゴマシジミ

2019-08-21 16:00:00 | 昆虫

夏休みに撮った超希少種のオオゴマシジミです。



オオゴマシジミ
オオゴマシジミは非常に希少なシジミチョウで確実に見ることができる場所が限られています。
今回は長野県と岐阜県の県境にあるオオゴマシジミで有名な阿某峠(敢えて当て字)に行きました。
この峠にはカーブが多数ありその11号カーブに歩いて入れる林道があります。
その林道の入口付近や奥にはオオゴマシジミの食草であるカメバヒキオコシが生えています。
オオゴマシジミは地面からそう高くない位置を縫うように飛びまわります。
なかなか止まらず諦めかけましたが目をつけていたクガイソウの花に1回だけ留まってくれました。






ジョウザンミドリシジミ
オオゴマシジミの待ち時間に遊んでくれた綺麗なゼフィルスです。
この辺りでは優占種のようでいっぱいいました。
10時ぐらいには一斉に姿を消していきました。





コヒョウモン
落ち着いた蝶でいいモデルになってくれました。





コキマダラセセリ
アカセセリがいたらラッキーかなと思ってカメラを向けました。
翅裏しか見えないので断定はできませんが多分コキマダラセセリです。





サカハチョウ
普通種ですがよく翅を開くのでついカメラを向けてしまいます。




余談ですが、この場所で気になったのは網を持ったハンターが余りにも多いことです。
この手の人たちは綺麗な個体を根こそぎ採集して持って帰って標本にする感じなので、
写真を撮っているこちらとしてはどうにも邪魔な存在でしかありません。
中には集団でやってきて草地で網を叩きまくる連中もいて気分が悪くなるほどでした。
きっとネットオークションなどでも標本の売買がされているんでしょうね。
趣味とはいえ生き物を殺して箱に入れて並べてそれを見て楽しむなんて悪趣味の極みです。
ああはなりたくないなという人間の見本のように思います。
そろそろ昆虫は種を決めて採集禁止にしなければいけないと思うのですがね。






フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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東日本亜種のクロツバメシジミ

2019-08-15 18:30:00 | 昆虫

夏休みに長野県で撮ったクロツバメシジミです。
今回の信州旅行では野鳥よりも蝶々を意識していろいろ撮りました。
















クロツバメシジミ(東日本亜種/長野県産)
クロツバメシジミは多肉植物のツメレンゲが食草なので分布が局地的です。
翅の表側が黒いのが特徴で裏側の模様は薄いドットが並んでいて割と地味です。
クロツバメシジミには東日本亜種(岐阜県より東側)と西日本亜種(兵庫県より西側)などがいます。
ツメレンゲの花の時期は終わっていましたが周囲に蝶はたくさんいました。
年に3回ぐらいは発生するらしく秋まで見られるようです。

機会があれば西日本亜種や愛知県のムシャクロツバメシジミも撮ってみたいなと思います。




おまけショット

コオニヤンマ
ヤンマと名がつくサナエトンボの仲間です。
いつ見ても格好いいですね。







フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏









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ミヤマシジミの生息地

2019-08-12 12:16:00 | 昆虫

岐阜県の温泉地で偶然ミヤマシジミを見つけました。













ミヤマシジミ
ふらっと寄った温泉地でシジミチョウが群れているのを見つけて撮影し、
調べてみると中部と関東の山岳部のみに分布するミヤマシジミでした。
食草はマメ科のコマツナギで紫色の花が特徴です。
ミヤマシジミの雄は翅の表側が綺麗な薄紫色で雌は黒地に朱色の斑点です。

ミヤマシジミの近縁種にはヒメシジミとアサマシジミがいますが、
翅の微妙な模様や配色の違いで見分けます。
今回は下翅の裏面の黒いドットの1b/1c/2/3/4室に青色鱗粉があることと、
尾の付根に一番近い黒点(エキストラポイント)がはっきりしていることと、
雄の翅の表面の薄紫色の入り方でミヤマシジミと判断しました。
(2頭並びの老成個体も総合的に見てミヤマシジミと判断しました)
※内容に間違いがあればご指摘ください。

ミヤマシジミの分布は中部山岳から関東の山間部までの狭い範囲で、
西日本には分布していないので撮る機会に恵まれてよかったです。













フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏








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ハラビロトンボの楽園

2019-07-24 16:00:00 | 昆虫

初夏に撮ったハラビロトンボです。




ハラビロトンボ
若いときは麦わら色で成熟すると青黒になります。
尾がとても太いのが特徴で小さい割に目立ちます。
縄張り意識が結構強くて雄同士で追いかけ合いばかりしていました。







ヨツボシトンボ
ハラビロトンボよりひとまわり大きいのですが、
やや臆病なトンボで数も少なかったです。






モリアオガエル
目が黄色に見えますが場所的にモリアオガエルかと思います。
モリアオガエルの時期ももう終わりですね。。。







フォトチャンネルです。
オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏


アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏










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アオハダトンボの清流

2019-07-21 17:00:00 | 昆虫

初夏に撮ったアオハダトンボです。





アオハダトンボ雄
今年は梅雨入りが遅かったのでアオハダトンボの出現も遅かったです。
梅雨に入ると川が増水し交尾や産卵を撮影するタイミングがつかめず、
アオハダトンボのシーズンが終わってしまった感じです。






ニホンカワトンボ
このニホンカワトンボやミヤマカワトンボは割と早めに発生して遅くまで見られますね。






オオサンショウウオ
昼間に堂々と川の真ん中にいました。
とても大きく80cm以上はあったと思います。
ここまで大きくなるのに何年かかるのでしょうかね?





フォトチャンネルです。
オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏


アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏










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北海道のコサナエ

2019-07-10 16:00:00 | 昆虫

北海道で撮ったコサナエです。
もともとサナエトンボと呼ばれていたものが最終的に4種に分化してコサナエ属を形成しています。
その中でもコサナエは主に北方や日本海側に分布するので今回撮れてラッキーでした。






コサナエ(北海道産)
コサナエ属は4種いて北海道にはコサナエしかいないのでコサナエで間違いないです。
大きさは4cmぐらいでとっても小さくて可愛らしいです。
主に東日本に分布していて近畿・中国地方では日本海側がメインなので、
自分にとってはなかなか出会えないトンボです。
他のコサナエ属は5cmぐらいある印象なので北海道の個体群は少し小さいのかも知れませんね。


ちなみに、コサナエ属4種は
・コサナエ(北海道・本州北東部と近畿・中国地方の日本海側・紀伊山地)
 胸側黒条1本・前胸部のL字の横に黄色い点と細い筋・雄の尾部上付属器背面に突起なし
・オグマサナエ(本州南西部・四国・九州=紀伊山地以外はコサナエと分布が被らない)
 胸側黒条1本・前胸部のL字の横に黄色い点と細い筋・雄の尾部上付属器背面に突起あり・腹部第10節が長い
・タベサナエ(本州西南部・四国・九州)
 胸側黒条1本・前胸部のL字の横に黄色い点のみ・雄の尾部上付属器背面に突起あり
・フタスジサナエ(本州西南部・四国・九州)
 胸側黒条2本・前胸部のL字の横に黄色い点と細い筋・雄の尾部上付属器背面に突起あり
になります。

コサナエ属は胸の模様の微妙な違いや尾の先端の細かい形状で見分けます。
コサナエ・オグマサナエ・タベサナエの特徴は胸側の1本とちょっとの黒条でフタスジサナエは2本です。
前胸部L字の横の黄色い点の下に細い筋があればコサナエかオグマサナエで黄色い点だけならタベサナエです。
コサナエは腹部第10節がオグマサナエに比べて短いことで見分けます。
雄の場合はコサナエには尾部上付属器背面に突起がなくオグマサナエには突起があることでも見分けられます。




比較写真


オグマサナエ雄
5/10日に地元箕面のビジターセンターのベンチ周りにたくさんいました。
箕面ダムで生まれた個体が一旦水場を離れてやってきた感じです。
同所にいたシオヤトンボより少し大きく目測で5cmぐらいあり、
北海道のコサナエより1cmほど大きい感じです。
箕面ではオグマサナエは4・5月のトンボで6月には姿を消してしまいます。
尾部第10節(付属器のある節)を比べるとオグマサナエのほうが長いことがわかります。
箕面近辺にはコサナエは分布しないので胸側黒条が一筋ならオグマサナエで二筋ならフタスジサナエです。





タベサナエ雌
5/25日に滋賀県北部で撮ったタベサナエ雌です。
胸のL字の横が黄色い点だけなのでタベサナエと判断できます。
これもコサナエに比べて1cmほど大きい感じがします。
タベサナエは雌をよく見かけるイメージで雄は余り見かけない感じです。

あとフタスジサナエを撮れていればコサナエ属4種コンプです。
フタスジサナエは箕面のオグマサナエと産地が重なり2週間ほど遅れて出現するのでまた来年ですね。






フォトチャンネルです。
オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


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ヤイロチョウ営巣~2017夏










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北海道のモイワサナエ

2019-07-08 16:00:00 | 昆虫

北海道ではクマゲラついでにトンボ散策をしました。
運よく関西にはいないモイワサナエ(ダビドサナエ属)を撮ることができました。



モイワサナエ雄(北海道産)
北海道の藻岩山で見つかったのでモイワサナエと名づけられました。
長野県~茨城県以北の北東日本に分布するトンボで北海道では普通種です。
普通種と言ってもそれなりの環境に行かなければ出会えないのと、
サナエなので初夏までの短い期間しか見られないのでやはり貴重なトンボです。
西日本にはよく似た亜種ヒラサナエと亜種ヒロシマサナエが分布しています。
大きさは4cmないぐらいでシオカラトンボより一回り小さい感じです。







モイワサナエ雌(北海道産)
雌は雄と同じ緑色タイプと写真のような黄色タイプがいます。
今回は運よく黄色い雌を見ることができました。
胸前部のハの字型の黄色が特徴的です。

ちなみに、ダビドサナエ属は
・ダビドサナエ(本州・四国・九州・壱岐・対馬)
・クロサナエ(本州・四国・九州)
・基亜種モイワサナエ(長野県~茨城県以北の北東日本)
・亜種ヒラサナエ(滋賀県・京都府・兵庫県・岡山県など)
・亜種ヒロシマサナエ(広島県・岡山県・鳥取県)
の3種2亜種に分類されます。

クロサナエとダビドサナエは胸側の黒条が2本あり、
クロサナエはその2本が胸部気門を取り囲むようにつながっていてダビドサナエはつながっていません。
モイワサナエ・ヒラサナエ・ヒロシマサナエの3亜種は胸側の黒条が1本半で通常は産地で見分けます。
この3亜種は雄の尾部付属器の細かな違いで見分けは可能ですが雌の見分けは困難です。





比較写真



ダビドサナエ雄雌(対馬産)
GWに対馬で撮影したダビドサナエで1・2枚目は雄、3枚目は雌で全て羽化したてのテネラルです。
モイワサナエと模様が似ていますが胸側部の黒条が2本あることで見分けます。
対馬には小型サナエはダビドサナエしか分布していないので見分ける必要がなくてよかたです。
対馬のダビドサナエは里山の小川の岸で羽化していました。

この2本の黒条が胸部気門を取り囲むようにつながっていればクロサナエです。
クロサナエは兵庫県の山中の渓流で見かけました。
ヒラサナエとヒロシマサナエは局地分布なのでどこにいるやら・・・。






おまけショット

エゾイトトンボ
北海道では一般的なイトトンボです。
オゼイトトンボ・キタイトトンボに似ていますが目の上に青い模様が半月型なので見分けられます。
雄は腹部第2節背面の黒斑がスペード型に見えるのも区別のポイントです。







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橙色翅型のアサヒナカワトンボとニホンカワトンボ

2019-06-28 16:00:00 | 昆虫

橙色翅型のカワトンボ雄2種が撮れたので一緒に載せて比べてみることにします。
カワトンボにはアサヒナカワトンボとニホンカワトンボの2種がいます。
箕面近辺では山間部に雌雄とも透明翅のアサヒナカワトンボ、
平地には雄の多くが橙色翅になるニホンカワトンボが生息しています。

今回は高知県でアサヒナカワトンボの橙色翅型を撮ったので、
関西と北海道で撮ったニホンカワトンボの橙色翅型とともに載せていきます。



アサヒナカワトンボ雄(橙色翅型)
四国と紀伊半島の中央構造線から南部はニホンカワトンボは分布していないので、
撮影場所の高知から考えてアサヒナカワトンボです。
特徴としては
①翅の先端付近にある縁紋が比較的短い
②翅脈が比較的粗く縁紋下側の横脈は4本程度(雌は3本程度)
になります。
ひと目見てアサヒナカワトンボだろうと感じました。
写真で見ると縁紋が短く翅脈が粗い感じはしますね。
あとは胸部が少し小さく体格が少し小さい感じもします。
橙色翅型のアサヒナカワトンボは関西にはいない型なので撮れてよかったです。








ニホンカワトンボ雄(橙色翅型)
関西で橙色翅型になるのはニホンカワトンボだけです。
①翅の先端付近にある縁紋が比較的長い
②翅脈が比較的細かく縁紋下側の横脈は7本程度(雌は5本程度)
ニホンカワトンボは里山の小川に行けば普通にいます。
透明翅型と橙色翅型が半々ぐらいの感じが多いと思います。







ニホンカワトンボ雄(橙色翅型)
こちらは北海道産のニホンカワトンボです。
もともとヒガシカワトンボと呼ばれていたように、東日本に多く分布しています。
北海道にはアサヒナカワトンボは分布しておらずニホンカワトンボだけです。







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