橙色翅型のカワトンボ雄2種が撮れたので一緒に載せて比べてみることにします。
カワトンボにはアサヒナカワトンボとニホンカワトンボの2種がいます。
箕面近辺では山間部に雌雄とも透明翅のアサヒナカワトンボ、
平地には雄の多くが橙色翅になるニホンカワトンボが生息しています。
今回は高知県でアサヒナカワトンボの橙色翅型を撮ったので、
関西と北海道で撮ったニホンカワトンボの橙色翅型とともに載せていきます。



アサヒナカワトンボ雄(橙色翅型)
四国と紀伊半島の中央構造線から南部はニホンカワトンボは分布していないので、
撮影場所の高知から考えてアサヒナカワトンボです。
特徴としては
①翅の先端付近にある縁紋が比較的短い
②翅脈が比較的粗く縁紋下側の横脈は4本程度(雌は3本程度)
になります。
ひと目見てアサヒナカワトンボだろうと感じました。
写真で見ると縁紋が短く翅脈が粗い感じはしますね。
あとは胸部が少し小さく体格が少し小さい感じもします。
橙色翅型のアサヒナカワトンボは関西にはいない型なので撮れてよかったです。


ニホンカワトンボ雄(橙色翅型)
関西で橙色翅型になるのはニホンカワトンボだけです。
①翅の先端付近にある縁紋が比較的長い
②翅脈が比較的細かく縁紋下側の横脈は7本程度(雌は5本程度)
ニホンカワトンボは里山の小川に行けば普通にいます。
透明翅型と橙色翅型が半々ぐらいの感じが多いと思います。


ニホンカワトンボ雄(橙色翅型)
こちらは北海道産のニホンカワトンボです。
もともとヒガシカワトンボと呼ばれていたように、東日本に多く分布しています。
北海道にはアサヒナカワトンボは分布しておらずニホンカワトンボだけです。
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