ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・ダイビングの水中写真の3本柱でブログをしています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
大阪近辺で長い天体望遠鏡レンズ(BORG77ED2/71FL)に迷彩テープを貼っている若手がいたらきっと自分です。 最近はOLYMPUS M.ZD300mmF4で撮ることが多いですが・・・。
鳥の数は数えていないので何種類撮ってるかわ分かりませんがたくさん撮っています^^ 数を数えることよりも好みの野鳥をじっくり撮ることに重きをおいています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS E-5(水中用) / OM-D E-M1 MarkⅡ(メイン機) / OM-D EM-5(サブ機)
レンズ;BORG77ED2 510mm(F6.7) / BORG71FL 300mm(F4.2) / ZD50mm Macro(F2.8) / OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / M.ZD75mm(F1.8)

撮影地は近場では大阪の北摂の公園・大阪城・淀川河川敷・巨椋干拓地など。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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大阪府下最大のナニワトンボの産地

2021-10-17 17:00:00 | 昆虫

毎年撮影している大阪府下最大の産地(枚方市の大きな公園で調べれば分かります)でナニワトンボを撮影しました。
ナニワトンボは青いアカトンボとして有名で今年もたくさん見ることができました。














ナニワトンボ 10/2日撮影
この日は快晴の微風でトンボ撮影にはいい条件で交尾産卵が期待できました。
ナニワトンボが活発に活動する10時から13時に合わせて9時半に現着。
散策を開始するとポツリポツリと雄が樹林から降りて来ました。
初めは少ないなと思いながら見ていましたが10時半ぐらいになると
目も慣れてきておよそ3m四方ごとに1頭は雄がいる感じになってきました。
単独雄をいくつか撮影し交尾や連結個体を待ちますがなかなか見つかりません。

11時を過ぎて移動しようと思い歩き始めると交尾態が1つ飛んで来ました。
その交尾態を撮影し辺りを見回すと連結姿勢で休むもう1ペアを発見し撮影。
その後も3ペアほど交尾態を見つけてそれなりに撮影することができました。
ナニワトンボは水辺から少し離れた草地や地面に連結打空産卵をしますが、
それを撮影するには草が邪魔で撮る気になれず見ているだけでした。
合間にコノシメトンボやオオアオイトトンボを撮影し、
12時過ぎに最後の交尾態を上手く撮影できたので終了としました。
帰りがけに各ポイントをチェックしましたが産卵ペアはいくつか見られたので、
条件によっては2時前ぐらいまでやっているのかなとい感じでした。

気になったのは今年は雨の影響で池の水位が高く産卵場所がかなり陸側に寄っている点です。
ナニワトンボの卵は冬越したのち春の雨で池に流されて孵化するのですが、
カラカラの草地に産まれた卵は果たして池にたどり着くのでしょうか?
まあ、来年も変わらず大発生してくれると思いますが。

ちなみに、ナニワトンボは日本特産種で分布は主に瀬戸内になります。
主な産地は大阪・兵庫・和歌山・岡山・広島・香川・愛媛などで、
当地や兵庫県の播磨平野では多く見られますが希少なトンボに変わりはないです。





おまけショット


コノシメトンボ
赤とんぼの中で一番赤くて熨斗目斑まである綺麗なトンボです。
活動時間が早いトンボで昼前には行方不明になりました。





アキアカネ
珍しくもないトンボなんですが水面を入れて撮ってみました。





アオイトトンボ
たくさん居すぎてあまり撮る気にならないトンボですが交尾態を横から撮ってみました。







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マダラナニワトンボの交尾態

2021-10-12 16:00:00 | 昆虫

マダラヤンマの次と言えばやはりマダラナニワトンボです。
秋を代表する希少なトンボで1年に1度は撮りたいトンボです。








マダラナニワトンボ 9月25日撮影
この日は快晴で絶好の撮影日よりでしたが何故かマダラナニワトンボの数が少ない。。。
しかも、11時を過ぎて少し風が吹き出し連結産卵のペアが飛ばされて行く。。。
厳しい撮影でしたが水面の茎に交尾態が留まってくれました。
おかげですっきりした交尾態が撮れて何とか来た甲斐があったと言う感じです。

マダラナニワトンボは地味ですが希少なトンボなので、
これからもできる限り撮り続けたいと思います。





おまけショット

ネキトンボ
この池に常駐している大型のアカネです。
ショウジョウトンボより赤くて綺麗ですね。





ヒメアカネ
マユタテアカネかと思ってよく見るとヒメアカネでした。
割と落ち着きのあるアカネなので撮りやすいです。





ナツアカネ
帰り道に寄った池にたくさんいました。
全身赤くて綺麗なアカネです。






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秋のマダラヤンマ交尾態

2021-10-04 16:30:00 | 昆虫

9月の3連休にマダラヤンマを撮りに行きました。







































マダラヤンマ 9/19-20日撮影
今年はマダラヤンマの当たり年のようで、
池を一周すれば15頭ぐらいの雄が飛び回っていました。
日曜日は台風通過後で気温が高くて落ち着きがない感じでしたが、
月曜日は涼しく朝から交尾態をいくつか撮ることができました。
留まりものはいくらでも撮影できるので光や背景を選んで楽しめ、
風がなかったのでホバリングもいい感じで撮れました。

マダラヤンマは一番遅く出現する比較的小さなヤンマで、
ルリボシヤンマやオオルリボシヤンマの仲間です。
留まり方が独特で普通のヤンマのようにぶら下がるのではなく、
細長いガマの葉などにナナメ向き~水平に留まる感じです。
複眼は青く体色も見ての通り空色と黒色の斑模様でとっても美しいヤンマです。
北方系のヤンマのため暑さを好まず分布も中部以北となっています。

マダラヤンマの活動は朝と夕方なので、
撮影は8時から11時と14時から17時が狙い目になります。
今回は交尾態が早々に撮れたので後はあまり動かず目の前に来たのを撮る感じでした。
写真はおよそ撮った順に並んでいます。







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