ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・ダイビングの水中写真の3本柱でブログをしています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
大阪近辺で長い天体望遠鏡レンズ(BORG77ED2/71FL)に迷彩テープを貼っている若手がいたらきっと自分です。 最近はOLYMPUS M.ZD300mmF4で撮ることが多いですが・・・。
鳥の数は数えていないので何種類撮ってるかわ分かりませんがたくさん撮っています^^ 数を数えることよりも好みの野鳥をじっくり撮ることに重きをおいています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS E-5(水中用) / OM-D E-M1 MarkⅡ(メイン機) / OM-D EM-5(サブ機)
レンズ;BORG77ED2 510mm(F6.7) / BORG71FL 300mm(F4.2) / ZD50mm Macro(F2.8) / OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / M.ZD75mm(F1.8)

撮影地は近場では大阪の北摂の公園・大阪城・淀川河川敷・巨椋干拓地など。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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大陸からの飛来種スナアカネを大量に発見!!

2023-11-20 17:00:00 | 昆虫

11月の3連休に大量のスナアカネを発見しました。

オオキトンボの撮影の帰りに時間があったので寄った池で飛来種スナアカネを見つけてびっくりしました。
しかも、結構な数のスナアカネがいて交尾・産卵もたくさん見られて更にびっくりしました。






















スナアカネ雄
スナアカネは大陸からの飛来種で南方系のトンボになります。
雌雄とも目の下側が青灰色になり胸側部に2本の白い線が入るのが特徴です。
体色は朱色の混ざった明るい赤色という感じでナツアカネほど濃くはなくタイリクアカネほど暗くはない感じです。

同じく飛来種のオナガアカネやタイリクアキアカネは日本海側で見つかることが多いのですが、
スナアカネは瀬戸内海や太平洋側でも海沿いの開けた池なら可能性があります。
ちょっと数えると池周りに雄ばかり30頭以上いて完全に優占種になっていました。
面積あたりで考えると80頭は下回らない数がいる感じでスナアカネ祭りという感じでした。
なぜか池周りは雄ばかりで単独雌は見当たらなかったのが不思議な感じでした。















スナアカネ飛翔/連結産卵
どの個体もスレがなくどう考えてもこの池で羽化している感じです。
推測するに春先に飛来したスナアカネがこの池で産卵し7-8月頃に羽化した感じです。
つまり、2化目が大量発生しているということになります。
問題はこの池で越冬して春に代を重ねて発生するのかどうかです。
スナアカネの卵期はおよそ10日、ヤゴ期は80-140日になります。
ヤゴで越冬するには近畿地方の水温では微妙なところですかね。
(寒波が来て池が凍ったらアウトでしょうね。)












スナアカネ交尾
交尾は午前10時前後から11時半にかけてたくさん見ることができました。
地面に留まることが多くあまりいい絵にはなりませんでしたが、
5分ぐらいは交尾をするので割と簡単に撮れます。
スナアカネはこの池では完全に優占種になっていて、
歩くと足元から複数が飛ぶ感じになっていました。

今季、いつまでいるのか気になるのでもう1回ぐらい見に行きたいと思います。
暖冬になればヤゴが越冬してくれるかも・・・と少しだけ期待しています。






ベニトンボ
同じ池にベニトンボも複数いました。
もう関西でも普通種になると思います。






タイリクアカネ
この池の本来の優占種はタイリクアカネですが、
池の端っこの水路に追いやられていました。






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