ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・ダイビングの水中写真の3本柱でブログをしています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
大阪近辺で長い天体望遠鏡レンズ(BORG77ED2/71FL)に迷彩テープを貼っている若手がいたらきっと自分です。 最近はOLYMPUS M.ZD300mmF4で撮ることが多いですが・・・。
鳥の数は数えていないので何種類撮ってるかわ分かりませんがたくさん撮っています^^ 数を数えることよりも好みの野鳥をじっくり撮ることに重きをおいています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS E-5(水中用) / OM-D E-M1 MarkⅡ(メイン機) / OM-D EM-5(サブ機)
レンズ;BORG77ED2 510mm(F6.7) / BORG71FL 300mm(F4.2) / ZD50mm Macro(F2.8) / OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / M.ZD75mm(F1.8)

撮影地は近場では大阪の北摂の公園・大阪城・淀川河川敷・巨椋干拓地など。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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オオルリの巣立ち

2021-06-29 16:00:00 | 野鳥-本州/四国

毎年のことですが歩いても行けるほどの近所でオオルリがいくつか営巣をしています。









オオルリ営巣
ここのペアは去年と全く同じ場所で営巣をしていました。
5月のGW明けから抱卵を始めて6月2日に無事に5羽が巣立ちました。
去年は巣立ちが見れなかったので今年は見ることができてよかったです。
来年も変わらず営巣を見せてくれることと思います。
※ブラインドを張って撮影しています。




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シコクトゲオトンボの羽化

2021-06-27 16:00:00 | 昆虫

ミナミヤンマついでに撮ったシコクトゲオトンボです。




シコクトゲオトンボ羽化直後
ヤマイトトンボ科のトゲオトンボ類は国内には全部で8(亜)種います。
その中でも最も北東に分布するのがシコクトゲオトンボです。
名前の通り四国の固有種で山間の渓流に生息しています。
羽化は早朝の暗い時間から始まるのでなかなか立ち会えませんが、
羽化直後の個体をいくつか見つけることができました。











シコクトゲオトンボ雄
6月のトンボで梅雨明けには姿を消してしまいます。
雄は細流に小さな縄張りを持ち雌が来るのを待ちます。
飛んでもだいたい同じ場所に留まるので見つけると撮りやすいです。
ただ、基本的に暗いところにいるのでストロボなしではなかなか色が出ません。
いくつかは不本意ながらストロボを焚いて撮っています。






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徳島のミナミヤンマ羽化

2021-06-24 16:00:00 | 昆虫

5月30日に徳島にミナミヤンマを探しに行ってきました。







ミナミヤンマ羽化
ヤゴは暗いうちに羽化の準備を始める感じで6時には定位していました。
背中が割れるのは7時頃で10時ぐらいには翅を広げる感じです。
ヤンマの羽化はサナエに比べてゆっくりなのでじっくり撮れるのがいいですね。

ミナミヤンマは四国南部と東部、九州南部から徳之島にかけて分布し、
本州では見られない南方系のトンボで結構な希少種になります。
今年は例年より10日ほど羽化が早かったようで、
羽化数がとても少なく探すのに苦労しました。
また来年、いい時期に行ければと思います。

追記;現地ではミナミヤンマを網で狙うアホ共がいくつか見られました。
昆虫の標本なんて数年で劣化して見る影もなくなるのに、
いい大人が欲に駆られてよくもまああんな大きな網を振れるなぁと思います。
美しいまま写真に収めるほうが何倍もいいものを、
この時代遅れの人たちは命を粗末にして何の自慢になるのだろうか?
と軽蔑の眼差しを向けていた次第です。
なので、ミナミヤンマの生息地に関するお問い合わせは一切なしでよろしくお願いいたします!









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満開のクサフジとオガワコマドリ

2021-06-16 16:00:00 | 野鳥-本州/四国

最近は野鳥撮影は少なくして1人でトンボを撮る時間が多い感じです。
写真整理もあまり進まずカメラにメモリーが溜まりまくっています。
困ったときの在庫写真ということで4月25日に撮ったオガワコマドリを載せます。

この日でオガワコマドリの撮影は最終日になりました。












オガワコマドリ夏羽
夜明けとともに友人と現地へ行く予定でしたが友人が早く着き少し遅れて現地へ。
既にオガワコマドリは出ていたので朝日を背に撮影開始。
最初の3枚は朝の光で鳥に色がついてますが目視でもこの色なので敢えてWBは補正していません。
その後はピカピカの晴天になり撮影もままならなかったので9時で友人と別の場所へ。





別の場所で大きく空振りをし2時半過ぎに戻って来て水浴びを狙いました。
























オガワコマドリ夏羽
3時過ぎに水場へ飛んだので慎重にアプローチし2回の水浴びを存分に撮影。
前日と同様に4時半ごろに水飲みに行ったのでそれもサクっと撮影。
夕方の光が思いの他ほかよくならなかったので適当に撮って終了となりました。
※写真はおよそ撮った順に並んでいます。

何度も通ったオガワコマドリですが夏羽はこれ以上発展せずで終わりました。
やはり、少し若い個体だったのかも知れませんね。
長い滞在でしたが4月末には繁殖地へ旅立ったようです。
大いに楽しませてくれて本当によかったです。









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フタスジサナエとオグマサナエ~コサナエ属のトンボ

2021-06-14 16:00:00 | 昆虫

箕面周辺のコサナエ属のトンボ2種です。



オグマサナエ雄
箕面ダム周辺の開けた場所にはダムで生まれたオグマサナエたくさんいます。
特にGW明けから5月末まではとても多く箕面ビジターセンターの広場にもやって来ます。
オグマサナエは地面に留まる傾向があり特に雄はその傾向が強くなります。
葉にはめったに留まらないのでなかなか絵にならないのが残念です。












オグマサナエ雌
成熟するまでは水辺を離れて林道などの日当たりのいい少し開けた場所で過ごします。
雌は雄に比べて葉に留まりやすい傾向があるのでまずまずの写真は撮れます。
箕面ダム周辺では長谷橋の遊歩道にたくさんいて橋の欄干や鉄柵にもよく留まっています。
4月下旬から6月中旬までたくさん見られますが雌は少し遅れて出現する感じです。





ここからはフタスジサナエです。





フタスジサナエ
胸側部の黒条が2本に分かれているのが特徴です。
オグマサナエと混棲する場合もありますが水際まで草が生い茂っている池に多い感じです。
草によく留まってくれるので見つけやすく撮りやすいです。
箕面周辺ではオグマサナエがよく目立ちフタスジサナエは少ない傾向です。
まあ、探せばフタスジが優勢な池もあると思いますが。







フタスジサナエ雌
雌はフタスジのうちの前側が真ん中で途切れているのもいます。
最初はオグマと思って撮っていましたが帰ってから写真を見ると黒条が2本でした。
そういえばこの個体だけ地面ではなく草によく留まっていたのでフタスジと気づくべきでした。
フタスジサナエはオグマサナエよりやや遅れて出てくる感じもあり、
胸側部を見落とすと見分けがつかないので要注意ですね。






コサナエ属は4種います。
・コサナエ(北海道~中部地方・近畿地方の日本海側・紀伊半島)
 胸側部黒条1本、前肩条あり/細い、雌の第10節が短い
・タベサナエ(静岡・岐阜・滋賀・福井県より西南の本州・四国・九州)
 胸側部黒条1本、前肩条なし
・オグマサナエ(長野・岐阜・愛知県より西の本州・徳島・九州)
 胸側部黒条1本、前肩条あり/太い、雌の尾部第10節が長い
・フサスジサナエ(静岡・岐阜・滋賀・福井県よりも西南の本州・四国・九州)
 胸側部黒条2本、前肩条あり

コサナエ・タベサナエ・オグマサナエは胸側部の黒条が1本でヒトスジサナエと呼ばれていた時期もありました。
コサナエは水深の浅い湿地や細流にいる印象で北海道や滋賀県で撮りました。
タベサナエは少し流れのある湿地や河川で見かけますが小さな池にもいる印象です。
オグマサナエは大小の池で繁殖するので上記2種とは住み分けている感じです。
フタスジサナエも池で繁殖しオグマとの混棲もみかけますが草の多い池はフタスジが優勢のようです。




ミヤマカラスアゲハの集団吸水

2021-06-06 16:00:00 | 昆虫

ミヤマカラスアゲハの集団吸水を見つけました。






ミヤマカラスアゲハ春型♂
春型の♂は後翅の裏側に白いラインが入っているのが特徴です。
この時期のミヤマカラスアゲハは翅に破れや傷がなくとても綺麗です。
ちなみに、集団吸水をするのは雄だけです。




おまけショット

アオスジアゲハ
同じところに1頭だけアオスジがいました。
ミカドアゲハが撮りたいんですけどね・・・。





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クロサナエとヒメクロサナエ、ついでにダビドサナエも

2021-06-03 16:00:00 | 昆虫

田舎道の何でもない小さな沢でクロサナエとヒメクロサナエを見つけました。




ヒメクロサナエ
何をしに何処に行ったのかはもう記憶の片隅にしか残っていませんが、
坊主を食らってタダでは帰るまいと誰も知らない秘境で葉ワサビを収穫した後、
適当に覗いた沢でヒメクロサナエが相手をしてくれました。
割と敏感なサナエで人の気配を感じると高い所へ舞い上がってしまいます。
それでも、まあ何とか撮れたかなと思います。






クロサナエ
ヒメクロが戻って来たと思ったら胸側に黒条が2本!!クロサナエでした。
この日に羽化したテネラルのようで翅が閉じ気味でした。
この後、車のボンネットに留まってから空高く舞い上がりました。



ついでにクロサナエにそっくりなダビド君も載せておきます。




ダビドサナエ
関西の自分が住んでいる辺りではこのタイプのトンボはだいたいダビドサナエです。
春先一番に現れるトンボで見られる期間は短いです。
日本固有種ですが5月に行った対馬でもたくさん羽化していました。
クロサナエとの違いはわかりますかね?

ダビドサナエ属には以下の3種+2亜種があります。
・ダビドサナエ(本州・四国・九州・隠岐・対馬)
・クロサナエ(本州・四国・九州)
・モイワサナエ(北海道・東日本)
・亜種ヒラサナエ(岡山県・兵庫県・京都府・滋賀県など)
・亜種ヒロシマサナエ(広島県・鳥取県・島根県・岡山県)
モイワサナエは北海道でたくさん撮りました。
ヒラサナエは兵庫県に産地があり去年いい感じで撮れています。
ヒロシマサナエは安定した産地はあるのですが遠いのでなかなか行けませんね。








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