面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

レッスン初日

2008年05月26日 | Weblog
 19時過ぎ、個性的な3人の女の子が稽古場にやって来た。オレンジミクロのメンバーである。石川嬢は以前、W氏に紹介されて会ったことがあるが、高橋嬢、森嬢は初対面である。明朗で堂々としていて、気持ちが良い。作曲の神津先生から一曲目のカラオケがPCで送られてきた。CDにダウンロードして、早速3人の歌声を聞く。何とかなりそうだ。20時、振り付けを依頼した劇団女優の北原嬢が参加、W氏と打ち合わせ。80年代のアイドル風なスタイルでいくらしい。23時、1日目のレッスン終了。明日までの宿題を出して解散。

 初ライブは6月7日らしい。かなり無謀なスケジュールではあるが、頼まれた以上、仕上げてあげたくなった。明日から猛特訓だ。「歌って踊れておしゃべりの出来るアイドル」が当面の目標らしい。すがすがしい空気に満たされて、20年の時空を遡ったような感覚だった。10日間、体力が続けば良いが、と、その頃は考えもしなかった思いに、ひとり苦笑した。

時代は変わっても

2008年05月26日 | Weblog
 今日から10日間、W氏の依頼でアイドルグループのレッスンを引き受けた。20年程昔、レモンエンジェルというアイドルグループを育てた経験があるので、来た依頼だと思うが、W氏好みのいずれも身長150センチ弱の少女たちらしい。今日初めて彼女たちに会う。しかし、時代は変わっても、アイドルという不思議な職業は続いている。僕の育てたグループも、アーティストとして生き残るのは叶わなかった。きっと、初恋のようなもので、淡い思いでとして残るのが一番美しいのかも知れない。W氏のように、期間限定での活動と決めて始めるのが良い。アイドルは時代を彩り、駈け抜けてこそ、光輝く。

 勿論、20年前にコンビを組んだ作曲家神津裕之先生にお出まし願わねば、仕事は始まらない。当時より楽しんで出来ることは間違いない。グループ名は、「オレンジミクロ」というらしい。どうだろうか、ま、会ってみてからのことだ。