面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

本当に今日で終わりだ。

2007年10月31日 | Weblog
 ついに一ヶ月間ブログを書き続けた。10月31日、20日過ぎて意識し始めてからが、大変だった。本当にどうでもいいことなのに、妙な義務感が湧いて日付けを埋めてきた。誰かが褒めるわけでもない、何処からか褒美が出るわけでもないのに、毎日、書き続けた。それも、今日で終わった。10月は本当に今日で終わりなのだ。ただ、ホッとしただけで、何の達成感もない。ブログを書くのは、日記を書くのと違い、読者を意識せずにはいられない。かといって、文章を練り上げる苦労はしたくない。何だか中途半端な文章のままアップすることもあった。それも今日で終わりだ。

 概要を「日々是悪夢」から「夢かもしれない」に変更した。心境の変化と言ってしまえばそれまでだが、僕としては、悪夢からの脱出、一歩前進した気でいる。明日からは、中途半端な文章だけにはならぬよう、気をつけたい。

今日で終わり

2007年10月30日 | Weblog
 藤間流「穂積会」は3年に一度の国立劇場なので、出演させていただけるだけで光栄なことなのだが、朝倉は「友情出演」という肩書きだと聞かされて、慄いている。

 夜が白む頃には案内状書きも終わると思う。明日から電話攻勢である。何だか、選挙運動めいて恐縮だが、気合いが入っている。昨日、「日舞は苦手だなあ」というO社長に奥様の分と2枚売りつけた。勢いでW氏にも電話をかけたが、感づいたのか留守電にされてしまった。

 11月12日、お越し下さいましたら必ず楽屋にお立ち寄り下さいませ。記念写真など撮りましょう。などと、呑気なことを云っている場合ではないのだが、僕の気持ちの中で、何か、人生の区切りとなるような気がしているのです。

 粉々に砕けたコップの欠片を10年も捨てられずにいた。この先、もう10年があるのかどうか分からないが、僕にとって「ポケット一杯の幸せ」が何なのか、せめて気付いて終わりにしたい。

出たり入ったり

2007年10月29日 | Weblog
 朝から便箋を贖いに一走り、続いてゴミを出し忘れて一走り、O社長と定例(?)の月曜ランチで中新に一走り、帰って原稿を渡すことになっていた坂上に一走り、銀行を思い出して一走り、マンションの玄関を出たり入ったりする度に管理人とバッタリ。疲れて一休みしていたら郵便局へ行くのを忘れた。

 16時からクリスマスファンタジーの稽古だが、遅れている。その後、千鳥町で日舞なので、多分今日中には帰宅出来ない。今の時間にブログを書いておかねば折角の皆勤賞(?)が水の泡と化してしまう。で、こうやって、PCに向かっている。

 マンションの玄関脇にゴミの収集室があり、いつ出しても構わないので、つい、1週間も部屋に溜めてしまう。管理人は清潔好きな人で、玄関の掃除などいつもまめにやっている。今日はゴミ収集室のペンキ塗りをやっていたので、僕の慌ただしさを笑われたようだ。掲示板に芝居のチラシを張ってもらったり、いつも親切に付き合ってもらっている。

 この歳になって人付き合いの大切さを云々するのも遅すぎの感もあるが、気付いた時が始まり、大切にしよう。と、それでは稽古に出かけて来ます。

めったにないが…。

2007年10月28日 | Weblog
 仕事は断っても、夜の誘いを断るなどあってはならないことだが、電話の僕の声が余程疲れていたのだろう「いいよ、明日にしよう」と,あのW氏が珍しく同情的に了承してくれた。遊びを断るのは男子の恥である。悔しいが、意思に反して身体が同意してくれないのだ。疲れがピークなのかもしれない。本番10日前で良かった。回復の時間はある。何しろ、国立劇場の花道から颯爽と登場しなくてはならないのだ。

 実は、まだ日舞の案内状書きが終わらなくて机に向かっている。便箋が尽きてしまったので封筒のあて名書きが終わったら、風呂にでも入って、今日は何とか眠ろう。

 それにしても、日付けがかわる前に眠るなんて、出来るだろうか。

雨の追跡

2007年10月27日 | Weblog
 某バンドのPV撮影に俳優として参加してきた。僕は定年間近の刑事、部下に中里圭介、メンバーが密輸の取り引きをするギャングのボスに高倉哲也、その手下に睦光壱、と、脇を劇団員で固めたフイルムノワールの出来映え(自我自讃)だった。ラストは雨の中の追跡、迫力満点のシーンで、仕上がりが楽しみだ。

某バンドのPVに出演

2007年10月27日 | Weblog
 今日は13時からPVの撮影。監督ではない、何と俳優での出演である。劇団員に来た仕事を取ってしまった感もあるが、50代の渋い刑事役は、まあ、僕をおいて他にはあるまい。幸い撮影は1日で済むそうなので、俳優になりきって頑張ってきます。藤間先生に、そんなことしている場合ではないでしょう、と、叱られそうだが、なりゆきで引き受けてしまったので目を瞑って頂くしかない。

 そう晴れの日ばかりは続かない。人生同様照る日曇る日雨降る日もあるが、気圧の変化が頚椎には一番こたえる。昨日も眩暈、吐き気に耐えながら何とか笑顔で過ごすことが出来た。これから花咲く若芽たちに囲まれて楽しい稽古が続いている。挫けてはなるまい。僕は幾度も奇跡に助けられてここまで生きて来た。素晴らしい奇跡が再び僕に訪れようとしている。大切に受けとめよう。

800席で小劇場?

2007年10月26日 | Weblog
 千鳥町から電車を乗り継いで今帰宅。ただいま、と言うには遅すぎる時間、まともな生活の方はとっくに白川夜船でありましょうが、舞台本番が迫ってお師匠様のお宅へ稽古に日参しているのです。

 13時からのワークショップに思いがけなくA先生が見えられ、今年芸能事務所を立ち上げられたH氏らと共にご見学。最後は見学者も参加で楽しい仕上げとなった。今日も13時から、秋のワークショップ最終日、楽しみです。

 16時からクリスマスファンタジーの読み合わせ。こちらも楽しみです。日舞の案内状もかなり投函したが、まだまだあります。800席です。気が遠くなります。それでも国立は小劇場です。皆様、ご協力重ねてよろしくお願い申し上げます。