舞台「男たちの日記」が今日で千穐楽となる。先日、面白い感想を戴いた。「主人公の正光はアメリカによって去勢された戦後の日本で、対立する刑事の俊也はもちろんアメリカ。俊也が拳銃を振り回すのは銃社会の象徴で、「そんなもの部屋に置いてきて」という正光の言葉はまさしく非核三原則だそうだ。朝倉は戦後60年の総括を子供達の戦争ごっこに置き換えて見事に舞台化した!と、絶賛された。断崖絶壁に立った5人のおとこ達は世界を動かす5大国で、これから世界は何処へ向かうのか、日本はアメリカと心中するのか、それとも、茂という日本帝国主義の亡霊と運命を共にするのか?実に深い幕切れであった」と。
なるほど、観る人の教養や主義で色んな感想が出てくるものだ。そうなのだ、書いた僕がどうであれ、演じた俳優がどうであれ、舞台は鑑賞する観客のものなのだ。是非、また、面白い感想を聞かせて下さい。では、中野坂上で。
なるほど、観る人の教養や主義で色んな感想が出てくるものだ。そうなのだ、書いた僕がどうであれ、演じた俳優がどうであれ、舞台は鑑賞する観客のものなのだ。是非、また、面白い感想を聞かせて下さい。では、中野坂上で。