面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

端午に想う

2008年05月05日 | Weblog
 虚子の季寄せによれば、端は初、午は五で、5月初の五日をいう。女児の初節句である桃の節句に対して祝う男児の初節句で、家々に幟を立てて祝った。しかし、姉と妹に囲まれて育った僕には、どうも桃の節句が馴染み深い。

 昨夜の打ち上げにご多忙のA先生が、見事なカステラの差し入れと「桃のプリンセス感想」を持って駈けつけて下さった。然も、打ち上げに間に合わせて書き上げられた誠実さに、僕らは感動するばかりだ。美味なカステラも嬉しいが、「裸月物語」以来欠かさず頂いている感想文も毎回ワクワクする。先生の許可をいただいて、その場で朗読した。劇団員皆で感動を分かち合い、A先生にお礼を申し上げた。劇団のホームページに上載の許可も頂いているので、お楽しみに。

 さて、一夜明けて、今宵は端午の節句。巡る因果か偶然か、桃の節句にこそ相応しい「桃のプリンセス」を追加公演します。いや、猛々しい男達の物語は、端午の節句にこそふさわしいかも知れません。開場19時、開演は19時半、アトリエでお待ちしています。

 

御礼

2008年05月05日 | Weblog
 ’08新人公演「桃のプリンセス」へお越し下さいました皆様に、劇団を代表して深く御礼申し上げます。無謀に近い1ヶ月36回公演を無事に終えることが出来ましたのも、ひとえに皆様のご支援があったればこそと、劇団員一同心から感謝しています。追加公演を前にしての打ち上げでも、皆がお客様への感謝をのべ、僕は感無量でした。

 今日の追加公演が終われば、休む間もなく16期生の入団、レッスン開始、7月公演「ミッドナイトフラワートレイン」の出演者オーディション、と、フル回転です。勿論、新作も密かに取り組んでいて、秋には発表の予定です。そして今年も年末は野方区民ホールでのクリスマスファンタジーで締めたいと考えています。どうか、末永くお付き合いくださいませ。