面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

芝居三昧の日々

2006年07月27日 | Weblog
 8回目のアトリエ公演が始まった。
毎日が芝居三昧である。本当に芝居が好きなのだと再確認している。 
 今回の演目は93年の新人公演、95年の本公演、そして2001年の 
新人公演と、キャストを代えて3回も上演してきた「ミッドナイトフラワートレイン」
オーデションで参加していただいたゲストの方々と楽しい稽古で作り上げた 
エネルギッシュな舞台は、過去の上演に負けず劣らずの仕上がりとなった。 
アトリエに入るのが楽しくて、二時間も早く扉を開けると必ず誰かが来ていて
つい稽古を始めてしまう。30日までこんな毎日だと、他の原稿が遅れて
来月は大変だろうが、ま、いいか。
そうそう、今日は映画の保坂監督が観に来てくれた。新作「そうかもしれない」が
この秋全国ロードショウ公開決定で、本当によかった。自分のことのようにうれしい。
と、いうのも2年ほど前、僕の脚本でクランクイン3日目にして撮影中止となった作品
でお互いガックリした同志なのだ。僕のほうは半年かかった原作脚本の映画大林宣彦監督の作品が来年に延期になった。保坂監督もすでにその情報を知っていて残念がってくれた。映画の世界では良くある事らしい。
そんな訳で、これから来年にかけて小説やら脚本書きで暮らすことになるが、
意地でも2ヶ月に一回は芝居を演り続けるので、劇団のみんなに宜しく頼まねばならない次第である。