都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

RICOH CX3

2017-02-07 | 写真・カメラ
Photo 2010.8.28 17:22
Camera:Ricoh CX3(2010.2発売、2010.8購入)
Shutter Speed:1/104 sec
F-number:4.8
ISO:80
Focal Length:18.30mm(35mmフィルムカメラで105mm相当)
RicohRICOH CX3

 RICOHのR10は1年半ほど使っていた。コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)はポケットに入るのでなにかと便利。スナップ的に撮ることが多いので、R10は結構重宝していた。

 リコーのコンデジには、早い時期から35mmフィルム換算で28mm相当の広角があった。それなので、Caplio G4 Wideを使って以来、GX8R10と3台続けてリコーのコンデジを使っていた。使い方やクセもある程度知っていたので、R10でそこそこ満足していたのだが、2010年2月にCX3が発売され、新製品はやはりそれなりに進化していて、画像サンプルや、購入者が撮った写真などが、以前のよりかなりよい感じに思えた。で、そうこうする内に、次第に欲しくなってしまい、2010年夏に購入した次第。

 この頃、コンデジの製品開発サイクルは非常に速かった。リコーのスタンダード機種だけでもほぼ半年毎に新製品が出てくる。そしてそのたびに少しずつ画質や使い勝手が進化してくる。そろそろ一定水準の性能になって成熟するのではないかとは思うが、それまではしばらく買い換えずにいると、状況がかなり変わってしまう。

 新しもの好きというわけではないのだが、画質面がどうも気になって、結局、更に新しいCX4が出る頃になって、型落ち寸前のCX3を購入。なんとなく、これで満足。たぶんこれで当分の間は買い換えないんじゃないかと思う。

 実はCX3に備わっているズームマクロ機能を使うと、リバーサルフィルムで撮ったスライドの簡易デジタル化もできる。最近のスキャナーならフィルムスキャンができるので、そちらを使う方が良いかもしれないが、マウント済みのリバーサルフィルムはそのままではスキャンできないことがある。また、フィルムスキャナーはスピードが非常に遅い場合もある。ちょっとデジタル化したいという場合には、デジカメで接写するのが実は簡単だ。

 実際の作業は、CX3のズームマクロ機能を用いて、スライドビューワー上に載せたスライドを接写して、後からフォトショップなどでトリミングをするだけ。カメラとスライドを平行に保ち、ゆがみを極力抑えることが必要なので、効率的に作業を行うためには三脚やスタンドを使うと良いが、ちょっとしたものなら手持ち撮影でもできる。

 少し試した感触では、解像度を上げようとしてカメラを近づけると、周辺部でピントが合わなくなるので、やや望遠ぎみにして画面中央でフィルムを捉えるのが良いようだ。このため、最大でも2,000×1,500ピクセル(300万画素)程度になってしまうが、それでもよければ速く作業ができる。

 さて、1年ほどまちあるきのお伴としてかなり使っていたCX3だったが、2011年秋のスリバチフィールドワークの昼食時に、食堂で床に落としてしまい、レンズの出し入れができなくなってしまい、お釈迦になってしまった。修理もできたのだが、レンズユニットを丸ごと交換するやり方で、¥15,000-と見積もられた。その頃、次の次の後継機であるCX5が¥18,500-で売られていたため、CX3の方は修理を放棄して、サービスセンターで処分を依頼してしまったのだった。

新宿にて - 都市徘徊blog
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