不忍池の畔で超高層建物が解体されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b9/19db81e896c99a439ca1642a53e0dd33.jpg)
解体中のソフィテル東京(旧法華クラブ、ホテルCOSIMA)
所在地:台東区池之端2-1
構造・階数:SRC・26F 高さ :110.2m
解体工事:2007.2~2008.5
Photo 2007.6.18
2月から解体が始まったソフィテル東京の建物。1ヶ月ほど前に見たら、本格的な解体作業が始まっていて、建物全体に足場が組まれ、上部がシートで覆われていた。建物側面にはクレーンも立てられている。
既に内部の什器、建具等は取り払われたのだろう。遠くから見ただけではよく分からないが、窓のサッシもなくなっているようだった。建物の外側に足場を造り、外壁パネルを取り外し、躯体だけにして解体を進めるのだろうか。
しかしなんだか、かっこいい!!
中国の建設現場みたいにも見える。日本では超高層ビルの建設時に、外側全部に足場を組むことはあまりないので、ビル全体を覆った足場の景色は、見たことのない迫力を出している。ただ、日に日に背が高くなるんじゃなくて、小さくなっていくわけなので、この姿もしばらくすると見られなくなるのだろうな。
過去の関連記事
ソフィテル東京(2007.2.10)
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 台東区 #新しい建物 台東区 #高層ビル #菊竹清訓
家からよくこのお姿はよく見えます。
こんなに早く解体されるとは思ってもみませんでした。
右側のクレーンタワーを建立するにもかなり大変だったようで、塔の右側の低層部分をまず全て壊して更地にして、それからクレーンタワーがにょきにょきと伸びていきました。
日々低くなっていく姿がなんとも印象的で、右側の松坂屋集配センター跡に出来たマンションが逆に以上に目立って不思議です。
なにか一時代の終焉を感じます。
タワークレーンの設置場所を確保するために、先に低層部をこわしていたとは。
建物が低くなるにつれ、一緒にクレーンも小さくなるんでしょうね。
確かに一つの時代が終わった感じですが、またこの後に背の高いのが建つのかもしれません。
私の住む九州の町北九州市では役所の姑息な再開発で相次ぎ2つの市民会館が壊されてしまいました
工事の会社にお願いし市民会館の解体風景写真ご提供頂きましたとても悲惨でした
これを元に思い出アルバム制作中です
解体は低層部を残すのみでした。
ソフィテル東京の解体について、こちらのブログの記事が詳しくて、とても参考になりましたので紹介させていただきました。
不都合がありましたら、言ってください。
では、また見に来ますね。
初めまして。ご紹介頂きありがとうございます。
blog拝見致しました。
最近ここへは行っていないので知らなかったのですが、
ずいぶん小さくなってしまったんですね。
奇妙な形の建物はひとまず無くなりましたが、
跡地にはやはり超高層マンションが建つようです。
もちろんあのような奇抜な形ではないでしょうが、
現行の規制の下では、最大限土地を有効活用して、
超高層マンションを建てて、付加価値を付けて販売するのが、
不動産業者としては当然の方向性なのでしょう。
突き放した言い方かもしれませんが、後は、この業者も含めて、地元が、景観とか風景をどのように考えるかだと私は思います。
商業的な面も含めて、どのような風景を創りたいかが、問題となるのだろうと・・・。
asabataさまのブログ、大変面白いと思いましたので、私のブログ上のブックマークに登録させていただきましたが、よろしかったでしょうか?
私のブログでも取り壊し前のソフィテル東京、取り扱っております。
初めまして。御丁寧にご連絡頂き有難うございます。
有名建築家の作品などを訪問されたりしておられる御様子。
私はいつのまにか建築の方から少々脱線気味なので、
特に最近の建築などは知らないことも多く、興味深く拝見致しました。
また建築思想についても丁寧にお考えのようで、その手の思考が苦手な私などは、それだけでもちょっと尊敬してしまいます。
今後もよろしくお願いします。