都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

宗柏寺南側の階段

2006-09-27 | 新宿区  

 新宿区矢来町と榎町の境、ラスト。ここにはもう一つ小階段がある。

Photo 2006.9.11

 擁壁と墓地の間を、昨日の記事とは逆方向、つまり南方向に進むと、行き止まりかと思いきや、西側に下りることができる。写真はその小階段を下りて振り返ったところ。木造住宅が建ち並ぶ路地奥に小さな段々がある。階段があって、奥に街灯(民有灯)が見えるので、抜けられそうだと分かるが、キョロキョロしながら歩くのはよろしくない。通り慣れた道を歩くようなそぶりで静かに抜ける。

 段々は6段で、下3段は幅40cmほどしかない。上3段はそこそこ幅があるのに、下は踏み台のように小さい。夜中に踏み外す人がいてもおかしくない。ちょっとした高低差に造られた、踏み台のような階段であることが上から覗き込むとよく分かる。

 下部の狭さにはワケがありそうだ。後から写真を見るうちに分かったことだが、画面の右上に階段わきにある住宅の扉が見えている。階段の幅が広いと、この扉が半分ぐらいしか開かないのだ。建築設計で扉が十分に開かない設計をしたら、ダメ出しを喰らってしまうが、世間にはその上を行く形がある。扉が開かないのなら階段の幅を狭く造ってしまえ・・・。

 下りるときでなく、上るときでも踏み外しそうだ。でもこうしておけば扉を開けることができる!。どういう順序でこういうことになったのかなぁ。

#階段・坂 新宿区  #路地

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