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WBA世界フライ級 井岡一翔は前王者を返り討ち

2016年01月01日 | ボクシング
12月31日 エディオンアリーナ大阪
プロボクシング
WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦 
王者・井岡一翔 TKO11回1分57秒 フアン・カルロス・レベコ

井岡一翔(26才/井岡)が前王者のレベコ(32才/亜)をTKOで下し、
2度目の防衛に成功した。

判定でタイトルを奪取した4月以来の再戦。
前回は「自分が終始攻めていた」というレベコは納得しておらず。
リベンジを誓ってのリングだった。

前回は危険を冒さないボクシングに終始した井岡だったが、今回は
しっかりと足を地につけて迎撃。

前に出ての打ち合いも辞さない姿勢を見せた。
攻撃に重きを置いた時のデラホーヤ・スタイル。

長く速いストレートで先制し、ボディーも執拗に攻めて主導権を握る。
第3Rには右アッパーのボディがレベコの動きが鈍り、第4Rは連打で
追い込んだ。相手のフックはボディーワークで躱す井岡は好調だ。

打ち掛かっても先にヒットされ、そのまま身体が流れるレベコ、顔も
紅潮し見栄えが良くない。ボディも効いて動きが重い。

好調な井岡は左フック、右ストレートのカウンターもヒット。
10Rには圧倒的なリードを奪い、ダメージも植え付けた。

11R、足を使う王者に解説の内藤氏は「何を考えているのか?」と
怪訝そうにコメント。
前のラウンドにスタミナを使ったから回復させてるのか?
前に出させてカウンターを狙っているのか?

そして残り1分になろうかと云うコトロで、左2連発から強烈な右の
ボディーアッパー。
うつ伏せに倒れた前王者!
もう戦闘再開に応じる事は出来ず!井岡、見事な返り討ち。

正直、「KO決着を」と言われても、またTBSのフカシだろうと殆ど
アテにしていなかったのだが。
大したもんです。立派なKOです。

まぁ、まだまだフライ級で証明しなければならない事はありますが
※他団体王者に勝たないと「真の王者」と認めない声も出るでしょうね

暫くは快勝の余韻に浸ってもイイんじゃないでしょうか。


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