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亀田大毅、判定負けして王座保持

2013年12月06日 | ボクシング
12月3日のIBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦は、亀田大毅(24才/亀田)が判定負けしながらIBF王座に留まるという“裁定”が下された。

WBA王者ソリスの減量失敗が原因とはいえ、「負けて防衛」の裁定には異議が噴出。

JBC浦谷事務局長代行は、IBF立会人のタッカー氏とピープルズ会長に事情説明を求める質問状をメール送付したという。

試合前日のソリス減量放棄を受けての会見、
IBF立会人のタッカー氏はJBC・WBA関係者と同席して「亀田大が勝てば王座統一、負ければ両王座とも空位」と説明。

しかし、大毅が判定負けする結果が出た後には
「(このような場合、IBFには)勝敗にかかわらず王者はタイトルを保持するという規定がある」と言いだし混乱を招いた。

まず、保持なのか維持なのか防衛なのかが曖昧だし。
そもそも軽量級で3,5kgもの体重差がある選手同士を、グローブハンデも無しで対戦させたのも疑問だ。

ソリスに10オンスのグラブを着けさせて、ノンタイトル10回戦に変更しても良かったのではないか?

え?興行としてファンに顔向け出来ない?
じゃあ、何のためのトリプル世界戦か?

1試合が、こういうトラブルでポシャる事も考えた保険じゃないのか?
他の2試合を戦う選手が懸命に興行を盛り上げればイイんじゃないのか?

※高山選手なんて、ハイテンポな見事なボクシングを見せてくれた。
 知毅選手だって、「自分が盛り上げなければ」と、もっと積極的に
 攻めたかも知れないじゃないか。

大毅選手には同情的な事も書いたが、体重差が原因で馬力で劣ることになったのなら、技で上回る事は出来なかったのか?

アウトボックスの真似事をしていたが、ロクにジャブも出ないようじゃポイントは取れないだろう。
リードパンチで左フックと左ジャブを組み合わせ、その中からワンツーに繋げる芸も欲しかった・・・。
それらが無いようでは「別の意味でも世界王者失格」と言われてしまうだろう。

そして
相変わらずのコミュニケーション能力に欠ける亀田ジム。
前回の当日計量時間繰り上げの連絡不徹底に続き、今回またしても説明不足。

IBFに説明責任を転嫁し、JBCに聞き取り責任を転嫁しているが、
やはり自分トコロの興行なんだから、自分らがメディアやローカルコミッションに説明するのが筋じゃないの?

「JBCは日本の恥」と言い放った亀父。
選手とJBCは上手く付き合って行くしかないのに、この言い草。

「前日の会見では英語やスペイン語で説明があった。JBCは語学力ある者を会見に出席させたのか?」と言い放った亀田ジム。

一国のコミッションに礼を欠くこと甚だしい・・・。
※ウチらも散々批判してきたけど、ここまでは言いませんよ。

そして試合後の大毅会見を「(心身の)ダメージが深いから」と、またしても拒否させる有様。

内藤戦同様の過保護ぶり。
・・・・というか、本音で何か言われたら困るんだろうな。

まるで角兵衛獅子。
児童虐待法で無くなったというが、こんな形で残ってましたよ。

24才の青年、気の毒ですなぁ・・・。


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