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ボクシングフェス2017の前日計量が行われたが・・・

2017年05月19日 | ボクシング
5/20に東京・有明コロシアムで開催される「ボクシングフェス2017」
トリプル世界タイトルマッチの前日計量が、5/19の13時から都内にて
行われた。

WBA世界ミドル級王座決定戦はアッサン・エンダム(フランス)と
村田諒太(帝拳)は、両者とも規定体重内で計量パス。



WBC世界Lフライ級タイトルマッチは、王者のガニガン・ロペス
(メキシコ)と同級4位の挑戦者・拳四朗(BMB)が共に48.8㎏で
計量パス。

元日本、OPBF王者の寺地永会長を父に持つ拳四朗、小柄ながら速さと
連打で仕掛ける試合ぶりは見事で、王座奪取に期待が掛かる。

※ちなみに寺地永vs竹原慎二の日本ミドル級タイトルマッチを私は
 生観戦したが、水増しじゃないミドル選手の戦いは凄みがあった。
 テクで優位に立っていた寺地永を一発で効かせた竹原の左フックと
 そこからの右ストレートは迫力満点!
 地響き立ててのダウンシーンは圧巻でありました。



そして計量はWBC世界フライ級タイトルマッチの王者と挑戦者へと
移ったが。
ここで王者のファン・エルナンデス(メキシコ)が200gオーバーの
失態を起こしてしまう。

挑戦者・比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)50.8㎏で計量クリア。
12戦12勝12KOの戦績と好戦的なボクシングで、こちらも王座奪取が
期待される沖縄ファイター。
なんとか世界戦の成立を期待したが、2時間の猶予を与えられた王者
エルナンデスは、結局ギブアップ。
※水を飲んだらしい・・・。

エルナンデスは計量放棄として、この時点で王座剥奪となった。
タイトル戦の成立は20日午後4時に非公式の計量を行ない、その結果で
挑戦者陣営と合意に至れば開催される模様。

比嘉が勝った場合は新チャンピオン誕生、エルナンデスが勝った場合
王座は空位のまま。

エルナンデスが著しく体重を戻し比嘉陣営が試合を認めなかった時は
試合不成立となる可能性もあるとの事。

最近の計量失敗選手は増量状態で体重差ある相手に体力勝ちし、戦績
伸ばして次のチャンスを待つ傾向にあるから、懸命な選択と言えるで
しょう。そもそも安全管理上、体重差ある選手同士を戦わせる事は、
好ましくない筈です。



興行は豪華だし、1試合が流れたら成り立たない程ではありません。
いっそ違約金を払わせて試合中止するのも手です。

そこそこ落として試合が成り立ったとしても、徹底的な攻撃で相手を
試合放棄させるくらいの気合で行って欲しいですね。


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2 コメント

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Unknown (幸雄)
2017-05-19 22:56:26
jbcがもっと抗議しなきゃ
ファイトマネー没収 グローブハンデ
2年ぐらいに出場停止とか
当日計量に戻すとか

選手の体調管理思って前日計量?ねえ
jbcのルールとして決めちゃえばいいよ

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コメント御礼&れす (ある@ブログ主)
2017-05-20 00:49:52
To幸雄さん
ホント、これじゃ舐められっ放しですよね。
アメリカの州ルールみたいに日本ルール作って強行すればイイのに。

>ファイトマネー没収 グローブハンデ 2年ぐらいに出場停止とか
…ホント、それぐらいやって欲しいですよ。

でもジム側がね。そんな選手でも「狙い目」だと思ったら名乗りを
上げちゃうんですよねぇ…。
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