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長谷川穂積、次戦はS・バンタム級 で

2012年10月23日 | ボクシング
プロボクシングの元WBC世界バンタム、フェザー2階級王者で、現在はWBC世界フェザー級2位の長谷川穂積(31才/真正)の次戦が、スーパーバンタム級のノンタイトル10回戦で行われる事になった。

日程は12月22日。
会場は神戸市中央体育館。

真正ジムの山下正人会長は、「相手は世界ランカークラスと交渉中。今後はスーパーバンタム級での世界3階級制覇とフェザー級での返り咲きの両方を狙う」とコメント。

長谷川は昨年4月、ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)に衝撃のKOで敗れ、WBCフェザー級の世界王座から陥落し
今年4月の再起戦では、WBCスペイン語圏同級王者のフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)に7回TKO勝ちしている。

相手の大降りの右をマトモに食ってダウンするという信じがたいシーンで幕切れとなったJ・ゴンザレス戦。
ペースを掴む前に相手に打たれ、ムキになって危険な距離・タイミングで打ち返して自滅するという最悪の展開で
長谷川ファンにとっては悪夢のような試合だったが

フェリックス戦では、打ち気を押さえたり、自分の左ストレートに合わせてくる相手左フックを警戒したり・・・と、それなりの改善が見えた。

フェリックスも長谷川を研究していて、ゴンザレスのような大きな右を振ってきたが、長谷川はダックで躱し、同じ轍は踏まないという意思を感じさせた。

・・・とはいえ、一流のメキシカンなら
長谷川が左ストレートを打つと同時に自分の顔を下げ、相手の左フックを警戒しても、そこでアッパーを突き上げる位はやってくるだろうし

フェザーの身体としては、長谷川はフレームが足りない気がするし
やはりS・バンタム転級を臭わせるニュースは、嬉しい限りだ。

三階級制覇とか、そういう記録ではなく、長谷川穂積の可能性全開のシーンを、やっぱり見てみたいのです。


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