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KAMIKAZE興行観戦記③

2008年05月22日 | ボクシング
KAMIKAZE興行観戦記③
2008年5月19日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチの前座試合。



第3試合は
WBAライト級1位のポーラス・モセス(ナミビア)が登場。
ベラルーシのヤウゲン・クルーグリックが相手だが、7勝10敗2分の戦績に少し落胆。

黒人モセス、まぁ「いかにもアフリカン」なリズムの選手。
バレラに倒されたムゾンケ・ファナを、アップライトじゃなくしたような印象・・・か。

スタンスは広く、けっこう低く構えた攻撃型。
パンチは速い。

相手の白人クルーグリックも、戦績の割には正統派の良いボクシングを見せてくれたが
ガードの隙を狙うモセスのパンチはシャープだ。
フラストレーション溜まったクルーグリックは、クリンチでラビットパンチを連発。
(浦谷さん、注意しなかったなぁ・・・・)

第2R、クルーグリックが「パンチで」アイカット。
再開まもなく、レフェリーが再度止めて傷TKO。

試合を見ながら、漠然と
「この選手なら、小堀と噛み合うかも。打って前に出てくるから、パンチが当たるところに相手の頭がある・・・気がする」と考えていた。
(ハンドスピードで遅れを取る可能性も少なくないが・・・)

やや消化不良、もっとモセスの技量が見たかったが、傷TKOだし、仕方ない。
モセスがナミビア国旗をリング上で掲げている。

国際色豊かで結構。

世界戦があって、セミにその勝者に挑むような選手が登場・・・本場っぽい構成で
これまた結構。

業界スレしてないであろう萩森氏が、逆に海外興行で良く見る本道を行ってるのが面白いし、素晴らしい。

キング氏と直接交渉・・・なんて聞くと、「竹原vsカストロ」が思い出され
「素人」と言われる人の方が「キングの威光」に負けずに交渉し、興行を成立させたんだろうな・・・と考えると、ついつい応援したくなってしまうのですよ。

まぁ、アルファロは若いし、カストロほどくたびれてはいませんけどね。


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