あるBOX(改)

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今年亡くなった方々(3)

2015年12月31日 | 芸能
11月:作詞家・岡本おさみさん(享年73)
「襟裳岬」や「旅の宿」「きみの朝」で有名。死因は心不全。
吉田拓郎作曲・岡本おさみ作詞の曲は30近くあるとの事。
※そんなにあるとは知りませんでした。
 私がカラオケで歌う「落陽」の作詞も、この方。
 日本的だが土着的でない、不思議な暖かさある歌詞。
 日本のフォークに合う歌詞を書かれる人でした。

12月:作家・野坂昭如さん(享年85)
作家・酔っぱらい。あと作詞家としても活躍。
「おもちゃのチャチャチャ」は小学校の教科書にも採用され、
今も歌い続けられる童謡。
静岡県伊東のホテル「ハトヤ」のCM曲も作詞。
テレビにも出演し、タレント活動も行なった。
「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか~」と歌いながらCMに登場。
「みんな悩んで大きくなった」のセリフは流行語になった。
レコードデビューも果たし、1971年に発売された「黒の舟唄」、
「マリリン モンロー ノーリターン」は代表曲となった。
社会批評活動も行ない「朝まで生テレビ」での確信犯的な暴論と
映画監督・大島渚氏との議論は番組名物でもあった。
談志師匠の「立川流」有名人コースで立川天皇となったが、
あまり活動の印象は無い。
「ゴルフのような軟弱なスポーツは嫌いだ」と中年になって
ラグビーや格闘技を始めたという。
生前の中島らも氏が「決闘状」と送って話題になった事もある。
ホントは野坂ファンの中島らも氏が「最近おとなしいんじゃ
ないですか」とエールを贈ったというお話。
ウチの職場の若いのが「野坂昭如って知らないんですが…」と
抜かすので「キックボクサーだよ!」と叱ってやった。
でも「キョトン」とされるだけだった。
他から「火垂るの墓の作家さんだよ」と言われて肯いていたが
まったく最近の若いモンは…!
そして思い出すのが小学生時代。
遠足バスの車中、順番に歌を披露することになった。
私は「黒の舟歌」を歌った。
車内が「シーン」となった。
バスガイドさんが「ちょっと大人の歌すぎたね~」と苦笑してた。
どうしてくれるんですか、野坂先生!!!

改めて皆様の御冥福をお祈り申し上げます。


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