あるBOX(改)

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あるちゃん、メイドカフェへ行く!⑤

2005年08月14日 | 生活
ナイスガイが頼んだカレーが運ばれてきた。

去って行くゴマキちゃんの後姿、スカートにはチョコ色のシミが。
・・・ドジッ娘的な演出か?オレには単なる「汚れ」にしか見えないが。

カレーひとくち、モグモグやりながらナイスガイが呟いた。

・・・・「レトルトだ」

オレのカルボナーラも同様の味がする。

そして放置されるオレたち。

「こんなもんじゃないの~?キャバクラみたいに横に付かれっ放しもイヤだよ~」とナイスが言うが。なんか寂しい。

もう、雑談で時間を潰すしかない。

そこで「ご主人様1名様、お帰りで~す」の声。

新たな犠牲者の登場か?
小心そうな中年サラリーマンが一人で入店。ウチラの直ぐ斜めの席へ。

私から良く見える位置に鎮座ましましたスーツ姿の御仁。

なんか、目が合うと気まずい。
まるで、風俗店の待合室のようだ(笑)。

2組しか店内に居ない客。微妙な空気が流れる。
後方からは新たなメイド面接の声・・・・。

しかし、リーマン客に動きが見えた。
気のせいかオドオドされているが、しっかりと会員カードを差し出して、お気に入りのコのスタンプを押してもらっている。

・・・リ、リピーターだ!!!

さっきオレらも、入口で貰ったスタンプカード。
「お気に入りのコが居たら、そのコに言ってスタンプ貰って下さい。ポイントがたまると素敵なプレゼントがありますよ。同じコのスタンプで一杯になたら、そのコから貰えます」・・・ってシステム。

オレら、すっかり忘れてただよ。

リーマン先輩は、そこらにあるヌイグルミを手にし、それをネタに女のコと会話中。
女のコもソレを抱いて、小首をかしげる仕草なんかして・・・。

―――さすがじゃね~かよ、リーマン先輩!!
「もう、ヤダ~」とかギャル言葉で会話されてるが、しっかりとイジられて喜んでいる!

これがメイドカフェの楽しみ方なのか!?!?

そして暫らくして、また一人客が登場。
ウチらの真ん前に着席。太ったリーマン風の御仁、まさにヲタクのオーラ満々だ!

「おかえりなさいませーご主人さまー」との棒読み挨拶を当り前のように浴び、

「あれ?見た事ないコが居ますね」と敬語で質問。
「そうなの~、今日は新人が多くて~」とタメ語で返事するメイド。

うあああああああ、なんか想像と違う!!

「○○で~す」「××で~す」と自己紹介するメイドたち。

「よろしくおねがいしま~す。あ・ボク紅茶ね」と堂に入った振舞いのリーマン大先輩。

プ、プロだ!もう、プロの領域だ!!

――続く

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