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展開予想:長谷川穂積vsマリンガ

2009年03月11日 | ボクシング
展開予想:長谷川vsマリンガ

◆WBCバンタム級タイトルマッチ
3/12 神戸・ワールド記念ホール

王者・長谷川穂積(28才/真正)8度目防衛戦
1位・ブシ・マリンガ(29才/南アフリカ)世界初挑戦

11日に計量が行われ、長谷川は53.4kg、マリンガは52.3kgでパス。
※マリンガは落し過ぎか?

長谷川は前回に続き、相手は自身と同じサウスポー。
王者が「苦手」と公言していた左相手の上、体格の差も大きく(特にリーチ)、不安材料は少なくない。

前回の相手も長身サウスポーだったが、(F・トリニダード的に)打ってくる時に背を丸めて顔を近づけてくる選手だったから、それほど打ち辛さは無かったのではないか?

今回の相手はスタンスこそ広いがアップスタイル。「標的の遠さ」を感じなければ良いのだが・・・・。

――とはいえ、
KO勝ちしたウィラポン戦を見る限り、意外性といえば「長身選手の割に前に出て距離を詰め、フック・アッパーでダメージングブローを狙ってくる」くらいか。

パンチのテンポも「いっちにー、いっちにー」「左・右、左・右」って感じで。
平坦というか、回転の速さも余り感じない。

瞬間速度は長谷川が上と感じたし、王者は緩急も使える。左ダブルの「意外性」もある。
上背あるマリンガに左アッパーを突き上げられるか未知数だが、それが不発でも右フック相打ちが先に当たる可能性がある。

あとは「攻めに気を集めすぎない」「意地になって相手ペースに乗らない」事か。
左右アッパーを浴び、相手正面で意地になって手を返そうとして、ズルズルと被弾するのが一番怖い。

長谷川チャンプには「足」があるのだから、左右に動くなり、さっさとクリンチして凌ぎ、距離を取って仕切り直して欲しい。

長身の相手を、逆に足で掻き回すのも一興だ。

マリンガには、小堀と戦ったパウルス・モーゼス程のキレは感じないので、
ここは技巧で翻弄して、豪快なカウンターで決めて欲しい。

プレッシャーの掛かる一戦でも、「しれっ」とした表情で勝ってきた男だ。
期待しております。頼みます。


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