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1995年02月04日OPBFジュニア・フェザー級タイトルマッチ「権vs葛西」戦パンフ

2002年03月09日 | ボクシング
1995年02月04日
OPBFジュニア・フェザー級タイトルマッチ
「権vs葛西」戦パンフレット

OPBF王者であり世界9位の権に、世界10位の葛西が挑んだ試合。

ウィルフレド・バスケスにKO負けして世界初挑戦に失敗した葛西が、
再浮上を狙った一戦。
権もコリアンらしいタフネスと馬力があったが、ややパワーに欠け、
並の東洋太平洋王者の印象。
今回、パンフを見返す前は「決定戦だっけ?」・・・てな記憶だった。



試合は葛西がイニシアチブを取る展開に。
ワンツー・左フックで距離を取るボクシングから、上下打ちで優位に
立った挑戦者。

ダウンシーンは見事な左レバー。
王者をロープに詰め、王者のグラブを左でチョンチョンと突付き、ガードを
上げさせてからレバーブローを打ち込む見事なシーン。

立ち上がった権も粘り、試合は判定に持ち込まれた。
(公式採点はOPBF名物の2-1だったが)採点は文句なしに葛西。
これで世界戦線復帰となった。

ちなみに同興行の前座でデビュー2戦目を戦ったのが、
いみじくも、まだ神戸のジムに所属していた西岡利晃だった・・・
(中村正彦に4RでKO負け)。


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