17:25から「大友良英スペシャルビッグバンド+のん」の
予定だが、8分ほど押している。
みな熱演しすぎだよ。とくにお笑い(笑)!
私はメインステージ正面の前から6番目程の位置で待機中。
ステージとは黒いカーテンで仕切られてるが、サウンドチェックの
音は聴こえる。
つか「アー、アー」って声がマイクに乗っているが、これって「のん」
ちゃんじゃないか?
単独ライヴなら、これだけでも大歓声、大盛り上がりなのだが、静かな
場内に少し不安がよぎる。
それから暫くして幕が上がると、「スペシャルビッグバンド」の名に
相応しい大人数のミュージシャンがステージに並んでいた。
※基本的に椅子に着席スタイルです。
最初は、ゆったりとしたメロディアスな曲から。
「潮騒のメモリー」をスローペースで弾いてらっしゃるのかな?
~と思ったら違うよ。
「悲しくてやりきれない」だよ!
「この世界の片隅に」のテーマになってるフォークルの曲だよ!
そもそも「あまちゃん」劇伴演奏のために集結したグループです。
「あまちゃん」→「この世界の片隅に」の主人公として輝きを放つ
能年玲奈=のんちゃんのために「悲しくてやりきれない」の演奏が
あっても、それは自然なことだと言えます。
インストの「悲しくてやりきれない」は朗々と演奏されて終了。
ステージ右に座る大友良英リーダー(g)が早々に立ち上がって挨拶。
紹介されたゲスト=マッツ・グスタフソン(Sax)が加わり、さっそく
拭き始める。
Saxでプロペラ音を再現。ヘリが高度を上げ下げするような音色も。
※ギタリストでは象の鳴き声を再現するエイドリアン・ブリューの
ような人もいますから、そういうのも技量の一つって事ですね。
そのまま不穏なムードを醸しだしフリージャズへ。
※あとでセットリスト確認したら「ソング・フォー・チェ」という
曲名だったそうで。
キューバの革命家=エレネスト・チェ・ゲバラへ捧げられたモノ
だったんですね。そりゃ戦場っぽい音になるわ。
大友リーダーは途中、センターに乗り出し、大きく手足を動かして
「指揮」。独特のスタイルが目についた。
フリージャズといいつつ要所ではユニゾン決める「まとめ」の美も
感じさせてくれました。
※しかし、渋さ知らズといい、カルメラといい。今日はジャズ系の
バンドが多いな。カッコいいし実力ないと出来ないからイイけど。
そして、大友リーダーが「さっそく二人目のゲスト」として呼んだ
のが「のん」ちゃん!
ステージ右から現れたのんちゃんは青いワンピースで可憐に登場。
さすがに多くの観客から拍手と歓声が上がった。
「いや~、トロけちゃうね!」と身をクネらす大友リーダーは何を
今さらデレておるのだ…。
「マッツとのんちゃん…凄いゲストだね。寿司屋で天ぷら頼んで、
ステーキが出てきたみたいな…!!」
「じゃあ、のんちゃん登場という事で、曲はエリック・ドルフィーね」
~と、これまたフリージャズを炸裂させるリーダー。
※エエエエエエ~ッ!?
のんちゃんにギター弾きまくりを求めるが、カッティングやコード・
ストローク中心ののんちゃんにはキツイような…。
少し戸惑いながらもジャカジャカ弾いてる様子ののんちゃん。
私の位置から遠いせいかギターの音もオフ気味だ。
ノリノリの大友リーダーは各パートに見せ場を作り、サックスバトルや
キーボードソロなど演奏を伸ばした模様。
※しかしマッツのサックスは木管みたいな音も出せるのな…
4曲目…という時にMCで「長くやりすぎちゃった。一曲トバすね」と
説明したが、マッツには通じず、楽譜も日本語で書いてあるって事で
脇のメンバーがページを捲ってコミュニケーションを取っていた。
大友リーダーも慌てたのか『客に英語、マッツに日本語』で話し掛け、
「ああ逆だ」と自ら困惑。
そんな時のんちゃんは当然、横で天使の笑顔を浮かべておりました。
「じゃあ、一気に70年代で」とリーダーが語れれば『あの曲』ですよ。
「タイムマシンにお願い」!
ホーン陣が重厚な音を奏でる「タイムマシン」、なかなか強力。
リーダーは客席を煽り、サビの歌唱を誘導。(歌いましたよ!)
エンディングは指で残りを示し、ビシッと決めてくれました。
※盛り上がるねぇ
続いて大友リーダー作曲の「おやすみ」。
スローなバラードだが、「スーパーヒーローズ」のヴァージョンより
編成上やはり管楽器の響きが厚い。
~というか「あまちゃん」の劇中でゆったり流れる劇伴と合体したか
のようだ。
「見守られる側」として、「おやすみ」と言われてスヤスヤ眠ってた
天野アキちゃんが、「子を見守る」すずさんになって「おやすみ」って
言ってあげてるような…そんな優しい名曲だと思えました。
終盤の「ポロンポロン」音は、今回ホントに「おきあがりポロンちゃん」
揺らして鳴らしておりました。
イマイチ鳴りが自分の手の動きと連動せず、のんちゃん少し困惑気味に
見えましたが、最後はしっとりとエンディング。
そんで、次の曲も大友リーダーが関わった曲。
作曲は「あまちゃん」から組んでるSACHIKO Mさんで疾走感あるチューン
「RUN!!」
出てきた時は少しオドオド気味だったのんちゃんなれど、最後はノリノリ。
笑顔で元気に歌ってました。
大友リーダーもギターソロを決めて、曲を盛り上げてくれましたよ。
のんちゃんの音楽活動を紹介した大友リーダー
「のんちゃんのCD買った人?」…と問い掛けたが手を上げたのは私を含め
一部のみでガックシ。
「案外少ないな~!みんな買ったげてよ~!」と嘆いてましたよ。
※やっぱりドルフィー期待して集まった大友ファンが大半だったのか?
でも私の後方では若い女性客が「可愛い~」と溜め息ついてたし、能年玲奈
→のんで音楽活動やってる事を知らない人も居るだろうから。
こういった事を機会に色んな人に知って貰うのはイイ事だと思いましたよ。
大友リーダーは最後も「頼むね!応援したげてよ!」と客席にお願いされて
いましたから、少しでも広がることを期待したいです。
配信でもなんでもイイから聴いて下さい…と。
(続く)
予定だが、8分ほど押している。
みな熱演しすぎだよ。とくにお笑い(笑)!
私はメインステージ正面の前から6番目程の位置で待機中。
ステージとは黒いカーテンで仕切られてるが、サウンドチェックの
音は聴こえる。
つか「アー、アー」って声がマイクに乗っているが、これって「のん」
ちゃんじゃないか?
単独ライヴなら、これだけでも大歓声、大盛り上がりなのだが、静かな
場内に少し不安がよぎる。
それから暫くして幕が上がると、「スペシャルビッグバンド」の名に
相応しい大人数のミュージシャンがステージに並んでいた。
※基本的に椅子に着席スタイルです。
最初は、ゆったりとしたメロディアスな曲から。
「潮騒のメモリー」をスローペースで弾いてらっしゃるのかな?
~と思ったら違うよ。
「悲しくてやりきれない」だよ!
「この世界の片隅に」のテーマになってるフォークルの曲だよ!
そもそも「あまちゃん」劇伴演奏のために集結したグループです。
「あまちゃん」→「この世界の片隅に」の主人公として輝きを放つ
能年玲奈=のんちゃんのために「悲しくてやりきれない」の演奏が
あっても、それは自然なことだと言えます。
インストの「悲しくてやりきれない」は朗々と演奏されて終了。
ステージ右に座る大友良英リーダー(g)が早々に立ち上がって挨拶。
紹介されたゲスト=マッツ・グスタフソン(Sax)が加わり、さっそく
拭き始める。
Saxでプロペラ音を再現。ヘリが高度を上げ下げするような音色も。
※ギタリストでは象の鳴き声を再現するエイドリアン・ブリューの
ような人もいますから、そういうのも技量の一つって事ですね。
そのまま不穏なムードを醸しだしフリージャズへ。
※あとでセットリスト確認したら「ソング・フォー・チェ」という
曲名だったそうで。
キューバの革命家=エレネスト・チェ・ゲバラへ捧げられたモノ
だったんですね。そりゃ戦場っぽい音になるわ。
大友リーダーは途中、センターに乗り出し、大きく手足を動かして
「指揮」。独特のスタイルが目についた。
フリージャズといいつつ要所ではユニゾン決める「まとめ」の美も
感じさせてくれました。
※しかし、渋さ知らズといい、カルメラといい。今日はジャズ系の
バンドが多いな。カッコいいし実力ないと出来ないからイイけど。
そして、大友リーダーが「さっそく二人目のゲスト」として呼んだ
のが「のん」ちゃん!
ステージ右から現れたのんちゃんは青いワンピースで可憐に登場。
さすがに多くの観客から拍手と歓声が上がった。
「いや~、トロけちゃうね!」と身をクネらす大友リーダーは何を
今さらデレておるのだ…。
「マッツとのんちゃん…凄いゲストだね。寿司屋で天ぷら頼んで、
ステーキが出てきたみたいな…!!」
「じゃあ、のんちゃん登場という事で、曲はエリック・ドルフィーね」
~と、これまたフリージャズを炸裂させるリーダー。
※エエエエエエ~ッ!?
のんちゃんにギター弾きまくりを求めるが、カッティングやコード・
ストローク中心ののんちゃんにはキツイような…。
少し戸惑いながらもジャカジャカ弾いてる様子ののんちゃん。
私の位置から遠いせいかギターの音もオフ気味だ。
ノリノリの大友リーダーは各パートに見せ場を作り、サックスバトルや
キーボードソロなど演奏を伸ばした模様。
※しかしマッツのサックスは木管みたいな音も出せるのな…
4曲目…という時にMCで「長くやりすぎちゃった。一曲トバすね」と
説明したが、マッツには通じず、楽譜も日本語で書いてあるって事で
脇のメンバーがページを捲ってコミュニケーションを取っていた。
大友リーダーも慌てたのか『客に英語、マッツに日本語』で話し掛け、
「ああ逆だ」と自ら困惑。
そんな時のんちゃんは当然、横で天使の笑顔を浮かべておりました。
「じゃあ、一気に70年代で」とリーダーが語れれば『あの曲』ですよ。
「タイムマシンにお願い」!
ホーン陣が重厚な音を奏でる「タイムマシン」、なかなか強力。
リーダーは客席を煽り、サビの歌唱を誘導。(歌いましたよ!)
エンディングは指で残りを示し、ビシッと決めてくれました。
※盛り上がるねぇ
続いて大友リーダー作曲の「おやすみ」。
スローなバラードだが、「スーパーヒーローズ」のヴァージョンより
編成上やはり管楽器の響きが厚い。
~というか「あまちゃん」の劇中でゆったり流れる劇伴と合体したか
のようだ。
「見守られる側」として、「おやすみ」と言われてスヤスヤ眠ってた
天野アキちゃんが、「子を見守る」すずさんになって「おやすみ」って
言ってあげてるような…そんな優しい名曲だと思えました。
終盤の「ポロンポロン」音は、今回ホントに「おきあがりポロンちゃん」
揺らして鳴らしておりました。
イマイチ鳴りが自分の手の動きと連動せず、のんちゃん少し困惑気味に
見えましたが、最後はしっとりとエンディング。
そんで、次の曲も大友リーダーが関わった曲。
作曲は「あまちゃん」から組んでるSACHIKO Mさんで疾走感あるチューン
「RUN!!」
出てきた時は少しオドオド気味だったのんちゃんなれど、最後はノリノリ。
笑顔で元気に歌ってました。
大友リーダーもギターソロを決めて、曲を盛り上げてくれましたよ。
のんちゃんの音楽活動を紹介した大友リーダー
「のんちゃんのCD買った人?」…と問い掛けたが手を上げたのは私を含め
一部のみでガックシ。
「案外少ないな~!みんな買ったげてよ~!」と嘆いてましたよ。
※やっぱりドルフィー期待して集まった大友ファンが大半だったのか?
でも私の後方では若い女性客が「可愛い~」と溜め息ついてたし、能年玲奈
→のんで音楽活動やってる事を知らない人も居るだろうから。
こういった事を機会に色んな人に知って貰うのはイイ事だと思いましたよ。
大友リーダーは最後も「頼むね!応援したげてよ!」と客席にお願いされて
いましたから、少しでも広がることを期待したいです。
配信でもなんでもイイから聴いて下さい…と。
(続く)
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