あるBOX(改)

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ハリー・ポッターの未来はモッズ?

2002年12月29日 | 生活
ちょい前、来日した「ハリー・ポッター」の主人公ダニエル・ラドクリフ君(13歳)。
映画の大ヒット、ハリポタ・ブームは社会現象とまで言われ、ダニエル君も大人気。
その「ハリー・ポッター」本人が、初めて足を踏み入れた成田空港は、ファンの女子小中学生ら約七百人で騒然となった。アイドル並の騒ぎだなぁ。ダニエル君はナイスな少年っぽいのでOKですが。

・・・しかし。もう顔が変わってるじゃねぇかよ!子役の顔じゃねぇよ!(外人は大人の顔になるのが早ぇなぁ・・・)

「ハリポタⅡ」の予告編見た時に既に予兆は あったのだが。
マイケル・J・フォックスのように、イイ年して童顔なら「バック・トゥー・ザ・フューチャー」みたいに連作も利くが。
つ~か、あれでさえマイケル・J、最後の方では皺が目立ったのに(笑)。
ダニエル君、大丈夫か?

マイケル・Jじゃなくって「ホーム・アローン」に ならないか?子役で人気、育って落ち目、終いにゃ若くしてアル中・ヤク中。
「ハリポタ」ダニエル君の未来や如何に!?・・・と思いつつ。
「育っても男前になりそうだな~」と言う気も。しかも英国男性らしい品の有る男前に。

んなコト考えてたら。ワイドショーが御丁寧に「ダニエル君の好きな物」を発表。「日本食では、お寿司」とか、ど~でも良いアイドル的なネタもあったが。
・・・・気になったのが「音楽の趣味」。

「パンク」好きだそうで。そこで流れてきたS・ピストルズの映像と、清純少年ダニエル君に違和感ありありだったのだが。
他での話だと「ピストルズだけで無く、英国の60年代物も好き」だとか。

・・・なるほど、彼くらいの年代なら60年代ビートバンドもパンクバンドも「シンプルな初期衝動」と言う意味では同じに聞こえるのかも知れない。
または、好きなパンクのルーツとして60年代ビートを聴いてるのなら、13歳にして恐るべき探求心だ(イギリス人って探求心旺盛な国民性あるから13歳でも分らんぞ)

ピストルズ以外で好きなのは「R・ストーンズとザ・フー」とか。マジかよ13才!
そういや顔が昔のロン・ウッドっぽくなってきてるぞ。

そんで。
今回来日のダニエル君。公開中のシリーズ第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」舞台挨拶が目的だったが。数人のボディーガードに囲まれ空港ロビーに姿を見せると、パンフレットやポスター片手の少女から「キャー」と悲鳴に似た声が上がり。
ロビーは警備員とファンらが押し合う混乱ぶり。感極まって泣きだしたり、押されて転ぶ少女の姿も見られたが、幸い怪我人は無かったとか。

・・・ザ・フーのロック・オペラ「トミー」の「サリー・シンプソン」の項そのまんま。「観衆との演者の距離」がP・タウンゼントのテーマだったが。ザ・フーのファンなら、その光景で考察しただろうね、ダニエル君!

・・・ダニエル君は大丈夫かも知れない。数年後には三つボタンのスーツの似合う、立派なモッズ青年になってるかも。

そして「長距離ランナーの孤独」「さらば青春の光」に続く英国青春映画の傑作に出演してるかも知れない。

・・・・そんな事を考えた師走の暮だった。

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