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長谷川穂積、世界前哨戦は3回KO勝ち

2013年04月27日 | ボクシング
プロボクシング・ノンタイトル10回戦(26日、神戸市立中央体育館)

56・2キロ契約で行われたノンタイトルの10回戦は、
WBC世界Sバンタム級5位の長谷川穂積(32才/真正)が、ウィラポン・ソーチャンドラシット(24才/タイ)に第3ラウンド2分51秒でKO勝ちした。

元WBC世界バンタム級王者で10度の防衛を果たした長谷川、
第3Rに近い距離からの左連打でタイ人フェザー級ランカーからダウンを奪い、
一気に連打して2度目のダウン。
なおも立ち上がった相手に襲いかかったところで、レフェリーが試合を止めた。

長谷川の試合勘を磨いとくって意味では「もう少し長くやらせても良いのでは?」と思ったが
まぁ、その辺は仕方ないか。

勢いのある右を振って長谷川を脅かしたタイ人も、倒れっぷりは「いかにもタイ国内ランカー」って感じだったからなぁ。
※顎を上げてポーンとフロアに落ちたり、連打でストンと倒れたり・・・

真正ジム山下会長は、世界戦に向けての下準備のため、試合翌日にメキシコへ渡るそうな。
WBCスーパー・バンタム級王者のビクター・テラザス(30才/メキシコ)へ交渉を進める・・・とか。

試合の出来として、本人は勝者インタビューで「正直、わからないです」と率直に語っていたが
確かに「長谷川、完全復活!」とは言えない内容だったような・・・。

なにより、相手の長い右に(見てるこっちは)ヒヤリとしたし
右ストレートをマークしてたらアッパー気味のフックに切り替えられ、危ないタイミングで食ったりしてた。
タイ国フェザー級7位の選手に・・・。

「相手は右だけ」で助かったが、左フックやアッパーもある相手だったら、どうなっていた事やら。

動く相手を追いながら自身はボディーワークが止まり、そのまま前に出て迎え撃たれそうになるシーンもあり。
そもそも「台頭時のフットワークを使うボクシングと、防衛戦での倒すボクシングをミックスしたスタイル」は見られなかったし

う~ん。

まぁ、もう防衛戦で身に付いた型は抜けないのかなぁ。
以前やってたから、心構え次第で直ぐに元のスタイルに戻せる・・・と
思う私が未練がましいだけなのかねぇ。


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