あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

協会長の資格を疑う

2012年10月20日 | ボクシング
「佐藤vs八重樫戦」消滅ニュースに関して、
もうひとつ考えさせられた事がある。

それは、大橋秀行氏の協会長としての資質。

まずストローとSフライという体格差ある選手の世界戦を目論むという時点で
健康管理より興行の話題性を優先させる姿勢が見えるし
また、世界挑戦者の資格基準を明確化させようという提言も、実際は怪しい事が明らかになった気がする。

ようするに
初挑戦には「世界ランカーに勝利」「日本・OPBF王者として防衛」などのハードルを設けながら
一度世界を獲った選手には規制なし、どの階級でもどの団体でも可。直前試合の出来も視野に入れず、興行主がやりたい世界戦だけが量産される・・・といった結果になるのでは?

こうなるとWBO・IBF加入も果たして認めて良いものか?
そんな印象を受けたニュースです。

「WBCが難色を示した」というのが、せめてもの救い。
まぁ、もともと T○Sや亀ジムとグルなWBAよりはマシだと思ってましたがね。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意外とおおデブ会長 (Unknown)
2012-10-21 03:47:59
人気あるから厄介だょー


十二月の5大タイトル戦(井岡含めたら?)やり過ぎだょ



一月に分けたらが理想です

返信する
コメント御礼&れす (ある@管理人)
2012-10-21 12:08:13
To Unknownさん
>意外とおおデブ会長
>人気あるから厄介だょー
――そうなんですよね。
同業者にも、マスコミにも、ボクシングファンからも人気がある感じで。

言葉巧みに人を引き寄せるのが上手いというか
昔から格闘技すきな人なので、いい意味でメディア受けする言動をしてくれるんですよね。

昔のスポーツ新聞記者が書くような「煽り」を自分から言ってくれる。
TVに向かっては(けっこう臭いですが)「演技」もしてくれる。
そりゃメディアからしたら有り難い存在でしょう。

改革を望むファンからしても、期待持てるコメントしてくれるし
アマチュア界とも良好な関係を結んでいる。

もはや、ボクシング界にとって重要な存在になっておいでです。必要な人材である事は認めざるを得ません。

ただ・・・ね。

やはり目先の話題で繋ごうとするトコロが顕著で

「耳障りの良い改革案」をマニフェストとして掲げ、それに期待した人の票を集めながら、結局は規制緩和の功罪の「罪」の方が大きかったどこかのポリティシャンみたいな雰囲気も携えておいでなんですよね。

今回のカードも、ハナから本気だったかは怪しいですが、話題つくりだとしても「(最低限の)良識の範囲内で行って欲しいと切に望みたいです。

>十二月の5大タイトル戦(井岡含めたら?)やり過ぎだょ
――東都で3大タイトル、大阪で(井岡が決まったら)2大タイトルになりそうですね。
お腹一杯になりそうだなぁ・・・。

>一月に分けたらが理想です
――「元旦世界戦」はイイとして
1月も祝日はあるワケで、そっちに振って欲しいですね。

格闘技衰退でボクシングに お鉢が回ってきてる印象ですが、消去法で選ばれてもねぇ・・・という感じです。
返信する

コメントを投稿