あるBOX(改)

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最近の収穫:レモ・フォーのCD

2015年01月29日 | 英国ロック
「Smile! Peter Gunn & More」

「Smile!」というオリジナル・アルバムに「Peter Gunn」などの
カヴァーなどを収録したオトク版。
※ちょっと前は廃盤扱いでプレミア付いてたらしいですなぁ

01 Heart Beat 4:13
02 The Skate 3:53
03 No Money Down(Chuck Berry)4:22
04 Rock Candy 3:38
05 The 7th Son 2:43
06 Roadrunner 3:30
07 Brother Where Are You 4:33
08 Jive Samba 6:56
09 Nothin's Too Good for My Baby 2:41
10 Peter Gunn(Henry Mancini)2:27
11 Mickey's Monkey(Lamont Dozier)2:12
12 Live Like a Lady 2:33
13 Sing Hallelujah 3:39
14 Dancing and Singing 2:13
15 Sing Hallelujah [Alternate Take] 4:07
16 Live Like a Lady [Alternate Take] 2:32
17 Live Like a Lady [Instrumental] 2:26



このグループを知ったのはキーフ・ハートリーの自伝にて。

アシュトン・ガードナー&ダイクの前身バンドであり、
ビートルズとほぼ同期のリバプールで結成されたバンドでもあり、
その突出した演奏力で知られた存在だった・・・って紹介されてて
いたく興味をそそられたんですな。

~で
さっそくamazonさんで購入しましたよ。
そして聴きましたよ。

う、上手い!そしてカッコいい!!

素晴らしいハモンド・オルガンのサウンド!
スネアの硬い音が、いかにもロイ・ダイク!

私、「Ashton, Gardner & Dyke」1stアルバムのオープニング曲、
「ローリン・ホーム」のグルーヴィーなノリとオルガンを聴いて
「まるでモッズ・バンドだ!」
「クラブで使える最高のダンス・チューンじゃん!」と感激したモノですが

なんのこたぁない、前身バンドがスーツ着た「そういうバンド」でしたよ。

また不見識を曝け出してしまいましたなぁ・・・。

※ちなみにアシュトン・ガードナー&ダイクは長髪ベルボトム系の
 バンドでありました。時代が進んでるから、そんなもんですが・・・。



まぁ、トニー・アシュトンもレモ・フォーでは途中参加組なんですが
彼の加入から一気に垢抜けたというから貢献度は高し。

ベストメンバーは、コリン・マンリー(G)とフィル・ロジャース(Bass)、
ロイ・ダイク(Drums)、トニーの4人組。

※後にトニーとロイは、
 これまたモッズ御用達バンドであった「クリエイション」の
 キム・ガードナーとアシュトン・ガードナー&ダイク結成のため脱退。
 ジョン・ロードとも交流を深めるのだから、ミュージシャンに歴史あり
 ・・・ですなぁ。

リバプール出身の縁か、ジョージ・ハリスンが手がけた「Wonderwall」の
サントラ・セッションにも参加しているレモ・フォー。

やっぱ腕です。テクとセンスです。
※ジャズの影響受けて腕を磨いたんでしょうが

マージー・ビート系が全英を席巻する前夜に、これだけのグループが
存在したのだから、やはり「おそるべし、英国ロックの森」・・・で
御座いますよ。


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