あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

母と連れ立ち<br>氷川きよしコンサートへ④

2006年12月31日 | 生活
満員の観客は満足の面持ちで帰途に着いた。
我が母親も、私もだ。

余韻覚めやらぬ御婦人が、「いいコね~、全然手抜きがないのよ~!」と興奮の面持ちで語り合う。
通常より人口密度の高い喫煙場所では「どちらからお越しですか?」と初対面の相手に声掛けるオジ様も(ナンパかよ!?)。

老若男女に潤いと張り合いを与えるスターだな、氷川君は。

私も新鮮な刺激を貰った。
母親も、私が贈った氷川君のビデオで元気を出してる状況だ。

ありがとう、氷川君!
そんな氷川君が、遂に悲願の日本レコード大賞を受賞した。

おめでとう、氷川君!
これからも頑張って!!

母と連れ立ち<br>氷川きよしコンサートへ③

2006年12月31日 | 生活
「きよしの森の石松」「番場の忠太郎」などの歌に続き
代表曲「箱根八里の半次郎」が始まる。

「♪やっぱりね♪」の一節に「きよし☆」の掛け声。
一斉に巻き起こる掛け声。

若い!若い娘の声じゃないか!?!?
いままでTVで見て、「やっぱり若いファンも多いんだな」と思っていた声の主は
40・50は当り前、60・70常連で、80・90もいらっしゃる御婦人達の歓声だったのか!!

おそるべし!氷川きよし!!!

オバ様たちに、「20代の声」を出させている!!

デビュー7年目。
「本当に歌が好き」と語るきよし君。
「競争の厳しい芸能界で、ずっと歌わせて頂くのは本当に幸せで・・・」と

ステージこそが、一番大事で、最も好きな場所といった表情。
本当に嬉しそうで、本人が心から楽しんでいるのが伝わってくる。

来年は30才になる、きよし君。
いつまでも可愛いきよし君なイメージもあるが、年相応に男らしく成長して行くべき期待でもある。

今年発表の「一剣」のキャンペーンでは、本人も「りりしい剣士」のイメージに合わせ、ポスターでは笑顔を封印。

「今年はこの曲に賭ける」との意気込みが伝わってくる。

――続く

母と連れ立ち<br>氷川きよしコンサートへ②

2006年12月31日 | 生活
さすが明治座、いつも以上に御年配のお客さんが多いんだなぁ・・・と変な感心。

暗転の後、スポットライトを浴びて舞台下からせり出してくる氷川君。
大歓声の中、持ち歌から過去の名曲を歌い上げていく。

オープニングトークでは、
「こんばんは~!お元気ですか~!?」と会場一杯に問い掛ける氷川君。
ファンの皆様も「イェ~イ!」と返し、恒例(と思われる)の掛け合い。

「今日も高い音から低い音まで出させていただきました!」と、掛け声のバリエーションを愉しむ氷川君。
「コンサートが一番イイですね。今回も楽しみにしていました」と客前で歌う喜びを隠せない様子。

「きよしのドドンパ」など、定番の曲で盛り上がり。
司会の「西寄さん」登場。
ふとっちょ姿を包むタキシードに、鮮やかな蝶ネクタイ。
「きよし君と皆さんの触れ合いの架け橋を務めさせて戴きます」・・・と言う、この司会さん。
私には「ニューキャラ」だが、氷川君コンサートの常連さんからすれば「お馴染み」の模様。

「腹には脂肪」「スマイル、スマイル♪」の決まり文句もファンと合唱。

ただの「歌手の司会」の仕事じゃないな。
司会さんも、きよし君の「人間的魅力・歌手としての一途さ」に魅せられているのが良く分かる。
ちなみにフルネームで「西寄ひがし」さん。
「西より東」(西から東まで)ってコトですな。

しゃべりが苦手そうな氷川君の代弁者としての存在でもありそうだ。
(NHKの「きよしこの夜」でもグッチ裕三が居ないと厳しそうだもんなぁ)
つい、「“老若にゃんにょ”のお客様」なんて言ってしまう微笑ましい氷川君であった。

もちろんバックは生演奏で。
オーケストラは無理としても、管楽器からギター、(ストリングス役もこなす)キーボードなど達者な方々で固めてある。
このメンバーが、また若い。ギターやベースの人なんて長髪だし、紹介では「ジャズ演奏もこなす」腕前とかで。

普通なら「演歌のバック」なんて辛い(失礼!)かも知れないが。これまた、氷川君の演奏を務めるのが楽しい様子。
「歌を愛するこころ」が周囲をも魅了している・・・そんな印象を受けた。
演奏も見事だ。

コンサートは続く。
「おーい中村くん」なんて曲も飛び出し、御年配のお客さんが喜ぶ顔が見えるよう・・・。

どの曲も、清潔感溢れる「きよし演歌」として聴かせてくれる。
歌が上手いねぇ~。いいコンサートだねぇ~。

母を連れた親孝行のつもりが、すっかり自分が楽しんでいるワタクシだった。

――続く

母と連れ立ち<br>氷川きよしコンサートへ

2006年12月31日 | 生活
明治座は、当然ながら、満員だった。
チケットが入手できないファンの方々も多いと聞く。
ウチの母親も「よく取れたねぇ・・・」と感心しておったが。
スンマセン、連れがネットオークションでGETしました。
「ファンクラブに入ったけど、チケット回って来ないわヨ!」と、お怒りの方も多いと、うかがいいますが。
ネットじゃ、たまに出回ってるそうなんですよ。ホント、すんません。

明治座の入口、すでに人だかり。
新曲「一剣」のポスターや氷川君の等身大ポップ。
それと一緒に記念写真取る年配の御婦人方。

チケットもぎって貰い、入館すると1Fロビーにはグッズ売り場。
おば様たちが集っておられる。

「見るか?」と母親に尋ねるも「いいよぉ」と首を振る。
まぁ、初めて見たら迫力に気圧されるわなぁ・・・。

きよしクン団扇、ポスター、CD、DVD、ビデオ、Tシャツ、鉢巻、タオル・・・。
あらゆるグッズがある。ペンライトも・・・。

2階には、明治座そなえ付けの売り場があるが、そちらでも東京土産が売れている。
エスカレーターで上がるのも一苦労。

オジオバの熱気、あなどれず。
もう、ハッピに鉢巻きの戦闘準備完了のおば様も・・・。

客席に入ると、3階席から上も満員。
ペンライト系の物が、もう光っている。ボンボンみたいなの持ったオバ様も居る!

平均年齢が・・・・高い!
オレなんて若造だ!

「まだ始まんないの―――!?」と明るく叫ぶオバ様。
「待ちきれないわ――!」と言わんばかり。

ウチのおっかさんは静かに座っておられる。
しかし、この会場が待ちわびる雰囲気は。
数年前に行われたR・ストーンズの武道館公演にも通じるモノがある。