有田芳生の『酔醒漫録』

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「トウキョウソナタ」の哀しさと優しさ

2008-10-17 06:06:12 | 映画

 10月16日(木)ある宗教団体最高幹部から話を聞いた記者からの伝聞。取材は総選挙がテーマ。100メートル競争だと目標(具体的には11月2日投票)を設定して必死で走っていたら、いつしか200メートル走に変わり、もしかしたら1500メートル先がゴールかも知れないというのがいまの情況。感覚的にはよくわかる。定例役員会。板橋で「勝手連」的に応援してくれる女性グループと相談。有楽町で練馬在住のA社長と懇談。東京9区で支援してくれるはずだったけれど、選挙区が変わったので新たな打ち合わせ。明早朝の訴えを思い迷ったもののシネカノンで最終上映の「トウキョウソナタ」を見る。小泉今日子は前作よりずっと存在感があった。香川照之はリストラ社員の悲哀を重く深く熱演。この映画は日本の現状とともに、家族という単位の人間関係の大切さを鋭く、哀しく、そして優しく描いている。お勧めの秀作。手帳を見れば映画は8月26日以来だ。