有田芳生の『酔醒漫録』

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加藤登紀子の「ほろよい物語」を聴く

2008-10-29 06:13:11 | 人物

 10月28日(火)081028_11500001 加藤登紀子さんの「ほろよい物語」というアルバムを聴きながら。「第1話」は「それは〈サヨナラ〉からはじまった」。「美しき五月のパリ」「ゲバラ・アーミオ」が心に染みる。統一教会の弁護士話はとりあえず週刊誌に任せるとしても、書こうと思えばテーマはいくらでもある。たとえば文鮮明教祖の不時着にまつわること。統一教会は文教祖のヘリコブター事故にかこつけて「同死同苦実体復活特別摂理」という名目で献金集めを行なっていた。目標は一家庭120万円。もちろん達成出来ない信者が多く、期間を延長。相も変わらぬ金権体質で信者は苦労している。埼玉県に近い板橋区をくまなく回る。誰もいないなと思いながらマイクを持てば、路地から何人もの方々が顔を出してくれる。短い「取材」をそこで行う。そうした繰り返し。民主党小沢一郎代表からアドバイスされた方法はまさに有効だと日々実感。大山の事務所で支援者と会い「あおい珈琲店」で打ち合わせ。電車のなかで牛村圭さんと日暮吉延さんの『東京裁判を正しく読む』(文春新書)を読む。「戦後日本史のなかで考える」(第四章)で木村久夫さんに言及しているからだ。歴史の真実を明らかにする仕事はいつになれば書けるのか。ふと逡巡しつつも、いまは現実政治に没入する。夜は上板橋で支援者と懇談。


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1 コメント

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隔日の街頭演説、ご苦労さんです。 (中野)
2008-10-29 10:44:47
隔日の街頭演説、ご苦労さんです。

小沢氏の「大衆の中へ、ドブ板選挙活動」を自ら実践してるのが、民主党員でない有田さん、とは・・・本当に下部民主党議員・候補者の政治への本気度の無さには、小沢サイトの掲示板投稿者からも慨嘆と怒りさえ訴えられています。
鳩山幹事長等の幹部遊説にかまけて、たまたま反自・公与党からの政権交代機運の上潮に乗っかって、労せずにあわよくば総選挙後の与党国会議員に・・・その類です。
だから「そんな民主党に任せられない」という一部国民の気持ちは分かりますが、それでもともかく、この国には世界の民主主義国家で行なわれている”政権交代”の経験は絶対必要と小生は思います。

暗殺の危険を感じながら、黒人系候補:オバマ氏を世界の米国大統領に担ぎ出せるアメリカ国民・・・今の日本人の政治意識の貧困と他国への羨望さえ小生はおぼえます。
かって凡そ140年前幕末期の江戸庶民達の方が、今よりずっと貧しいのに、当時の政治風刺の有料「錦絵」が100万江戸人口より多い120万部とか印刷・販売されたと言います。
ロシアのナロードニキ系革命家の明治維新直後の滞在記でも、「日本人の識字率の高さ」は当時の世界と比べて驚いているほど、日本庶民の読書好きと簡易出版の多さを記録しています。
その当時の庶民意識に比べて、”漫画愛好家”と称する世襲の政治屋がトップに君臨してはばからない、それを支える140年後の国民・・・

ともかく、この長いこと閉塞・殺伐としてるこの国の現状に”一大デモ”の呼びかけさえできない労組・左翼の幻想から脱し、「脱しがらみ・脱なれ合い」の新党日本の党勢拡大に期待します。
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