3月20日(金) テレビ朝日「スーパーモーニング」に出演した。地下鉄サリン事件から14年目に当たる特集だ。事件を振り返り、被害者の現状を明らかにするのがひとつ。もうひとつのテーマはオウムの最新事情と若者。終わってから「早口でしたね」と知人たちからいくつかの感想をいただいた。ごく限られた時間に「語らなければならない」ことを口にするには、そうするしかなかった。事件当時は大学生だったというキャスターは、常連コメンテーターに「そのとき何をしていましたか」という質問からはじめた。私にすれば「どうでもいいこと」。スタジオ時間は限られている。ゲストを2人呼んだなら、できるだけじっくりと語らせるべきだ。スタジオにいながら「ザ・ワイド」を思いだしていた。草野仁さんは専門ゲストを招いたなら、予定時間を超えてでも、語らせていた。視聴者もそれを望んでいると判断していたからだ。オウム事件の影響は、97年の神戸少年事件、さらに99年から2000年に起きた「17歳の犯罪」、さらには「いま」にまで連鎖している。広瀬健一被告の貴重な手記を取り上げたのだから、もっと内容を紹介すべきであった。「時間がない」のではなく「時間を作る」ことが大事なこと。おざなりでスケジュール報道をするばかりのニュース番組。それに比べれば、「特集を」という志ある判断に敬意を表しつつ、番組進行に工夫をと思う。局を出れば強い雨。表参道のジムへ。誰もいないプールでひとり泳ぎ、歩く。地下鉄で池袋経由、大山。雨も上がり、弥生町、清水町、小豆沢2丁目を歩く。いまでは珍しい「一里塚」を志村に発見。事務所に戻り、夜は高世仁さんと打ち合わせ。
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どんどん出ましょう。
企画自体は良かったのですが、物足りなさは感じましたね。
オウム特集以上に難しいかもしれませんが、統一教会・霊感商法についてもテレビで取り上げてもらいたいものです。