日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

響かないわけがない。

2016-10-29 12:15:50 | 映画・音楽
ワタシも、そう思う。
知り合いではないけれど、誰かがツイッターでつぶやいていた。
「名前を奪われた」俳優が、同じく「大切なものを奪われた」ヒロインを演じる(声で)のだから。

この世界の片隅に
「世に出るべき」作品には、必ず偶然という名の必然がついているものだから、ことさらこの作品で云々、ということではないと思うけど。
ワタシは純粋に、この作品は素晴らしいだろうと確信するし(まだ観ていないから。)、ことさらこの作品を、作品とはまったく関係のないところで無視しつづけている日本のマスコミ、とか業界、とか、日本という国そのものに悲しみを覚える。でもそれでも、そんなことに惑わされずに生きている人たちもたくさんいるし、そういう人達をたくさん知っているから、その存在に励まされつつ、自分も、ただ自分でいたい、と。そう思う。それが日本という国の、陽のあたらない片隅であっても、自分にとっては世界の中心だから。

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