宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

またもや他力本願の性質が・・・

2009-09-19 20:05:07 | 北朝鮮
まあ、北朝鮮問題でイニシャティブを取ろうとしないのは、鳩山さんだけでもなさそうだ、岡田さんも同じなのだろう・・・・他力本願の考え方はあらゆる部分に於いて出てくる筈だ・・・・官僚から政治を取り返す、と、言ってるが、多分取り込まれる事になる・・・・・のは十中八九読める・・・・・
外交の姿勢も内政も本質は同じだからだ。つまり、宣言した言葉どおりには絶対にならない、なれない、と確信する・・・・・
自民党との外交姿勢が同じ、と言うことは、ほとんど今ある外国との諸問題の解決能力が無い、に等しいということである。
相変わらずアメリカべったり腰ギンチャクであるし、相当のお金もたかられる。
折角、無駄金を搾り取ってもみんなアメリカに持っていかれる事になるであろう・・・・

しかし、あまりにも民主党を勝たせ過ぎたので、自民党が弱体化し過ぎて、追求に迫力もなくどうにもならない、自民党と共産党と公明党で、共闘できるのか?・・・・このままでは、民主党に軽く見られてしまうであろう・・・・自民党と共産党が共闘したら見ものであるが、社会党とは見せ掛けに仲良く出来ても、流石に共産党とまでは無理であろう・・・・
それより、自民党みんなで仲良く分解しないでやっていけるのか、次の参議院選挙がヤマであり、下手をするとその後は大政翼賛会になってしまう恐れもある。

北朝鮮の問題を積極的に先導しようとしない姿勢は、すべての内政においても「腰砕け」に陥る可能性は高い確率になろう・・・・・内政に於いても、一応マニフェストでは改革方針を謳っていても、前後左右あらゆるところから損得勘定やら利害得失の横槍が入る、それらの理性を跳ね返すには相当の覚悟を必要とするのだから、現状維持を唱えるような力を破壊の力で変革するには、外交の現状維持を望むような方向性では、打破することはできない。
8年も同じ事を繰り返して解決に至らず、どころか、相手にもさせてもらえない状態を、政権が変わっても更に同じように継続を望んでいるのだから、最低最悪の政権であるとも言える。はなから言いたくはないが、大人の政権にはまだまだ程遠い
小泉さんから麻生さんまで、幼稚な政権が並んだ、と思っていたが、どうしてどうして鳩山さんもドッコイドッコイかも知れぬ・・・・・残念!・・・・
少し、かいかぶり過ぎたようだ・・・・・

目に見えぬ中国のシナリオ

2009-09-19 06:29:16 | 北朝鮮
アメリカは北朝鮮への支援金を払いたくない、だから6カ国協議に拘るのだ・・・・北朝鮮がいくら最低でも「日本を外してくれれば、出席する」と、頼んでも、アメリカは頑として6カ国協議に拘っているのは、資金のせいなののだ。時間を費やせば費やすほど、その支援費用は嵩んでくるのである。だから、日本も本当は手を引きたい・・・・元々は拉致の復讐劇だったのだから、まだ生き残っている人がいるとはとても思っちゃいないのだ。もうすでに日本もアメリカも北朝鮮問題は終わりにしたいくらいに思っているんじゃなかろうか・・・・・
時間が経てはそれだけ支援金の金額は増していくばかりだから、経済制裁自体もそれの代替費用であって、日米にとっても高くつくのだ。
これで分かった事は、「核廃棄はもう絶望の淵に達している」と、いうことだ。
確かに、中国のコキントウさんの特使と金正日さんとの破顔一笑の立ち話談笑の姿を見せ付けられれば、日米共に「しらけてしまう」のは否めないであろう・・・・
経済制裁が却って中国を太らせてしまっている事に今更ながら気付いても遅い・・・・・経済制裁が、金正日さんの病気を治してしまった事に気付くのも遅すぎる・・・・
いつもは顔色から分析をする日本マスコミも、流石に健康色の金正日さんでは面白くないのかスルーである。
経済制裁に同調しながら関係を密にして行く中国とそしてロシア、これが外交というものだ。全くのザルになっていくのをいつまでも分からぬオバマさんと鳩山さんなのである・・・・・そろそろオバマ政権は理解しかけているかな・・・?
中国の圧力もあって、アメリカは仕方なく「経済制裁」を取り払うしかなくなる。
それは、アメリカ外交の負けに等しい・・・・
中国は、北朝鮮に対しては明らかにイニシャティブを握っているが、アメリカに対しても外交のイニシャティブを握っているのだ。そこに日本の出る幕はない・・・・・
北朝鮮は、コキントウさんに言われた通りに融和外交へ進んだ。コキントウさんの描いたシナリオがそろそろジエンドに向かう。ただ違うのは日本民主党鳩山さんが友愛の名の下に「独自外交」する筈がそうではなかった、と、言うことで、日本も財政再建の折、お金を惜しんだ、としか思えない。