国家戦略室の危険性

国家戦略室→国家戦略局
オドロおどろしい・・・・・名前です。
ここに権力の集中を図るのは結構ですが、行き過ぎによるブレーキ役が絶対!・・・・必要です。今回、国会がその役に立ちそうもないので、結局、暴走することは目に見えています。
何かを新設する度事に，常にブレーキを掛ける目付けは必要なのです。
当初の目的は、純粋であって真っ当であっても、やがて、トップが替わればその最初の純粋さは薄れて行くものだ。
ブレーキ役の暴走も牽制させる必要があるが、常に互いが牽制する姿勢が望ましい。少し危惧する私です・・・・・

地方分権は更にもっと危惧しなければならない・・・・・
目の行き届かないところでルール違反は行われる。
睨みを利かす組織は、目付けなくしての分権は、ザルもいいところである。
かといって、あまりに縛りを効かせてしまっては、みもふたも無い・・・・・
警察に摘発されるなどは愚の骨頂・・・・・・
地方であればあるほど、税金の無駄遣い、横流し、詐取などは、野放図にすれば枚挙に暇も無いだろう・・・
だから、何かを作れば常に制御機能組織も同時に作るべし・・・・
権力構造を変化させれば、逸脱が起こる可能性が発生することを当初より想定して、制御組織を同時に設け、二重三重の二権、三権バランスを常に必要とする。
制御組織にも行き過ぎの弊害を規制するルールの策定をする。

このようにして始めて、　賢民の　賢民による　賢民のための政治と言えるものだ。愚民の政治ではここまで真摯に考える者はいない・・・・
誰しも都合の良い、行政がし易い組織を作りたがるからだ。行き過ぎをちょくちょくチェックされてはやりづらくてしょうがないからだ・・・・それが愚民の象徴である。
菅さんや鳩山さんは真摯に考えてやったつもりでも、後に続く者たちが悪意ない者たちであるかどうかは、誰にも分からない・・・・だから恐いことなのだ・・・・
このような組織に、戦争も止む無しの人間が入ってきたらどうなる・・・・自衛隊の元、前、現の人々が入ってしまったらどうなる?
制御機能の組織に、現政権におもねる人間が入ってしまったらどうなる?独走を止める者等なくなってしまう。組織を作るに当たっては、そこまで考慮せねばならんのだ。