宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

自殺者毎年3万人

2006-05-10 22:23:16 | 政治
これだけの人数が7年前から、自らこの世からおさらばしているのに、小泉さん曰く「格差社会も仕方がない、悪くは無い」ときたもんだ。
こんな総理大臣ならいらない! 必要ない!
問題意識のない、不必要なジャーナリズムもいらない!
世界がこの実情を知ったら、ヒソヒソ、「あの国、何か問題あるんじゃないの?こんなに死んでいるのにおかしいわよ、みんな自分の国の人でしょ?誰も問題にしないって信じられない!」と思うだろう。
8年で24万人、その影響を受けた人々も換算すると相当の数であろう。
それが「格差社会もそんなに悪いことじゃない」ですか?言葉もありません。
その人が過半数の支持を得ている現実、どうやって解析したら良いんだろう?多分、従来からの自民党支持と、愛国右傾の人々の合同が高い支持率につながっているのだろう?
他の国の責任で起きたことには、厳しく糾弾するくせに、自分の国の責任で起きたことには、さも大したことじゃないとばかりに目を瞑る。こう言う国なのだ日本と言う国は!!こう言うところがある、と言うことをしっかりと、今からでも認識してください。これは今に始まったことではなく、多分過去にも多く散見されてきた日本と言う国の特質を表わしているのではないだろうか?と言うよりはっきりと表わしている。
ジャーナリズムによる「拉致」キャンペーンで目潰しを喰らい、その裏の隠蔽に気がつきもしない愚かしさなのだ。
所謂、視野狭窄ってやつですか。
普通考えるに、日本国民が自ら死に至らしめるにせよ、3万人、いやっ、小泉さんが総理に就任してから4年かな?だから12万人の人をあの世にお送りしたのだから、その責任の重大性を自らも感じなくてはならないものだが、およそその兆候も無く、この国は、その責任の追及もするでなし、過半の支持に恐れをなし、従順な羊になってしまった。
死んでいった者たちの無念の叫びが、関係なき人には聞こえずとも、私の双耳にはエコーを伴って到達してくるんだ。
このニュースを読んでも尚且つ、何にも感想がおきないとするならば、それは、自身の幸せ(エンドルフィン)のために、折角のこの世の出来事と人生とが泡となってしまった証座である。