NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

アステカの踊り

2007-03-30 16:35:24 | メキシコ生活記


crick 



週末にチャプルテペック公園付近に行くと、沢山の出店が軒を連ね、観光客を楽しませる伝統芸能も行われています。先日ご紹介した“ボラドーレスの儀式”も必ずと言っていいほどやっています。

先週日曜に国立人類学博物館に行った際、ボラドーレスの儀式の他に“アステカの民族舞踊”も行われていました。これはソカロ付近でもよく見かける光景ですね。お香を焚いて、その周りをアステカの民族衣装を身にまとった男女が音楽にあわせて踊ります。

自分達のアイデンティティーを求めて踊るグループがいるそうですが、観光客からのチップ目当てで行われている場合も多いです。今回私達が見たのも一種のショーと化したものでした。しかし観光客から見ればこれでも十分異文化を感じられるものです

     

国立人類学博物館の目の前でやっていたのを2~3分立ち止まって眺めていたのですが、体全体を動かしながら踊る姿をみて「結構、体力使いそうだな~」と。そんなに複雑な動きがある訳ではないんですが、あの暑さの中でしょ・・・結構厳しいと思いますよ チップを貰うためだろうと何だろうと、それだけで凄いと感心しちゃいます
複雑な動きは無いと書きましたが、“力強さ”は非常に感じます。エネルギーというのかパワーというのか。でもって、あの頭の羽飾り、いつ見ても迫力があるんですよ。そばで見ると、写真で見るよりも一層大きいです。とても立派ですよ

下の写真を見てください。クリックして拡大してもらうと、羽飾りの大きさがお分かりいただけるかと思います。
    crick 


太鼓の音が結構遠くまでドンドコドンドコ響くんですよ!離れた場所にいても「何かやってるぞ」というのはすぐに分かります。

まぁ、そんな訳で休日に散歩がてらブラブラするだけでも楽しいんですが今はまさにハカランダが満開です 以前記事をUPした際は(世界三大花木~ハカランダ~)、咲いている木の方が少なかったんですが、今はその逆。日本では桜が満開になっている場所があるそうですが、こちらは桜並木ならぬハカランダ並木です
        

以前忍者さんが「ハカランダの紫色を写真では上手く出せない」というようなコメントを下さいましたが、まさにその通りだと感じます。本当にハカランダの紫色は美しいんです ところが写真を撮って見てみると、あの美しさが半減しちゃう 日本でこの記事を読んでくださっている皆さんは、私の撮影したハカランダの写真を見ていらっしゃるわけですが、実際はこの何倍も美しい紫色なんですよ 見たままをお見せできないのが残念でなりません。毎日通りを歩くたびに何本ものハカランダを目にしていますが、その都度立ち止まって見入ってしまったり、ハカランダの木を下から見上げて、花とその隙間から見える青空を楽しんでいます

下の写真は、前回のハカランダの記事「世界三大花木~ハカランダ~」で使ったTOP写真と同じ場所で撮りました。あの頃はまだチョボチョボしか咲いていなかったのが、今はこんなに満開になりました 是非見比べてみてね!
 crick


実際は写真の色よりも もっと濃い紫色なのですが、これが(私の技術では)限界。是非、クリック拡大して見て下さい。桜もいいけれど、ハカランダも本当にキレイなんですよ。

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