とにかくパレンケ遺跡は見所がたくさんあったので、今後、間に別記事を挟みながら少しずつご紹介していく事に決めました 第2回目の今日は、パカル王の翡翠の仮面について。発見当時のパカル王墳墓を実物大で再現したものは、現在、国立人類学博物館のマヤ室地下に展示してあり、昨日の記事で山田俊彦氏撮影の写真をUPさせていただきました。
実は今日、急遽思い立って「国立人類学博物館」に見に行ってきましたよ!思い立ってすぐに行かれる環境にいる現在の自分をとても幸せだと感じた次第です 山田さんが撮影されたレプリカを、3度目の正直でやっと見てきましたが、(フラッシュ禁止なので)とても山田さんの写真のようにはっきりと写せませんでした しかしそれ以外はバッチリ
パカル王は、こんな状態で埋葬されたそうです。しかしながら、この写真の“翡翠の仮面”が本物かどうかがよく分かりません。どなたか知っている方はいらっしゃいますか?
(国立人類学博物館 マヤ室)
もそっとUPで見たい方はcrick
でもって、下の写真は1977年に山田さんが撮影した本物の翡翠の仮面。
(山田俊彦氏 撮影)
山田さんからのコメント
「添付の翡翠の仮面は77年単体で展示されていた時代に撮ったものです。85年に盗難にあって大騒ぎとなりましたが幸いに4年半後に発見されました。」
仮面について以下、
ガイドブック「国立人類学博物館 日本語版」より引用
『パレンケの(注1)碑銘の神殿内王墓から出土した「翡翠の仮面」。死者の顔に塗った漆喰の上に直接翡翠の断片をモザイク状に張合わせたものと考えられている。発見当時バラバラであったものを復元した仮面。』
(注1)地球の歩き方では「碑文の神殿」と訳されています。
パカル王の墳墓が発見された“碑文の神殿”(パレンケ遺跡)
その他副葬品。ニュージーランドに行った時も沢山の翡翠を目にしましたが、ここメヒコでも副葬品の多くは翡翠です。(ちなみに主人の実家は新潟の糸魚川で、ここも翡翠で有名)
(国立人類学博物館 マヤ室)
同じ翡翠でも、色の濃いものから薄い物まで様々です。
今日はパレンケ遺跡の写真よりも、国立人類学博物館の写真の方が多かったですが、実際にその遺跡を訪れた後に見に行くと、実に感慨深いです!思い立ったらすぐ行かれる環境を存分に活かして、これからも何度も通おうと決意した私でした
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