NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

十字架の神殿

2007-03-31 10:53:25 | メキシコ生活記
パレンケ遺跡の話に戻って、今日は『十字架の神殿』の写真です。この建物はパカル王(翡翠の仮面の王ですね!)の息子、チャン・バールム王の時代に建造されたものらしいです。今後ご紹介する『太陽の神殿』『葉の十字架の神殿』も同じ時代に建てられたものだそう。

TOPの写真ですが、あの角度から見るとかなり急な階段の建物に見えますよね。確かにそうなんですが、下の写真ではもっと緩やかに見えるのはなぜ

    
この写真を見ると、ジャングルの中で長い年月気づかれなかったと言うのが良く分かる気がしますね。後ろ側が緑で覆われていますでしょ?でしょ?その事に感動して撮った一枚  結構感動しやすい性格

なんでも内部パネルの中心に十字架の図が見られることからこの名がついたらしいです。でもって、そのパネルはシティーのメキシコ国立人類学博物館にあるそうなんですが・・・先日、行った時に探したけれど(確か探したはず)、どれなのか分からなかったな


「タバコを吸う老人の浮き彫り」(これはパレンケ遺跡で撮影)
     crick 


老人がこちらを向いてタバコをふかしているのが分かりますでしょうか(横向きで、左半身が描かれています)?クリックして拡大しないと絶対に分からないので、是非crickして見てください。復元されてこんなにはっきり見えるようになったらしいです。

ところで、十字架の神殿の階段を上った場所からの眺めが最高なんです!(パレンケ遺跡記事の第一回目でTOPに使った写真あの眺めです!)宮殿や碑文の神殿、その遥か先まで広大に広がるジャングルが見渡せます。一人だったら、しばら~く石段に腰を下ろして眺めていたいところでしたが、いつもの様にそんな余裕は無く うちの相方が結構、時間を気にする方なんですよね(愚痴グチ愚痴)「早く次に行かないと時間が無いから」とか何とか言っちゃってさプリプリ。普段メキシコ時間に大いに悩まされているんだから、こういう時こそ逆手にとって、こっちもメキシコ時間になっちゃえばいいのに。。。大体、今回のツアーでは私達二人だけで他の人に気を遣うこともないんだしさ。おまけによく聞くのが、日本人だけのツアーだと皆きっちり集合時間を守ってバスに戻ってくるけれど、メキシコ人ツアー客は集合時間になっても戻って来ている人がいないとか(笑)

あ~、独りのんびり誰にも邪魔されずに遺跡で物思いに耽ってみたいっす

    

昔から鳥みたいに自由に空を飛ぶ事に憧れる私。
    

「この大空に翼を広げ 飛んでゆきたいよ~ 悲しみの無い 自由な空へ 翼 はため~か~せ~ ゆきたい~」この歌大好きなんですが、タイトルを度忘れ。何でしたっけ?

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