NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

世界危機遺産!

2008-06-03 00:09:59 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記
2007年にガラパゴス諸島が危機遺産に指定されました。さっきNHKの特集を見た方はいらっしゃるでしょうか?私が子供の頃から憧れ続け、やっと念願かなって訪れた場所なだけに、特に思い入れが深いところです。

バルトロメ島にて
(ガラパゴスアシカ)
    

産卵場所を求めて、アスファルトの上をさまよう海イグアナのメス。ゴミ捨て場から生ゴミをあさるダーウィンフィンチ。ナマコの密猟。廃棄物の上で過ごす海イグアナ。人間の持ち込んだヤギの繁殖によって、食べ物を奪われ続けるゾウガメ。

もう、見ていて目を覆いたくなる惨状でした。旅行に行った時には、そんな裏側の面が見えなかったので、純粋に感動して帰ってきたのですが、はしゃいでいるどころではなくなっているんですね

サンティアゴ島にて
(シラガゴイ)
      


(ウミイグアナ)
   


(ガラパゴスミヤコドリ)
    
30年前は週1便だったガラパゴスへの飛行機も、今は観光客の急増に伴って、毎日4便飛んでいるそうです。観光客が増えれば、観光産業が発達する→それに伴って、観光産業に従事しようと人が集まる→ホテル等の建設で環境が破壊される&居住者や観光客の出す膨大なゴミ・・・
    
旅行に行った私が大きな声では言えないのですが、非常に深刻です。
大統領が非常事態宣言まで出し、州知事は島から居住者を減らす努力をしているそうです。しかし、今まで観光収入で暮らしていたのに、島を退去するように命じられた人は、「島を出たら職が見つかるか分からない」という不安に苛まれているのだそう。首都キトと比べて、ガラパゴスでの収入は2倍だそうです。
難しい問題になっていますね。

ガラパゴス諸島居住区域
   
ゴミの話をすると(番組をご覧になった方は同じ映像を見たでしょうが)、ゴミ集積場周辺に住むフィンチの数は、その他2箇所のフィンチ生息場所と比べて、数が半分にも減ったそうです。生ゴミのそばにはハエもいれば、雑菌も多く生息しています。食べ物と一緒にそれらも体に入ってしまうんですね。しかも、生まれた雛のなかには、ハエの幼虫が寄生している子もいます。


土産物屋
    
そして、人間が持ち込んだヤギは・・・駆除されているんですが・・・これは別の意味で可愛そうでした。人間の勝手で持ち込まれた末に駆除される。鉄砲で撃たれて倒れる姿には物凄く心が痛みました。「これしか方法がない」との判断だそうですけれど。。。


船着場で遊ぶ子供達
     
番組の最後の方で、「一番恐ろしい(だったかな?)外来種は人間なのかもしれません」ていうような事を言っていたんですが、まさにそうだと思いました。地球温暖化も含めて、ひとりひとりが自分自信の事として物事に取り組んでいかなければならないですよね。
毎日大量にやってくる観光客の一人だった私ですが、ガラパゴスの素晴らしさを体感しただけに、それを救うためには、どんな小さなことでも出来る事は協力していきたいと思います。

もちろん、これはガラパゴスに限っての事ではないですね。。。

地球全体の為に、「誰かがやる」ではなく「みんなでやる」という意識改革が必要だと思います。
皆さん、一緒に頑張りましょうね。

   


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サントクリストバル島の海

2008-02-07 13:54:07 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記
《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記⑮》

『明日の午前中にはもうサンタ・クルス号を下船する』、という前日の午後に行ったサントクリストバル島(セルブルーホ)。サラサラの白砂が、カンクンを思い出させる感じで(しかし、いかにも観光地と言う雰囲気ではなく)、とっても綺麗な気持ちのいい場所です。この頃にはガラパゴスの島々にもいい意味で慣れ、「もっと居たいなぁ」と、明日の下船が名残惜しかった。

  



キャビンの机に置いてあった、アンティーク調の地図。今回行くことの出来なかった島がまだ沢山あります。
   


残り半日となった、ガラパゴスの旅を、シュノーケリングで締めくくり。
   
私はこの時はシュノーケリングはせずに、浜辺を歩いたり海を眺めたりしていました。それと・・・


こんな事もしました
 



           足 跡 撮 影
    
くっだらないですが・・・一応、ガラパゴスに確かに来たぞ!記念 (←すぐ消えちゃうし、本人しか分からないっちゅーの!


こっちは私じゃないですが、誰かがフィンをつけて歩いた跡
     

この島の浜辺にはアシカやイグアナは全くいなかったんですが、ナチュラリストさんの話によると、奥のほうに海ガメの産卵場があるそうです。


           黄 昏 時
     
この男の子、と~っても可愛くって、個人的にお気に入りでした
。外国人の子供って、どうしてこう、お人形さんみたいに可愛いんでしょうね~
しかし、ある一定の年齢を超えると、もの凄く太っちゃったりするのよね・・・やはり食生活か!?
彼が将来、太らずにスリムに育ってくれることを祈るばかり。



今日も一日が終わっていきます。
     


日本から見ると、地球の裏側。遠い遠い場所ですが、またいつか機会があれば行きたいな。
     

あ・・・、まだ鳥の写真etc.残っているので、旅行記は気長に もそっと続きます

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相棒の撮影写真

2008-01-30 14:04:37 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記⑬》

結婚して3年と5ヶ月。大方の旅行写真は私が撮影。なぜかというと、相方の撮った写真を私が気に入らないから。大学時代は写真部だったという夫(その実、野球ばっかりしていたらしい)。しかし、私から言わせると「それ、嘘やろ!」。だって、旅先で気に入った風景をバックに写真を撮ってもらうと、2/3の確立でバックにピントがあっていて、私が微妙にぼけている・・・「普段いじめられている仕返しを、さりげなくここで返してるんとちゃうん」 という訳で、私がカメラを離さないということなんです。

しかし、昨年11月にデジカメをもう一台買いまして、主人は念願のmy cameraをGetし、旅行のたびにホクホク顔です。もとは、今私が使っているデジカメも、結納返しで主人にあげた物なので、主人のものなんですが。。。「お前のものはオレの物、オレの物はオレの物」っていうジャイアン方式で私が専有しております
    


しかし、もと写真部と豪語するだけあって、なかなかいい写真もありまして。主人が撮ったなかから「何枚かコピーしてくれ!」という事も最近はあります。

今日は、ガラパゴス諸島で主人が撮影した写真の中から、私が個人的に気に入ったものの一部だけご紹介します。全部で28枚貰った中で、今日記事にUPした物よりも、もっとアングル的にいいと思った写真は他にあるんですが、今回は「なんだか味がある」と感じたものだけ数枚(写真はクリックで拡大します)。

     

この写真を見るたびに、「時々失敗して、ツルッ・・・ガッ(鼻の辺りを打つ音) とか無いんだろうか」と疑問に思います。

     

ウミイグアナが“ズリッ ズリッ”っと歩を進める様子がよく出ている写真だと思いSelect。なんだか可愛いでしょ。ウミイグアナが歩いた後には、尻尾のあとが浜辺に残ります。

     

ゾウガメが思いっきり前脚を伸ばしてるんですが・・・短い
でも、そんなところが可愛らしい一瞬。

     

引き上げていくパンガ(ゴムボート)を見送りに来てくれたのかな?


    

美しい海を見るよりも、子供たちは砂遊びに夢中。でも、よく出来てるよね


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3,100km以上も旅をする“モナルカ蝶”。自然の神秘を体験する瞬間!

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同じ兄弟でも・・・

2008-01-27 13:58:08 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル旅行記⑫》

ここはラビダ島といいます。ガラパゴス諸島旅行記を書き始めてもう12回目なんですが、やっと島の名前を把握。この島は、写真を見てお分かりの通り、砂の色が特徴的。
   
ここには前回の記事で紹介したアシカの兄弟もいるわけですが、なんといっても鳥が沢山。


     


ガラパゴスカッショクペリカン
   

ここに写っているのが、み~んなガラパゴスカッショクペリカンなのか、少し種類が違うのか、専門家でない私には微妙に不明なんですが・・・

とにかくアッチにもコッチにも。鳥が苦手な人には恐怖の世界でしょうか。
     
        

ガラパゴスの生き物たちは、人間が何もしなければ襲ってくることも無いですし、安心して見て回れます。たまにアシカに近づきすぎて「眠いんだから邪魔しないでよ!」と威嚇されたりもしますが。

この島では、鳥の親子を沢山見かけました。親がエサを捕ってきて、子供たちがそれを貰っている瞬間も見ることが出来たんですが、結構すさまじい写真です

     見よ!この口の開け方(可愛いと言うより怖い)
  

しかし、もっと怖いのは次の写真(主人撮影
完全に、顔が入ってます・・・。でもって、親鳥の顔が、その分デカクなって、体の大きさとのバランスが不釣合い・・・夢に出てきそう 

もっとよく見たい人だけ拡大してね! 
             
               
 
    Crick   


ところで、この雛たちですが、1羽だけの場合もありますが、兄弟でいる時も。
 
前回のアシカの兄弟と違って、こちらは中睦まじいというのとは大分違います。
     
向かって左が先に生まれた方、右が後から生まれた方なんですが、先に生まれたほうが、弟(妹?)にエサをとられない様に、つっついたり何だかんだして攻撃しているのです。

ガイドさん曰く、「兄弟が同じくらいの大きさだったら、多分2羽とも生き残るだろう。しかし、この兄弟のように、ある程度大きさが違う場合、後から生まれた方は、先に生まれたほうに攻撃されて(あるいはエサを食べるのを邪魔されて)死んでしまう」のだとか。たとえ兄弟といえども、生き残る為に容赦はしないのです。

    
浜辺を挟んで海側にはアシカの兄弟。
   

陸側には鳥の兄弟
  

お互いに見える場所にいる兄弟同士でも、世界が大分違うようです。
  
私たち人間は・・・

やはり兄弟姉妹仲良くね 
   

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アシカの兄弟&ミルクタイム&・・・

2008-01-25 15:44:55 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記
《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記⑪》

久しぶりにアシカの登場。今日は赤ちゃんメインでいきます。今回の旅行中に、ママのおっぱいを美味しそうに飲んでいるアシカの子供を沢山見かけました。チューチュー音をたてて、かっわいいんです

授乳中の母親はといいますと、デデーンと寝そべって、飛んでくる蝿をうるさそうにパタパタ叩いているだけ。以前も書きましたが、お母さんアシカは授乳時には子供のもとに帰ってきますが、それ以外はほったらかし。よく言えば放任主義!?どちらにしても、楽な子育てです。

  Crick 


人間の子育てもこれ位楽だったら、出生率がボーンと跳ね上がるんでしょうな


こっちの子も。このこの方が小さいですね。それにしても、お母さん、随分チクチクしそうな所に顔を突っ込んじゃって・・・
 Crick 

  

こちらはアシカの兄弟。まだ人間のにおいに慣れていないらしく、興味津々で私たちのグループに近づいてきました。いやもう、「近づいてきました」なんていうお手柔らかなもんじゃなく、凄いスピードで這って来る来る。思わず私たちの方が後ずさり(触っちゃいけないもんで・・・)。その時の模様は、動画がUP出来たら載せますね。

ひとしきり人間を追いかけまわした後、兄弟でじゃれあいっこ
  
     

何がそんなに楽しいのか、じゃれじゃれじゃれじゃれ
   
     
いつまでたっても、まだまだ、じゃれじゃれ

こういう光景は、ずーっと眺めていても不思議と飽きないんですよね。無邪気な様子がたまらなく可愛い


その一方で、やはり人間に興味を持ったのか、シュノーケリングの仲間に入りたかったのか・・・


             
参  上
   

ちょっと目が据わってる??
     
違う意味で、こちらもまた可愛い

子供たちが無邪気に遊んでいる間、大人たちはと言うと

ひたすら


        ゴロゴロ
     


無賃乗船もお構いなし

 Crick 

   

もう、平らな場所ならどこでもOKって感じです。
 Crick 


地面の方が広いのに、なぜかベンチの上。寝返り打ったら落ちまっせ!


こ~んな楽園にいたらゴロゴロしたくもなるか(←そうじゃないって by ガラパゴスアシカ)
     


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亀・亀・亀

2008-01-23 14:32:06 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記
《ガラパゴス in エクアドル 旅行記⑩》

今日は、亀特集です。前半の写真は、チャールズ・ダーウィン研究所のある、サンタ・クルス島で撮影。

像のような足を持つ、このゾウガメ。「鶴は千年亀は万年」なんてよく言いますが、万年までは行かないけれど、と~っても長生きなんですよ。ゾウガメの寿命は150年とも200年とも言われ、現在、最長寿なのは、チャールズダーウィンが1835年にガラパゴスから英国に持ち帰った雌のゾウガメ。2002年現在172歳だとか!今はどうしているのかなぁ。
     
私たちがお世話になった、ナチュラリストのハンセルさん!


ガラパゴスの生き物たちに触る事は禁止されているんだけれど、触りさえしなければ、こ~んな近くまで近づけます。だから至近距離での撮影も可能(ただし、フラッシュは禁止)
      

そうそう、10月に帰国したMちゃんと先日Skypeで話したとき、Mちゃんが開口一番「ジョージ見た?ジョージ?」と・・・一瞬何のことか分からず沈黙

そう、彼女が言っていたのはこの彼のことでした
 Crick 


年末にTVでガラパゴスの特集をやったみたいですね。それでロンサム・ジョージの事を結構紹介していたそうで。。。
未だお嫁さんは見つかっておらず、このままだと、また1種絶滅する事になるんだとか。何とかお嫁さんが見つかって、子供が生まれればいいんですよね


ところで、現在、島ごとに11種の亀が認められているそうですが、甲羅の形により、“ドーム型”と“鞍型”と言う風に、大きく2種類に分けられます。
こちらの亀は、確かエスパニョーラ島から連れて来られた子で、“鞍型”の甲羅をしています。他の写真の“ドーム型”の子とは明らかに違いますよね。
    Crick




ドーム型の甲羅の亀
     
        
私達のイメージでは、このドーム型の甲羅の方が一般的ですよね。鞍型というのは初めて見ました。これもまた、進化のひとつの形。

以下引用
『ひとつの島からそれぞれの島に渡り、それからは島ごとに進化していったとされている。下草に覆われた島のゾウガメは、首を上に上げる必要がないため甲羅が丸いドーム型に、下草が少なく首を伸ばして植物を食べなくてはならない島のゾウガメは、首が上げやすいよう甲羅が鞍型になっている。』(地球の歩き方’04~’05 地球の歩き方 ペルー、ボリビア、エクアドル、コロンビア より)


先ほど、ゾウガメがどれだけ長生きか書きましたが、この子なんかはまだ人生(亀生)始まったばかり。
      
チッチャイながらも、ゾウガメとしての原型はしっかり出来ています。足がカワユイ

この亀たちは飼育されているようで、作られた折の中にいました(最終日に訪れた島にて撮影
    

       
人間も動物も、赤ちゃんのうちは()みんな可愛いです。


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これが赤道!こてこて写真でございます。

2008-01-21 15:55:06 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《エクアドル旅行記 ⑨》

今日はガラパゴスのお話をちょっと小休止いたしまして、首都キト近郊にある“赤道”のお話です。そう、誰でもよくご存知の、あの“赤道”です。

オレンジの線が「おぉ!これが~~!」と叫びたくなる、その“赤道”。人間がつけたオレンジの線ですが、なんだか「これが赤道よ」と、目に見えるというのも不思議な気が致します。


そしてほぼ100%の人がやるのがこれ

   

    
     赤道をまたぐ!の図


赤道をまたいでいる自分の足を、真剣にカメラのフレーム収める・・・ちょっと間抜けな感じです。でも、み~んな赤道をまたいで、にっこり笑顔で写真を撮ります。これ、全世界共通。


おぉ、このご夫婦は、赤道を挟んで『北半球と南半球で会話されていらっしゃる!

      
赤道を辿っていくと、その先にあるこの建物は『赤道記念館』。中には展望台のほか、エクアドルに住む先住民族の民芸品や工芸品、生活道具の展示・・・などがあります。4階建てのこの建物、高さは30mもあるそうです。私を20人縦に並べたのと同じ高さです・・・ で、天辺の球体は、直径4.5mだそうで、これは私のウェスト○個分・・・って、これは内緒です


エクアドル各地に住む、先住民族の写真。こんなに多くの先住民族がいるんですよ!メキシコもタラウマラ・ウィチョール・タラスコなどなど、先住民族が沢山いますが、私の印象としてはエクアドルの方が遥かに多い感じ。そして何よりも、『今でも自分たちの伝統や習慣を、ひたすら純粋に守り続けている人たちが多い』というイメージを受けました。
      


展望台から見下ろした景色。向かって左の“N”はNorthで、“S”はSouthですね。書かなくてもお分かりになるでしょうが、つまり、赤道を挟んで向かって左が北半球・右が南半球っていう事です。
       
GPSで計測した真の赤道はもう少し北側より(だったと思う)にずれているんだとか。でも、一応この場所が、Officialに「ここが赤道です」と認定されているのです。

       


      おっと、『決定的瞬間!』          
       
この赤いTシャツの男の子が、今まさに北半球から南半球に移った瞬間!なんとも軽々と簡単に・・・大物の予感(な訳ないって!) その奥では、ほらほら、さっき言ったように、赤道をまたいで記念撮影している親子が。


ここでちょっとお勉強Time
エクアドルという国名は、赤道=Ecuador直下に位置している事に由来しているのです。ふふ、知ってた?(←私も受け売りで~す
『南北約1000kmにわたって走るアンデス山脈によって、その国土をコスタ(海岸地方)、シエラ(中央アンデス地方)、オリエンテ(東部亜熱帯低地)という3つの気候区に分けられ ~中略~ バラエティ豊かな気候を体験することとなる。首都キトに代表されるシエラは、中央アンデス山脈を形成する4000~6000m級の万年雪を頂いた山々に囲まれ、涼風の吹きぬける盆地が点在する。かつてアンデスのフィレンツェとも形容されたこの地方は、年間を通して春のような気候だ』(地球の歩き方 ’04~’05 ペルー、ボリビア、エクアドル、コロンビア より引用)

いかにも山の麓っていう感じ満点でしょ?
    

メキシコシティは標高2,240mですが、エクアドルの首都キトはもっと高い!
なんと標高2,850m メキシコシティから来た私たちは平気のへっちゃらでしたが、平地から来た旅行客は、高山病に似た症状が出る人が多い。特に頭痛に悩まされる人が多いそうですね。メキシコシティからの旅でよかった!と思う瞬間。

そして、赤道がある場所だからといっても、ここキトは標高が高いもんだから、そんなに暑くはありません。メキシコシティと同じで、日中の日差しは強いけれど、朝晩はさっむい寒い(メキシコシティよりも寒いと感じた。まあ、シティよりも標高が高い訳だから当たり前か)。

ちなみにキトの町は“人類文化遺産”に登録されています。


く、雲がこんなに低い!というか、私たちが高い位置にいるわけなんですけれどね。
        

        
日が高くなるにつれて、雲が もくもく(くもくも もくもく くもくも・・・失礼) こ~んなに。山の天気は変わりやすい?

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豪華商品満載の新年会&船内写真

2008-01-20 15:53:23 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス in エクアドル旅行記 今回は写真だけ⑧》

今日は2年振りにスカートを履きました(一応例外としては、一時帰国して法事に参加した時・・・)。いやぁ、すっかりご無沙汰しちゃってましたよ。OL時代は私服の会社で働く事が多かったんですが(結構、転職したもんで)、その頃はスカートを履くほうが多かったですね。ところが、結婚して仕事をやめてからはジーンズばっかり。メヒコに着てからもジーンズばかり

しかし、今日は毎年恒例の商工会議所主催の新年会。結構みんなちゃんとお洒落をしてくるので、さすがに今日はね。別にジーンズだからって何も言われないんですが、とっても浮いている感じがして気になるんですよね~。スカートを履くと、不思議と女らしい気分になるもんで、、、たまには履かんとイカンですな イカン イカン
      

え~、せっかくカメラを持参したものの、チップが入っておらず・・・ 新年会の写真を撮ってこられなかったので、ガラパゴスクルーズのサンタ・クルス号の船内の写真をお楽しみください。



タイタニックほどの豪華客船とまではいきませんが、一応こんな風にゴージャスな感じで。私は大抵、疲れてキャビンで爆睡していたので、こんな余裕はゼロ

      

この商工会議所には、殆どの日本企業が会員として入っているわけで、新年会には、大使館をはじめとして、さまざまな日本企業の方々が集まります。今回は、半年前に就任されたばかりの大使夫妻もいらっしゃっていました。普段はお目にかかる機会の無い社長クラスの方々とも同席できる、数少ない貴重な席です。今回は280余名参加。会社ごとに各テーブルに座ります(別に他のテーブルに座ってもOKなんですけれど、やはり会社の面々で集まってしまうもんです)

 
お相撲さんクラスの体格の人には狭いであろう、ベッド。スリムな私にはぴったりサイズ(←新年早々、嘘はいけませんね・・・反省
   
部屋からの眺めは、当然、海とガラパゴスの島々      
      


商工会議所の新年会では、食事Timeの後に、
①各テーブルごとに結束して行う、グループクイズ 
②個人戦のビンゴ大会
 
が行われます。

①で上位10テーブルに入った人たちだけが、決勝戦に進めるわけです。

今回は・・・
  ①ビニール袋に入ったお米が何キロあるか当てるゲーム
→ ②目隠しをしてジュースを8cmだけ飲むゲーム
→ ③ビニール袋に、さっきのお米と同じ重さだけ、物を
     つめてくるゲーム(結局1.8kgあったのかな)etc.
 

数字が遠いチームから次々と脱落して、最終的に1、2、3位が決定するわけです。
       
たしか、このグループゲームでは高級ワイン6セット、日墨会館食事券5セット、カップラーメンがケースごと他。これはグループでのゲームなので、テーブルにいる人数で分け合います。



洗面所&シャワー。環境を守るため、使用済みトイレットペーパーは流さずに、備え付けのゴミ箱に捨てます(これが、何年住んでいても慣れない・・・ 仕方ないけどね)
   

       


そして、出席者全員が一番熱く燃えるのが

        “ビンゴゲーム”

普段は厳しい顔をしている重役クラスの人たちだって、燃えます!!

理由は簡単、、、なんてったって、、、



    優勝商品がすごい!豪華!


やはり、日本を代表する大手企業が集まっているだけあって、それらの企業が提供してくれるプレゼントは皆が欲しくなるものばかり!



バー&ミーティングラウンジ
      


ビンゴは2回行われるんですが、1回目で一番最初にビンゴだった人への商品は・・・な、な、なんと!!


 JAL メキシコシティ ⇔ 成田 往復ペアチケット
  (しかも、聞くところによるとビジネスクラスらしいですよ!)


その他はどんな商品があるかと言うと・・・
シャープ 32型液晶テレビAQUOSシャープ i-eleganceソニー ハンディカム、キャノン カラープリンター、カーナビ、メキシカンオパール、コンポ、ホテルニッコー 宿泊券(マスタースウィート)、3000ペソ商品券(約3万円分)、スワロフスキー・・・ おぉ、まばゆい

思わず涎が垂れそうな品ばかり。しかも電気製品なんて、新製品ですよ!



ダイニング。料理も本格的
 
   
   
       


今回で3回目の参加なんですが、3度目の正直ならず・・・本当に1回も、何一つ当たらず、リーチにすらならず。昔はビンゴ運良かったのに、なんでやねん。

さらに、この新年会の太っ腹なところは、2回のビンゴゲームで何もあたらなかった人に(そう、私のような人に)、再度ラストチャンスがあるところ。会終了後に、出口でビンゴカード2枚(2回行われるので)と引き換えに、くじを引けるのですイェ~イ



小さいながらも売店もあります
   


このくじ・・・一昨年はポロシャツ(だったかな?)、昨年はマルチリモコンを主人が当てたのですが、私は残念賞のポッキー位(←こんな事言ったら、グリコさんに失礼ですな。ポッキー、大好きで~す!)。

しかし今年は 主人がラーメン(煮るタイプ)1個だったのに対し、私はNISSANのラジコン(車種未確認。多分、非売品)をGETしました~~

・・・と、ここで写真をUPしたいところなんですが・・・
主人の上司のお子さん(小学生の男の子)が、「ポロシャツと交換して欲しい」と言うので、換えてあげちゃいました。ブログ用に写真だけ一枚撮っておきたかったですが。。。で、ポロシャツは主人サイズだったので、あげました。よって、私の商品GET数=今年も0

まぁ、楽しかったからいいか。ってことで、アシカちゃんのように爆睡したいと思います。お休みなさ~い!
       
              ↑
ちなみに、ここ数日、昼夜問わずこんな感じの私・・・反省、反省
                        ちびっと反省


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青い美脚の持ち主、アオアシカツオドリ

2008-01-17 16:20:27 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記 ⑦》

今日は、青い足の鳥、ガラパゴスアオアシカツオドリの紹介です。名前の通り、綺麗な青い足をしています。これと反対に赤い足を持つ、ガラパゴスアカアシカツオドリもいるそうなんですが、残念ならが、今回は見かけることが出来ませんでした。ガラパゴスでは、その島によって、また、季節によっても生息する鳥や動物が異なります。なので、季節的な原因で見られなかった種もいますし、今回はすべての島を訪れた訳ではないので、アカアシカツオドリは、私たちが行かなかった島に生息していたんではないかと思います。

歩くときは、片足ずつ「よっこいしょ」と言う感じで持ち上げて、ヒョコタン ヒョコタン歩きます。これがまた可愛いんだな
    

1羽でいる場合もありますが、今回はツガイを沢山見かけましたね。上の写真のように2羽そろっている時は、間違いなくツガイ。

ガイドさんが教えてくれたんですが、雄と雌を見分けるには、目を見ればいいんだそうです。瞳孔が小さいほうが雄。逆に瞳孔が大きいほうが雌なんですって!

ちなみに、カメラ目線のこの方は雌です
    
海で魚を捕る際に、瞳孔の小さい雄は浅瀬にいる魚を、逆に瞳孔の大きい雌は、深い場所にいる魚を捕るんだそう。


下の写真を拡大してもらうと、どちらか雄か雌かハッキリわかりますよ!
 Crick 


分かりましたか?

正解は・・・

手前がメスで、奥がオスです。


オスはメスに求愛する際、こんなポーズをとります。でも、この写真の子は、可哀想に、「どのメスからも相手にされないだろう」と、ガイドさんが言っていました。実際、すぐそばにメスがいたんですが、求愛されても知らん振り。
      

原因は足の色。

      
この子の足は、綺麗な青色ではなく、緑がかっています。生まれつきそうだったので、この子に罪はないんですが、メスは綺麗な青い足をしたオスしか選びません。可哀想ですが、この子は子孫を残せないと言うわけです。より強い子孫を残す本能がさせるわけですが・・・なんだか見ていて可哀想になっちゃいました


変わってこちらは卵を温めるオス。
     
別にオスが温めると決まっているわけではなく、メスと交代で温めるんだとか。

で、ちょっと驚くのがこちら

      

卵、踏んづけてるし~~~

でもこれが正しい方法なんです。足の裏が一番体温が温かいので、こうやって卵を温めるのが彼ら方式なんですとさ。


そしてこちらは、生まれた雛が足元に。
     
雛の足まで見えなかったんですが、やっぱり生まれたときから青いのかな。ちょっと見てみたかった。

他にも珍しい鳥が沢山いましたが、追々ご紹介していきますね。


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今週のAB-ROAD記事(1月8日更新)
波乱万丈の生涯を生きた、情熱の女流画家“フリーダ・カーロ”の足跡を辿る旅

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ちっちゃな仲間たち

2008-01-15 13:19:10 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記⑥》

アシカの赤ちゃんや鳥たちなどの写真が、まだまだ売るほどあるんですが、今日は小さな小さな島の仲間たちにスポットをあててみました

島々には、よく見ないと見過ごしてしまうような爬虫類・小鳥たちがたっくさんいるんです。小さい爬虫類くん達は、小さいながらも、とてもカラフル。普通に縮小写真を載せてしまうと細部が見られないので、クリックすると拡大するようにしてみました。興味のある方は拡大してじっくりご覧下さい。
爬虫類が苦手な方は、今回もスルーしてくださいな!

ダーウィンフィンチの一種
    

ダーウィンフィンチとは・・・
大陸から渡ってきたフィンチの祖先が、ガラパゴスでしだいに繁殖し、棲みついた島の環境や占めたニッチ(生態的地位)に適応して変化をとげたとしてダーウィンの進化論を決定づけたダーウィンフィンチ。まさにガラパゴスならではのこの鳥は13種類がいて、つつく、探る、つかむ、の用途によってクチバシの形が違う。エサひとつとっても、花の蜜、サボテン、虫、木の実などさまざま。キツツキフィンチのように道具を使う器用なフィンチもいる。それぞれ島の環境、生息している場所により、1種類のフィンチが枝分かれするように変わっていった。フィンチは合理主義者だったのに違いない。』(地球の歩き方 ’04~’05 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア より引用)

      
何種類か見ましたが、なんてったって、小さい上に鳥なもんで・・・撮影が難しい。


この子は割りと地味なほう
 Crick



喉元の赤と縞模様が綺麗
爬虫類・・・どちらかと言うと苦手な方なんですが、なぜかガラパゴスでは平気のへっちゃら。むしろ可愛いと思えてしまうこの感覚・・・なんなんでしょうね
 Crick


 
 
この子も地味なんだけれど、色のグラデーションが綺麗。そして、すらっと伸びたしっぽが素敵じゃないですか!←この感覚って、変かしら
  Crick


地面とほぼ同色化しているので、踏んじゃいそうでちょっとコワイ。注意していると、これくらいの小さい子があっちにもこっちにもいるんですよ。



石の上に、またまた綺麗な子を発見!
   Crick



なかなかよく撮れたでしょ?
   Crick


爬虫類だけじゃありません。蟹さんだって、立派な仲間
     

       
同じ蟹でも、角度や光の当たり方でこんなに色が違ってみえるんです。
そんなちょっとした事にも感動してしまうのは何ででしょうね。大自然に囲まれて、心に余裕が出てくると、そんな些細なこともふと目に留まるものなんです


ちょっと余談写真ですが、ブログ友達の亀さんが「TVでイグアナが泳ぐ様子をみてびっくりした」とコメントを下さったので、主人が撮影した写真を載せます。
ウミイグアナは、イグアナで唯一、海に潜るそうで、エサは海草です。なんと潜水時間は1時間にもなるとか!!
   Crick


ちなみにリクイグアナの方は、サボテンの花や果実を食べます。リクイグアナとウミイグアナの中間のイグアナもいるんだそうですが、残念ながら見ることは出来ませんでした。

しかし、ウミイグアナにリクイグアナ、そしてその中間のイグアナ・・・

   これぞ、ガラパゴスならではの進化の歴史!!

生物の適応能力・進化ってすごい!と、この歳で、今更ながら強く強く感じている今日この頃です。

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愛しのウミイグアナ

2008-01-11 15:43:29 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記⑤》

今日はイグアナのお話です。
イグアナの写真だらけです。
「私、イグアナとかはダメ~」という方は、今日はパスして下さいませ


さて、私がガラパゴス諸島に憧れ始めたきっかけは、多分、ウミイグアナの映像だったと思います。何でかなぁ・・・理由は不明。ちょっと不気味な外観とは裏腹に、のんびりおっとりした性格。ちょっとやそっとでは動じず、常に岩の上からじーっと海を眺めている・・・そんな姿に惹かれたのかもしれません。
  

ガラパゴスで見かけるイグアナは、リクイグアナ・ウミイグアナともに結構巨大です。と言っても、割りと小さい子もいます。体の色も黒っぽいのから赤っぽいのまでさまざま。
   

何といっても、私にはその“少々のことには動じない”ところが魅力です。

こんな風に・・・
     
おもむろに足で踏まれても、「だからナ~ニ?」状態。私も見習いたいもんです

でで~んと構えているその姿は立派たるもの。

見てください、この“太い尻尾”と“つぶらな瞳”(キュン
    

触ったら痛そうな、背中のトゲトゲ
   

ひっかかれたら、これまた痛そうな爪
   

何が私を惹きつけるのか・・・よく分かりませんが、とにかく何だかウミイグアナちゃんが好きなのです

見てください、この愛らしい姿を!短い足をいっぱい いっぱい伸ばして、羨ましいくらいの柔軟さ
     
やっぱり可愛い



そうそう、ご存知の方も多いと思いますが、ウミイグアナの顔や背中が白くなっているのは何でだと思いますか?

彼らは、鼻からプシュッと塩を吹くんですが、それが自分に跳ね返ってきて付いてしまったんですね。。。つまり塩なんです。   

   



ちなみにこちらはガラパゴスリクイグアナ。体の色がウミイグアナとは全く違います。プシュッと塩は吹かないので、顔も白くありません。
    

ウミイグアナ&主人と3ショットで撮った写真もあるんですが、非公開にしておきます。これでもか!という位、顔を近づけて撮りました。来年の年賀状に使おうかなぁ


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アシカ天国

2008-01-10 14:29:25 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記
《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記④》

昨日の記事で、「午前中は景色を眺めて終了」と書いたんですが、大間違い、大勘違いでした。もう、なんていうか密度の濃い旅行だったので、頭の中がすでに混乱を始めてます。えっちらおっちら歩いた後は、浜辺に移動してシュノーケリングタイムでした。私はこの日は海には入らず、浜辺をぶらぶら散策していたんですが、ガラパゴスアシカがゴ~ロゴロ!初めて超超超間近に接近して、一緒に写真に納まって大感動いたしました
   


しかし、これで感動している場合ではなかったのであります。午後、別の島に行ってみたら、もっとも~っと大量にゴロゴロしてました!午後に訪れた島には、ずっとずっと会いたかったウミイグアナも沢山いたし、初めて目にする鳥も何羽か飛んでいました。鳥やウミイグアナの写真は今度まとめて。


見て下さい、これこれ!海にはペリカンが浮かんでいるのが分かりますか?
   

みんな気持ちよさそうに寝そべってます。「いいなぁ、こんな生活」・・・と思ってから・・・「よく考えたら、私も似たようなもんだわ」という、“アシカはいいけれど、人としてはどうなんだろう”という、自分の短所を思い出しました
     
同じグループだったイケメンのお兄さん(って言っても、私のほうがずーっと年上)。こんなに間近に座っても大丈夫なんですよ。ただし、驚かさないようにそ~っとそ~っと近づくんですけれどね。

   

そしてなんと言っても超キュートなのが、赤ちゃんです
この子はまだとっても小さくて、波打ち際にポツンとおりました。
   

あ、こっち向いた
  
確か、この子はそばに母親もおらず、波打ち際で水にうたれたり、それに飽きると(疲れたのか?)浜にあがってきたり。そのうち自由自在に泳げる日も近いでしょう。私がこの記事を書いている今頃は、もう泳げるようになっているかな?

ガイドさんからの説明によると(ちゃんと聞き取れていればの話だけど)、アシカのお母さんは、お乳をあげる時だけ子供のそばにやってくるのだけれど、それ以外は子供は放ったらかしなんだとか。それでも子供はちゃんと自力で泳げるようになって、そのうち餌をとる事も覚えていくんだそうです。それが出来ない子供は、生存競争が激しいこの世界では生き抜いていかれない。自然界は厳しいですね
 

こちらの子は上の写真の子よりは、ずっと大きく成長しています。
   
アシカって、とっても寝顔が可愛くて(特に子供は)、まるで子犬が寝ているみたいなんですよ。日本にいるワンコ達を思い出しました。

同じ子供でも顔つきはそれぞれ。         
  
    

上手く撮れていなかったので載せませんが、この他にも兄弟アシカがいて、水溜りで飽きることなくじゃれあっていました。と~っても可愛くて、いつまで見ていても飽きないんだな、これが。動画を撮ったので、そのうちUP出来そうだったら載せてみます。



   
アシカとウミイグアナ。お互いを気にすることなく共存。ガラパゴスに行くと、今日もまたこの景色が変わらずあるんだろうなぁ。まだ帰ってきて間もないのに、すごく前の事のように懐かしく感じちゃいます。

大自然はやっぱりいいです!


明日は久々にマクラメ教室。メヒコの生活も普段のペースに戻ってきました。

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えっちらおっちら

2008-01-09 13:41:16 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記③》

もの凄い枚数の写真でして、どうやってブログにUPしようかと考えたんですが、日付を追って載せることに致しました。なので、本来は12月29日の分から載せるべきなんですが、まあ、いろいろ都合もありまして、1月1日分から始めようと思います。12月31日にはゾウガメを沢山みたんですが、それは後日まとめてご紹介しますね

これが、私たちが宿泊したサンタ・クルス号です!
  
結構大きな船でしょ?中にはキャビンのほかに、ダイニング・バー・土産物スペース・インターネットルームがあり、甲板にはジャグジー・バーがあります。

午前中は8時か8時半には下船して(朝が弱い私にはこれが辛かった)、各島へ向かいます。起床の放送が流れるたび「お願い、後1時間眠らせて・・・」と、毎朝思っていましたが、いざ出発してみると、朝日が海にキラキラ輝いてとっても綺麗&気持ちがいい!すがすがしい気持ちで1日がスタート
   


どの島に行くかは毎日違って、予定表に沿って出かけるんです。ただし、この巨大船では島のすぐそばには行かれないので、パンガと呼ばれるゴムボートに乗り換えて向かいます。12人位は乗れるかな。   

これがパンガ
   
乗船した翌日にチーム分けが行われ、クルーズ中は毎回そのメンバーで行動するんですが、私たちの所属したのはドルフィンチーム。12名+ネイチャーガイドの総勢13名。日本人は私たちだけで、後はカナダ、アメリカ・・・とインターナショナルな面々。みんないい人たちでした。家族連れのほかに目立ったのは、お爺ちゃんお婆ちゃんが孫を連れてくるケース。ほのぼのしていて、とってもいい感じ


パンガに乗るときは、全員きちんと救命胴衣を身に着けます。パンガに乗って初めて島に向かったときは、みんなワクワクドキドキでした。
   

これは“ドライランディング”という下船方法で、足を濡らすことなく船を降りるする方法。
     
パンガを降りてふと振り返ると・・・


    『第一村人発見!』(笑)

    
ガイドさん曰く、アシカには頭のちょっと後ろ辺りにセンサーのようなものがあり、こうやってのけぞる格好をしている時は、自分の後ろにあるものをセンサーを通して見ているんだそう。ほぅ、なるほどね


第一村人はその後、ひょこひょこ階段を上ると・・・

   
人間にはまったくお構いなしで、日向ぼっこを始めました。可愛いですよねぇ


この日の午前中は、えっちらおっちら島を散策。
 

   

えっちらおっちら、えっちらおっちら・・・

ガイドさんの説明は英語なので(私たちが英語グループに属していたから)、一生懸命ヒヤリング力を駆使し、その後はまた えっちらおっちら・・・結構、いい運動

でも、眼下に眺める景色は最高です
    
 
これだけの景色ですから、映画の撮影にも使われることが多いそうで、過去にはシルベスター・スタローンやシュワちゃんの映画撮影もここで行われたんだとか。映画のタイトル・・・トータルリコールとランボーだったかなあ・・・ちょっと忘れちゃいましたが、それを見れば「あ!ここだ!」とすぐに分かる景色が出てくるのだそうで、そのうち見てみようと思います。

ここからの景色もシュワちゃんの映画に使われたそう
   



他では見られないような、変わった植物も生息しています。
       

午前中はひたすら上って上って、景色を眺め、その後は浜辺に移ってシュノーケリングタイム。浜辺には沢山のアシカがいて大感激でした!その後は、一旦パンガでサンタ・クルス号に戻ってランチです。午後は3時から6時までまた別の島にお出かけしたんですが、今度はアシカがゴ~ロゴロいましたよ!
明日は(明後日かもしれないけど)、可愛いアシカの写真を沢山UPしますので、お楽しみに~

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ガラパゴスの海

2008-01-08 14:10:17 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記

《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記②》

「ちょっと、ちょっと~!最近メキシコの話題よりも、それ以外の国の話題のほうが多いんでなくてく?」と思われているそこのあなた!!

そうです、すんません

実は、正直申しまして・・・前回の一時帰国から戻ってきてからというもの、あれ程毎日毎日尽きずにあったメヒコネタが・・・まったく無くなってしまったのです~~
2年もの間、「よくもまぁ、こんなに毎日書くことがあるわいな」と、自分でも思っていたんですが、ある日突然プッツリと・・・ネタ切れ なので、当分メヒコ以外の国のネタになると思いますが、許してね!もちろん面白い話をGetしたら、メヒコネタもガンガンいきまっせ

さて、本日の記事ですが、、、

綺麗でしょ~、この海の色
   

遠く地平線が、うっすら弧を描いております。ブログにUPする為には、写真を縮小しなければならないので、ちょっと分かりづらくなっていますが、上の写真には、ちゃ~んと船も手前のほうに写っているんですよ。でも、すっごく小さくてわかり辛いですよね。つ~ま~り、何が言いたいかというと、それぐらい「海は広いな~大きいな~」っちゅうことであります。

そして客船からパンガと呼ばれるゴムボートに乗り換えて、島に向かう途中、早くも私たちを興奮させてくれた自然界の仲間たち。

海亀 当たり前だけど、昨日写真をUPしたゾウガメとは同じ亀でも違いますね~。ス~イ、スイスイ泳いでいました。それも一頭ではなく、何頭も群れを成して
     
(主人撮影
私も撮影したんですが、海中に黒い影が映っているだけで、顔を出した瞬間が撮れなかったので。


そして、こちら。何だと思いますか?
   

そうです!彼らです!!


ペンギンちゃん
   
赤道直下に位置するガラパゴスにも、ペンギンが生息しているんですよ。ガラパゴスペンギンは、世界で3番目に小さいんだとか。全長が35cm位らしいです。パンガからしか見られなかったけれど、見られただけでもラッキーだったみたい。ガイドブックによると
『生息数は少なく、イサベラ島、フェルナンディナ島、サンチャゴ島、フロレアナ島などで運がよければ見ることが出来る(地球の歩き方’04~’05 ペルー 、ボリビア、エクアドル、コロンビア より引用)

    
気持ちよさそうに泳いでるでしょ?こういう姿を見てしまうと、動物園で飼われている動物たちが可哀想になってきちゃいます。確かにね、自然の世界は厳しいです。敵もいれば、自分で餌を取れなければ餓死しちゃう。。。実際、そういった厳しい自然界の掟も今回目の当たりにしてきました。

逆に動物園ならば、餌の心配は無い上に、病気になれば獣医さんだっているけれど・・・やっぱり自由の身が一番ですよね。
   

ところで、話は変わりますが、2008年へのカウントダウンの瞬間は、皆さんどうお過ごしになられましたか?私たちは、12月31日にクルーズ船に乗船し、船上での初めての夜がカウントダウンの日だったんですが・・・甲板でシャンパンなんぞを飲みながら、対岸にあがる花火をみて「A Happy New Year!」と他の乗客がやっている間・・・私はキャビンで船酔いしてました 結局、船酔いのまま、気づいたら2008年がスタートしていたという・・・何とも情けない年の始まりでございました。

一生に一度あるかないかという、ガラパゴス諸島のクルーズ船上でのカウントダウン。おまけに、対岸には花火・片手にはシャンパンですよ~~!!こんな優雅な年越しはそうそうあるもんじゃないのに・・・「おえ~、気持ち悪い」←肝心なところで詰めが甘い私です。

     

↑こんなシュノーケリングも、ガラパゴスでは夢じゃないんです!!

しかし、私は綺麗なお魚は見ましたが、みんなが「今、あそこに海亀が泳いでいた!」「見た?」「見た見た!!」と大興奮の中・・・「見られなかった・・・」と、ここでもまた、詰めの甘さを露呈してしまったのでした。

そんなわけで、メヒコネタもやりますが、当分はガラパゴスやらアルゼンチンの話題にお付き合いください。まだイグアスの滝も紹介していませんでしたよね。迫力満点の写真をお楽しみ下さい。どの写真が飛び出すかは、その日の気分しだいですので、あしからず。

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A Happy New Year!ガラパゴス旅行記

2008-01-07 11:57:21 | エクアドル(ガラパゴス諸島 含む)旅行記


《ガラパゴス諸島 in エクアドル 旅行記》

皆様、あけましておめでとうございます
今年のお正月休みは、結構、長かったのではないでしょうか?

どんな風に過ごされましたか?

定番の・・・

寝正月?
   

あるいは・・・

 

     
温泉につかって ゆっくり の~んびり?


それとも・・・


親子そろってアクティブに?
    

いずれにしても、いいお正月をお過ごしになれた事と存じます。


で、私たち夫婦はと言えば・・・

年末29日~新年5日までエクアドルに行ってまいりました。首都のキトに行って赤道をまたいでみたりもしたんですが(←こてこて)、一番の目的は

ガラパゴス諸島に行く!

という事でした。これ、自分でも何でかは分からないんですが、子供の頃からの夢だったんです。まさか叶うとは思っていませんでしたが・・・想い続けてみるもんですね!!


今年も1年、夫婦そろってのんびりと・・・
     



     
焦らず、慌てず、悠然と・・・(これが結構、難しい)



疲れた時にはゆっくり休んで
(休んでいる時間が一番長い気がしますが・・・)  

    


たまにはお互い爆発もするだろうけれど・・・
(この写真だけはメキシコです。ポポカテペトル??黒煙をはいてました!!)
      




二人仲良く過ごしていきたいと思っています。

   

今年もどうぞよろしくお願いします。
皆様にとっても2008年が素晴らしい年になりますように

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ラテンアメリカ最大級!メキシコシティ、カテドラル。大きさ以外にも隠れた魅力が!

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