NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

この顔に見覚えありませんか?

2007-03-21 15:38:14 | メキシコ生活記

ドド~ンと置かれた巨大な頭。きっと見覚えがある人も多いはず。「あ、友達の○○君に似てる!」と大笑いする人も多いみたいですが(笑)

これはLA VENTA(ラ・ベンタ)公園の一番の目玉、「巨石人頭像No.1」。“No.1”というのはどういう事かというと、こういった巨石人頭像がゴロゴロ発見されて、LA VENTA公園内だけでも沢山展示されているからなんです。キレイに顔立ちが残っているものは少ないから貴重ですね。説明書のタイトルは『戦士』でした。

1925年、ビジャエルモッサの西130kmの場所にあるLA VENTA遺跡(オルメカ文明の中心地だった)から数々の出土品が発見されたそうで、その発掘品をこの公園で展示してあるというわけ。順路に沿ってジャングルの様な公園内を回って行くという、ちょっと面白い造りの公園。


【入り口はこんな感じ】
    

TOP写真の人頭像、縦・横・高さが全て2m以上あります。重さはなんと20トン以上だとか

『紀元前1200年~紀元前400年にかけて造られた巨石人頭像は、アフリカ系黒人に似ていてとても興味深い。オルメカとはアステカ語でゴムの国の人という意味なので、ゴムが採れる熱帯地方からの渡来人とも推測できる。』 (地球の歩き方’04~’05 より引用)

イースター島の長細~い顔の石像もそうですが、何のためにこんなに沢山造ったんでしょうね。不思議なり


これは猿?ちょっとゴリラに似てるけど。←もし人だったらかなり失礼な発言
      

園内には全部で33個の石碑や石像があり、更にちょっとした動物園も併設されていて子供でも楽しめます。33個の石碑や石像にはそれぞれ順路番号と説明書(スペイン語と英語)があるんですが、全ての説明書を見る気力はないので(日本語ならまだねぇ・・・)とりあえず名前だけ見たり、それすら飛ばしたり。

こちらは【若者の戦士】という名前
     

でもって、こっちが【年老いた戦士】
考古学者はどこで若者か年寄りかを判断したんでしょう
     
説明書をじっくりちゃんと読めば書いてあったかも知れないんですが・・・一応、説明書も主要なものだけ写真に収めてきたので、気力のある時に拡大して読んでみます。いつの日か分かったらお伝えしますが、期待せずに待っていて下さいな、ハハ


タイトルは考古学者か誰かがつけたんだと思いますが、下の出土品のタイトルは何だと思いますか?大体からして「これ何なの?」と思われる方が大半ではないかと・・・
        

正解は【未完成の顔】でした。そのまんま?

どこがどうやって顔になってるの?という方は、下の写真をご覧下さい。

      
こういう事らしいです。イラストを見るとイメージが掴めますよね。しかし【未完成の顔】って、あまりにもそのまんますぎるネーミングではないかと・・・

可愛らしい動物や、鳥、その他出土品なども明日以降ご紹介しますので、お楽しみに!

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