NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

お菓子もカラフル

2006-10-31 12:02:20 | メキシコ生活記
このお菓子、よく見かけるんですが名前が分かりません。※後でpepitoriaという名前と判明 イベント会場にいる菓子売りのおじさんは必ずのように売っているし、スーパー等でもよく見かけます。一度食べたいと思っていて、ケレタロ旅行の際に実現しました。途中でドライブインに寄った際、各州の名物お菓子が勢揃いしており、同じツアーの方が買ったのを皆に分けてくれました。外側のカラフルな部分はソースせんべいよりも若干固めですが、それに似た感じで、内側に甘い液体が線状にうっすらと塗ってあります。全面にべっとり塗られているのではなくて、線でタラタラ~っとついているだけ。でもそれで程よい甘さ  仕上げにカボチャの種が飾りで上についていて、ちょっとしたアクセントに。でもカラフルでしょ?

     
こっちはアレグリアと呼ばれる“おこし”のようなもの。向かって左手前にあるのはピーナッツをキャラメルで固めたもののようです。メヒコのおこしは食べた事が無いので味の程はわかりませんが、見るたびに浅草の雷おこしを思い出しちゃいます。いつも日本を思い出させてくれる品。おこしって、他の国にもあるのかな?でもこの大きさ、「ちょっと一口」と言う訳にはいきませんね。。。キャラメルピーナッツの方は、歯の詰め物がとれちゃいそうで、ちょっと試せません
 
         
そしてこれ。グアナファトという所にある“ミイラ博物館”の名物で【ミイラ飴】
   
ミイラまで商売にしてしまうこの根性!日本人にはちょっと真似が出来ないところですが、私はなんか好きですね、メヒコのこういうところ

    
大きさも大小あり、上の写真が大で下の写真が小。たまに顔が崩れていて別の意味で気味悪いものも(笑)

さっきホテルの外でなにやら陽気な音楽が聞こえてきたので、道端の人たちがお酒でも飲みながら騒いでいるか、近くのレストランみたいなところから聞こえてくるのかな~と思ったら。。。ホテルのプールでした(屋外にあってレストランに面している)
見てみると、陽気なラテンミュージックに合わせてシンクロナイズとスイミング!しばし見入ってしまいました 結構素晴らしいショーでしたよ あんなに陽気なシンクロは初めて見ましたが、やっぱりこのラテンの雰囲気はいいですよ!鬱々している気分なんて吹っ飛びます

Gente(人々)3~Music~

2006-10-26 12:28:02 | メキシコ生活記

人々を撮影した写真が溜まってきたので久しぶりに。たまたま楽器を演奏している写真が多かったので、本日は「音楽」メインで。

TOPの写真は以前も載せましたっけ?タスコのレストランで(タコスのレストランじゃないよ)各テーブルを回って演奏してくれた二人。
バックに見える薄ピンク色の建物が
『サンタプリスカ教区教会』


一転してこちらはカンクンのバスの中
    
運転手さんと何やら交渉してから乗り込んできた二人。いきなり(いや、持っているものを見れば想像に難くない訳ですが)演奏スタート!上手いか下手かは忘れちゃいましたが、これぞメヒコ!ラテンの国!!という感じ。バスに乗っていたのは大半が外国人観光客と思しき人々ですが、結構みな、このラテンのノリを楽しんでいるようでした。私も大好きです  いっつも陽気な気分にさせてもらえます。
たまたまかもしれませんが、TOPの写真の二人もこっちの二人も、なぜ一人は割と細身で、相方は高木ブーちゃんみたいなんでしょうか。

       
こちらは「チップ」ではなく「お給料」制のミュージシャン。
フィエスタ・アメリカーナ・グランド・コーラル・ビーチ・カンクンの隣にある『Mocambo』(ガイドブックにも載ってるシーフードレストラン
海に面していて気持ち良いんだけれど、照明が薄暗いので、フラッシュ焚いて撮影した結果「あ~、この人が演奏していたのね」と(笑)

メヒコではレストランでの生演奏が多くて、とっても贅沢だなぁ~と常々感じます。たまに音が大きすぎて「会話しづらい」と思うこともあるけど。

        
テポツォトランのレストランにて
10月12日の記事『秘密の礼拝堂カマリン』の一番最後の写真のお店。



そしてラスト1枚は、またまたカンクンにて。やっぱりリゾート地なので、『いかにもメキシコ!』っていう雰囲気を演出しているお店が多いんですよね。
    
大きなお土産屋さん『Plaza la Fiesta』(お菓子から民芸品まで揃う)の前で客引き。「あ、あそこで演奏してるよ」と近寄るとそこは巨大みやげ物屋。なんとなく、そのまま店内へ。まんまと土産物屋の戦略にはまる。。。私もそのひとりなり 

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今度はトンボに大接近!

2006-10-25 04:39:00 | メキシコ生活記

トンボの眼鏡は水色メガネ あ~おいお空を飛んだから~ 飛~んだ~か~ら~

先日のハチドリに比べると「なんだ、トンボ?」という方が多いかもしれませんが、でもこんなに間近でトンボをじっくり観察して、後で写真で細部までチェックなんてなかなか出来ませんぜ、ダンナ

夕方になって風が涼しくなってきたので窓を閉めようとしたら、「あ、とんぼ!!」と子供のように大興奮。小さい頃はトンボやバッタ、カタツムリ、カマキリ・・・色んな生き物が周りにいたものですが、いつの頃からか殆ど見かけなくなっちゃって・・・寂しい限りです。昆虫には詳しくないので分りませんが、明らかに赤とんぼじゃないですね。。。水色とんぼ!?←すっごい安易

フラッシュを焚くと驚いて逃げちゃうからもしないから、フラッシュはOFFと思った瞬間、フラッシュONで撮っちゃいました・・・ 幸いびくともせず。お陰でこんな色をしてるんだぁ~、と知る事が出来て感激!!
  
  
     
あまり縮小するとこの写真の良さが出なくなってしまう為、「クリック⇒拡大」方式をとりました是非、拡大して見てください(昆虫嫌い 駄目という方は無理してクリックしなくてもいいですよ)!
羽の網目模様がはっきり分かります、ワォ
羽の一部が黄色なのも分りますこんなにじっくりトンボの写真を見たのは生まれて初めてかもね。結構、大きなトンボちゃんでした。

  
 
     
こっちの写真ではお腹の辺りにフサフサした白い毛が生えていて、手足(と言うのだろうか?)にも毛の様なものが生えているのが分ります。ふむふむ、なるほどね

 
    
この後、バッタ~ンと物凄い音がして窓が閉まったのでありんす・・・
ぎゃ~!トンボちゃんは もう心臓バクバク。慌てて駆け寄りましたよ。どこにもいない・・・まさか挟まれて、その後落下??で、辺りをよ~く見回したら、下に見える駐車場になにやらチョコマカと飛んでいる物体が。遥か下ではっきりとは確認できなかったけれど、多分、この子でしょう、良かった。。。と自分に言い聞かせた私です

テオティワカンのMuseum

2006-10-22 08:15:45 | メキシコ生活記
9月に約1年振り2度目となるテオティワカンに行ってきました。前回は“太陽のピラミッド”・“月のピラミッド”・“ケツァルコアトルの神殿”・“死者の道”、この行程で疲れ果ててしまい、見所はもっとあるのに帰ってきてしまいました。もったいないと思われるかもしれませんが、これだけでも疲れ果てるには十分なんですよ。しかも前回はピラミッドを二つとも頂上まで登ったし。

今回も多分ピラミッドの写真を載せるとは思いますが、以前も載せたので、見たいという方はこちらからどうぞ
 
太陽のピラミッド  月のピラミッドから死者の道を望む 
あれ?なぜか月のピラミッドの写真は載せなかったもよう・・・

今回はガイドさん付ツアー だったので、前回見逃したところまで、詳しい解説付で見てまわりました(しかもお客は私と友人の2人だけ)。今日はとりあえずMuseum。太陽のピラミッドの脇を歩いていくとあります。それ程 規模は大きくは無いですが、それなりに見る価値のあるものはたくさん

Museum内から見える太陽のピラミッド(右側面)
このガラス窓の下には、往時のテオティワカンを復元した模型が展示されています。
    
ここには私とガイドさんの二人で行きました。と言うのも、月のピラミッドを登った後、友人は「太陽のピラミッドも挑戦する!」と。行く前までは、私も、ダイエットを兼ねてまた前回同様二つとも登る!と鼻息荒くしていたんですが・・・今回は月のピラミッドだけで十分という気分に。で、友人が太陽のピラミッドに登っている時間を利用して、ガイドさんと行くことになったのであります。

今日の記事では壷や容器類の写真を集めてみました。
        


これはすっごく大きな壷。多分間違いなく、大人一人はすっぽり隠れられます。かなりうろ覚えになってきたガイドさんの説明ですが、確か・・・祭儀用の壷だったんだろう、と。
       


こちらはTOPの写真同様、カラフルですよね。神様だか人だか忘れましたが(神様かな??)、模様が描かれています。
       

正直、TOPの写真のお椀(?)、遺跡とかじゃなくて、どこかのお店で普通に売っていたら欲しいです。現代人にも通用するセンス!素晴らしい!!(え?私だけですか?欲しいとか言ってるのは・・・

偶然にもハチドリ撮影成功!!

2006-10-19 12:45:00 | メキシコ生活記

以前6月24日の記事「空から急降下する物体」でハチドリの話を書きましたが、撮影はあきらめておりました。だって物凄いスピードで上昇したり下降したり・・・止まっているところは見た事がないし。ハチドリは英語ではhummingbird、スペイン語ではcolibri(最後のiの上にアクセント)と言います。

ところが!です。つい数日前、主人がなにやら興奮気味に わやわや言っているので何かと思ったら、開け放った窓からハチドリくんが入り込んできていたんです


こちら侵入口(笑)
    
迷い込んじゃったほうも、出ようとしてワタワタしているんですが、迷い込まれた方も「このチャンスを逃すまじ!」とワタワタ。我が家のリビングは、外に向いている方が全面透明なガラス張りなので、ハチドリくんは外につながっていると思っているらしいのですが、ガラスがあるので行かれず・・・でもって、更にワタワタ
写真を撮ったら早く外に出してやりたいのですが、とにかく動きがすばやいのでなかなか撮れない!
フレームに入ったと思った瞬間、もう移動しちゃうんだもん


で、苦労して撮った写真が以下。

    

    

   
上2枚は羽ばたきがよく分かると思いますが、3枚目の写真は分りますか?曇り空だったので余計に分りづらいかと思いますが、よ~~く見てもらうと2枚の羽がうっすらと扇型を描いています。

     
   
     
普段は窓から見える姿もこんな風に黒っぽくしか見えません。なんてったって、物凄いスピードですから。TOPの写真を見てお分かりでしょうが、今回初めてこんな色をしているんだと分かり感激です。ハチドリと言っても色々な種類がいるので、もっと色鮮やかなものもいるんでしょうが、この子だって十分綺麗です
口ばしが身体の大きさに比べて長いですよね。蜜を吸うために長いんでしょう。
 
       
うちのリビングから見えるご近所のビルなんですが、窓から赤い入れ物が吊るしてあるでしょ?すごくちっちゃくしか写せませんでしたが。あれにハチドリ用の蜜が入っているんです。なので、毎日たくさんのハチドリがあの入れ物目指してやってくるというわけ。ご近所さん、ありがとう!!
 
    
しっかし、慌てすぎたせいで、TOPの写真もこの写真もぼけちゃいました。外の建物にピントがあってるし。。。


Maque cafe

2006-10-18 14:06:41 | メキシコ生活記

ここのカフェ、2回目なんですが、結構お気に入りです 以前から「秘書のMさんが、ここのケーキが美味しいって言ってたよ」と主人から聞いてはいたんですが、なかなか機会が無かったんです。しかもまだケーキにはトライしていません。。。いつもメインのお料理だけでお腹いっぱいで。カフェと書きましたが、お料理もたくさんあってレストランとしてランチに利用しています。が、ちょっとしたスペースにパンやケーキ、クッキーなどが売っており、買いに来る人がたくさんいるんです。むしろそっちがメインと思ってしまう程。多分美味しいんでしょうね~!今度はランチではなくケーキとパンと買いに行こうと思います
        
もうすぐ『死者の日』なので、町では“死者の日のパン(1月6日記事2枚目の写真がそうです)”が売られているのですが、この日も焼きたての“死者の日のパン”が続々店内に運び込まれてきていました。買って帰ろうと思っていたのに、お腹がいっぱいになっちゃったらすっかり忘れちゃった。TOPのサラダは『Bonita』という名前。果物とかナッツとか色々入っていて美味しい。メヒコでは生野菜は気をつけないとあたるので(ちゃんと消毒していないお店に入った場合)、友人と行って頼んだ時ちょっとドキドキしたけど、大丈夫だったので今回は迷うことなく注文。結構量があるので「主人と半分に分けたい」と言ったら、ちゃんと分けた状態で持って来てくれました。なので、実際は写真の分量×2倍です。

    
全席テラス席ですが、日よけ 兼 雨よけか、常にシートで覆われています。陽射しが強いのでこれは助かります


パンプキンスープ オレンジ風(これがまた美味しい)
   
ここのお料理は美味しいだけじゃなくて見た目もGOODなんですよ!

kiwiとfresa(苺)のフレッシュジュース。この量で、1グラス200円程度。安い!やっぱり生ジュースは身体にいい上、美味しいから最高       
        

そして、ここのボーイさん。なぜかいつも一人しかいないんですが、とっても気遣い細やかでサービスがいいのですよ。思わずチップはずみたくなっちゃう位。お料理がよくてもサービスが悪いと台無しですもんね!

クレープ カレー風(クレープの中は鶏肉やポテトなどが細かくして入っている)
   
美味しかったんですが、この時点でもうお腹がいっぱい。主人にちょっと手伝ってもらってなんとか食べました。スープとサラダと、最初に持って来てくれるパンでお腹がパンパンになっちゃうんですよね。最初からこうなる事は百も承知なのでパンを食べなければいいんですが、パンもまた美味しくて・・・しかもお腹が空いているタイミングで出てくるので、ついつい手が出ちゃいます。

場所はマサリック通り(ブランド店が並ぶ通り)から、ちょっと奥に入ったあたりです。Polancoに住んでいる人なら分るかな?

最近ダイエットにちょっと息切れしてきた私。本当はやめたほうがいいのは分っているけど、近いうちにここのケーキに挑戦したい!

ぎょっ!中が真っ黒の果物

2006-10-17 14:10:01 | メキシコ生活記

日本では馴染みのないこの果物、“サポテネグロ”と言います。ネグロはスペイン語で“黒”という意味。サポテには幾つか種類があり、サポテネグロ=黒サポテのほかに『白サポテ』『黄サポテ』『チコサポテ』が。『チコサポテ』だけは、以前買った事があり、11月11日の記事chicozapoteでUPしています

さて、今回初めて買ってみたサポテ・ネグロ。見た目は柿によく似ています。皮は柿よりもちょっと厚いです。本当に中が真っ黒なんですよ!皮の上から触ってぶよぶよ、という位が食べ頃。早く中を見たいですか?まだまだ見せませんよ

    

今回は『メキシコ料理便利帖』に載っていた方法で、デザートを作りました。
材料(4人分)
サポテ・ネグロ  中4個
コニャック     大さじ2
グラニュー糖   大さじ6
オレンジ      小2個分
①サポテ・ネグロは熟した物を選び、皮をむき、種を取り出し、すり鉢または石うすでよくつきつぶす。
②なめらかになったら、オレンジジュースとコニャック、砂糖を加えよくまぜる。
③器に入れ、冷蔵庫でよく冷やして供する。
(メキシコ料理便利帖より)

私はコニャックが無かったので入れませんでした。買おうかどうか迷ったんですが、大さじ2の為に高いお金出すのももったいないし、コニャックを使ったお菓子も作らないし。。。で、省くことに決定。オレンジも市販のオレンジジュース(100%)で代用。かなり手抜きデザートに

デザートの写真は、、、敢えて撮りませんでした。撮っても別に美味しそうには見えないだろうし。

あまり じらせてもなんですから、ここでいっちょ真っ黒な中身の写真を。心の準備はいいですか?

それではいきますよ。





これです



     
なんだか、失敗して焦がしちゃったナスみたいですけど
本当に真っ黒でしょ?触感はねっと~~~り。ひたすらねっと~~~り。ボウルに4個分種を取ったものを入れていったんですが、イカ墨のような真っ黒さ。思わずこんな事を思っちゃいました。「小皿にちょっと盛って、ご飯と一緒に出し、『これ、
ごはんですよ(by桃屋)だよ!』と言ったら、10人中10人は疑うことなくご飯によそって食べるだろうな

サポテ・ネグロ自体は殆ど味が無いに近いので、出来上がりをちょっぴり試食したらオレンジジュースの味しかしなかった・・・。しかし、殆ど味がしない物を敢えて食べるからには「身体に良い」とか「美容に最高」とか何かしら理由があるはずだと思うのですが、調べてみたけれど分らず

ボーっと考えてみて、ちょっと思いついた事
①あのねっとりした状態のものを顔に塗ってパックしてみたら、お肌がつるつる艶々になったりして
②砂糖を加えない状態でアイスクリームにかけたら食べやすいかも

誰か勇気のある人、挑戦してみてください。


お気に入りの眺め

2006-10-13 12:45:10 | メキシコ生活記
シティーのソカロに立った時、この風景がとってもお気に入りです。歴史を感じさせる建物の間に、うまい具合にラテンアメリカ・タワーがニョキッと顔を出しています。この日は特に独立記念日の飾り付けがまだ残っていたので、いい写真が撮れたと満足満足

     
この日は平日の午前中ということもあり、ガラガラのソカロ。普段行く時は週末なので、こんなに空いているソカロは初めて見るかも。それにしてもこのキンキラキンの飾りつけ、華やかで素敵だと思います

独立記念日に関連して、また軍事パレード当日の、しかし今回は軍隊ではなくて観客とお店。 

焼きとうもろこし屋さん。こっちではマヨネーズをたっぷり塗る人が多いので、マヨネーズの大きな容器があるのが分りますか?赤い蓋の容器です。
   


もう店じまいを始めているところですが さて、ビニールシートの上にたくさんあるものはなんでしょうか?         
      
正解は後ほど・・・

当日は、パレードを見ようとたくさんの見物客が集まっていましたが、こんな感じです。
     
(私達が見ていた側)やはり陽射しが強烈なので、インスタント日傘を購入したり雨傘を日傘代わりにしている人多し

    
道路の反対側もこの通り。いやはや、皆さん暑い中ご苦労さんです。って私もか、ハハ

さて先程の答えですが。。。

卵です(中身は小麦粉や紙くず)→多分、この日売られていたのには小麦粉は入っていないと思われます。


独立記念日の前夜、大統領のグリートの後に皆で投げ合ってお祭り騒ぎをするらしいのですが、ここでも売っていました。他にも丸い色紙のくず(パンチで穴を開けた後にでる丸いくず)も売っていましたよ。これをパレードしている軍人さんにかけるのです。もちろん、嫌がらせと言う訳ではないのですが、紙くずがかかってしまった軍人さんは、取りたくても動きを乱すわけにはいかず、そのまま行進するしかないわけで・・・

メヒコに来て、色んな商売を見かけます。パンチで穴を開けたくずでも商品になるなら、私でも稼げる

秘密の礼拝堂カマリン

2006-10-12 01:51:34 | メキシコ生活記
最近、“UFO”だとか“秘密の”だとか怪しげなタイトルになっていますが、単なる偶然ですよ
昨日お知らせしたサン・フランシスコ・ハビエル教会堂の中にある『秘密の礼拝堂 カマリン』の写真です。こちらもすごい装飾でしょ?秘密の・・・と言うだけあって広くはないんです。ちょっとした小部屋という感じなんですが、部屋全体がこの装飾
TOPの写真は天井部分。

そしてこっちは、天井部分をUPで撮影したもの。よ~く見てください
     
別に霊が見えるとか、その類じゃないので、そっち方面を期待した人は残念でした
真ん中の天使を境にして、向かって左側に太陽・右側に月、そしてその周りには星と先住民の顔がたくさんありますよね。これは“古代文明の宇宙”を表しているそうです。

     
昔は多神教だった先住民たちですが、スペイン人に征服されてキリスト教に改宗させられたのはご存知の通り。そんな彼らが、太陽や月といった自然のものを崇めるような礼拝堂を造ったと知られたら大問題。なので“秘密の礼拝堂”として隠され続けてきた。。。と、私の記憶は「ガイドさんからそう聞いた」と訴えております

確か、昨日写真を載せた額縁礼拝堂から秘密の礼拝堂に入り、秘密の礼拝堂から出てきたら、そこがメインのカテドラルだった気がします。(秘密の礼拝堂には2箇所扉がありました)礼拝堂を見る前には博物館も見学し、もう広くて広くて・・・


さて、話は変わりますが、教会前の広場です。
  
薄暗い教会から外に出ると、外の世界がより一層眩しく感じます。こういう絵、1枚位買って、リビングにドーン!と飾りたいといつも思うのですが、思うだけで終わり

  
牛(?)とポニー。この子達に子供を乗せて、写真を撮ってお金を貰う商売なんですが、ものすごい炎天下の中、水も無しに立ちっぱなし。見ていて可哀想になっちゃいました。ポニーはすぐに牛のそばにぴったり寄り添いに行くんですが 係員に引き離されちゃいます

  
この可哀想な光景が目の前で見えるレストラン。ここで昼食でした。9月だったので、お店には独立記念日の飾り付けがたくさん!

さて、明日は何の話題にしようかな・・・

またもやウルトラバロック!!

2006-10-11 12:55:14 | メキシコ生活記

メヒコの代表的な建築様式と言えば、このブログでも何回か紹介したウルトラバロック。私が見たのは、今回の教会堂を入れて3つ。

初めて見たのは
  プエブラの
ロサリオ礼拝堂
          今までの中では一番圧倒されました

2回目は
  タスコの
サンタプリスカ教区教会 

そして今回はTepotzotlan<テポツォトラン>(aの上にアクセントあり)のサン・フランシスコ・ハビエル教会堂

こちらがカテドラル(TOPの写真)内のウルトラバロック
  
http://www.latinamericanstudies.org/tepotzotlan.htm

    

      
              

                  
この教会堂は、植民地時代にはイエズス会の神学校だったそうで、現在はコロニアル博物館に。教会堂・修道院・神学校・中庭などが往時のままの姿で残されています。
(ワールド・カルチャーガイド メキシコ より)


そして先ほど間違えてしまった下の写真はドメスティックチャペル(修道院の一角にあるチャペル)
  
http://www.afterimagegallery.com/brown2.htm

      

   


ちょっと上まで視線を上げてみると、天井も綺麗
       

正面だけでなく、脇の方にも装飾がたくさんあります。こちらの天井も綺麗ですよね
        

    
本当に細かい部分にまで、飾りや彩色が施されていて目が眩みそう。。。

実は、ここだけでびっくりするのはまだ早すぎたんです。この他に『秘密の礼拝堂』が・・・。『秘密の礼拝堂』っていう言葉だけでなんだかワクワクしてしまうのは私だけ?


コチニール色素採取実演!

2006-10-10 12:18:39 | メキシコ生活記

先日2回めのテオティワカン見学に行った際、面白い実演を見せてもらいました。遺跡の脇にひとりの老人。ガイドさんからは、「彼がコチニール色素採取の実演を行ってくれます。」との説明。ガイドさんと老人の間にはもう暗黙の了解が出来ているのか、ガイドさんが何も言わないのに、そばに行って私達に説明を始めた途端、今まで座り込んでいた老人がおもむろに実演の準備を始めました。←こっちの方にむしろビビッた私

       
写真のウチワサボテン一面に、白いカビの様なものがついていますよね。これ、虫なんですカイガラムシ科エンジムシ・・・別名コチニール。そこに棒をさすと赤い色が出てきます。洋服の染色などに用いられ、メヒコでもこのコチニール色素で染めた衣服が売られています。
        
このコチニール、実は私達にも、とっても身近なものだってご存知でしたか?
    
ここでお勉強!コチニール色素とは
コチニールは、中南米の砂漠地帯が主要産地で、ペルーが99%を産出している。
南米ではインカ帝国の時代から衣服や装飾に使用されてきたもので、学名Nopalea cochineliferaというサボテンの白い部分に生息するエンジムシを収穫期に刷毛で落として収穫します。
熱湯で殺した虫を天日で乾かしたものが黒色コチニール。


カンパリソーダの赤色・口紅・戦国武将の陣羽織・赤い色のかまぼこ・医薬品・お菓子・ガム・アイスクリーム・ヨーグルト・飲料水・ハム・ソーセージなどの着色に、布地・糸などの染色にも使われているそうです。

コチニール色素を含んだ食品に関しては・・・
カルミン、コチニール色素ともに諸外国で広く使用されており安全性のデータの多い着色料であり・・・

コチニール色素の食品添加物としての安全性に関する実験は不十分であり、人体の及ぼす影響に関しては灰色である!!』 

と意見が分かれており、正直私にはよく分かりません

参考H.P.
  
三栄源エフ・エフ・アイ「コチニール色素」

  キリヤ化学「コチニール色素」

  知識の泉 Haru's トリビア
  
         
ウチワサボテンの下にある葉っぱらしき植物、名前は忘れましたが、これからは黄色い色素が取れます。おじいちゃんが、コチニール色素で書いた赤い丸印の下に線を引いてくれました。

        
この封筒の中には絵葉書が5枚(だったかな?)入っていて50ペソ(約500円)。ガイドさんは「いらなければ買わないでいいですから」と、とってもドライにおっしゃっていましたが、ここまで実演してもらって「じゃ、どうも。さようなら」っていうのも・・・めちゃめちゃ高い訳じゃないし、実演料って事で、1組購入して友人にメヒコ土産として差し上げました

しかし、本当に為になりました。初めて行った時はガイドさんがいなかったので、遺跡を見て上って写真を撮ってで終わりでしたが、またひとつ勉強させてもらいました。


2作目完成!ゴブラン織りのカーペット!?

2006-10-07 08:14:28 | 趣味

先週、やっとマクラメ2作目が完成しました その名も『Carpeta/Gobelillo』直訳すると『デスクマット/ゴブラン織りの』となるわけですが。。。まあ、ゴブラン織りっぽいってところでしょうね。花瓶なんかをちょこっと置くテーブルセンターと言ったほうが分りやすいですかね。

ペラ~ンとした写真をもってくるのも何なんで、近くにあった置時計を置いてみました。花瓶とかあればよかったんですけどね~、、、

こっちがペラ~ンとした写真(笑)
    

1作目のバッグとは、紐がまったく違います。今回のは平べったくて薄い紐を使用。Carpetaの長さはそれ程長くはないです。もう少し長いのを希望したんですが、長いのになればなるほど、最初の段階で紐が長~~~くなって、編みづらいと言うことで、初心者の私に丁度いいサイズに

   

前作よりも少し模様が複雑になりましたよね?ね?
これ、途中で間違えたことに気づくともう大変。編んだところを全部ほどく作業がまた、発狂しそうな程苦痛

    
房の部分はこんな感じです。最後の結び目は、緩んでこないように裏側を糸で縫います(これも結構面倒)しかし、我が作品を完成させるためならば、頑張りましょう、縫いましょう、ってな訳で頑張りましたよ
やはり完成した瞬間はとっても嬉しいです。ひとり自宅のリビングでにんまり笑いながら鑑賞し、それに飽きたら写真を撮りまくる!

3作目はティッシュペーパーカバーです。この1週間ちょっぴりさぼって宿題をやっていませんが、今夜からまた頑張るぞ~

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グアダルーペ寺院(旧聖堂)

2006-10-06 12:46:01 | メキシコ生活記

昨日は“新聖堂”をご紹介しましたので、今日は“旧聖堂”です(写真の下のほうに、昨日ご紹介した砂絵がちょっとだけ写っているのが分かるでしょうか?)。タイプが全く違いますよね。“新聖堂”はとってもモダンでしたが、“旧聖堂”はさすが歴史の重みを感じさせる造りです。2タイプ見て、どちらがお好みですか?私はやっぱり旧聖堂かな。しかし、以前も書いたように、地盤沈下で傾いております。中に入っても見ると、その傾き具合がよく分かる


でもって、中も始終 修復中との事で、私達が見学した時もこんな感じ
     

めちゃめちゃ工事中ですやん!

         
入り口を入った瞬間、斜め上空からバラバラッ!と石の塊の様な物が落ちてきて「なに?崩壊!?」ってびびったら、工事の人が修理していただけでした。ホンマ、びびりましたわ

どこのカテドラルでもそうですが、堂内には色々な聖人が祀ってあり、各聖人(例えば、恋人を見つけてくれる聖人とか病気を治してくれる聖人とか・・・)のところには、願いを書いた紐がたくさんありました。ちょっと違うけれど、日本の絵馬を想像してしまいました。 

悲しげな目が印象的でした       
        

こちらは新聖堂内にあったショップですが、グアダルーペの聖母グッズで溢れかえっていました!
   

     
ショーケースの中だけでなく、壁にもケースの上にもたくさんのグアダルーペ聖母のグッズ

奇跡のマントのグアダルーペ聖母の目を25倍に拡大したら、フアン・ディエゴとスペイン人司祭・通訳の3人が描かれていたという話も書きましたが、以前は、グアダルーペ聖母の目の部分を拡大したポストカードもあったそうです。ガイドさんが探してくれましたが、今回はありませんでした。残念


グアダルーペ寺院(新聖堂)

2006-10-05 14:09:23 | メキシコ生活記

昨日に続き、グアダルーペ寺院のお話。昨日の写真ではちょこっとしか写っていませんでしたが、これが全体像。約2万人収容できるだけあって、とっても大きい
この聖堂はメキシコ・カトリックの象徴的首座であり、前ローマ法王もここを訪れてミサをしており、聖堂の横手に法王の像が立っていました。


正  面
    
この写真の下のほうにちょっとだけ写っていますが、この日訪れたらこんな素敵なものが・・・



砂絵のカーペット。布じゃありません、砂絵です
          

とっても綺麗でした。性格はおおらかに感じられるメキシコ人ですが、民芸品をはじめ、こういうところは本当に細かいんですよね。素晴らしい!!
  
聖堂の中をご紹介する前に、こちらを。。。
        
昨日の“グアダルーペの奇跡”で登場したフアン・ディエゴの肖像。この絵の手の部分に触れると何かご利益があるとかで、皆が触るためにそこだけ絵が磨り減っていました。分かりますか?私も友人も触らせていただきました。

そして、フアン・ディエゴが聖母に出会ったとされる、テペヤックの丘(旧聖堂の裏手側にある丘。頂上に礼拝堂が建っているところです。)
        
麓から飾り階段が続いており、礼拝堂まで行かれるようになっていますが、今回私達はそこまでは行きませんでした。


そしていよいよ(?)新聖堂の中です。
     
とにかく、広い!綺麗!! 
       
丁度ミサが始まるところで、司祭さん達が入ってきました。 
     

    
たくさんの旗とお花がずらっと飾られていますが、ここだけ見ると“寺院”という感じがあまりしないです。

ガイドさんによれば、グアダルーペのマリア様は、普段私達がよく知っている『キリストを身ごもったマリア様』とは別人だそうです。グアダルーペのマリア様は、特に貧しい先住民の人々に圧倒的な支持を得ているそう。


グアダルーペ寺院と奇跡のマント

2006-10-04 13:53:36 | メキシコ生活記

向かって右側がグアダルーペ寺院の“旧聖堂(1709年建設)”、左側が“新聖堂(1976年建設)”。約2万人が収容できると言う新聖堂はとてもモダンな建物で、中はまるで講演会でも行えるようなホールになっていました。旧聖堂と対照的な建築物ですよね。対する旧聖堂は、地盤沈下によって床が傾いており、その様は目で見てはっきりと分かるほど。私達が行ったときは、内部を補修工事していました(絶えず修復工事が行われているそうです)

黒髪と褐色の肌を持つグアダルーペの聖母は、メヒコで一番愛されている存在で、町のあちこちで聖母の像や絵を見かけることが出来ます。平日でも3000人近くが訪れると言われ、日曜のミサともなると参列者でごったがえすそう。信者の中には願かけに、膝行参拝(境内の入り口から祭壇まで、ひざまずいたまま歩く)を行う人もいます。私も実際に見かけました。
       

この教会建立のきっかけとなったのが、『グアダルーペ聖母の奇跡』と呼ばれている話です。

1531年12月9日、テペヤックの丘を行く先住民フアン・ディエゴの前に、光り輝く褐色の肌をした聖母が出現。彼女はディエゴに「私は聖母である。司祭のもとへ赴き、この地に私の教会堂を建てるように伝えよ」と命じた。ディエゴはすぐさまスペイン人司祭を訪ねるが、信じてはもらえない。その後も聖母は彼の前に現れ、4度目(同月12日)にこう告げる。「明日、丘に咲くバラの花を切って、奇跡の証として司祭に見せなさい」(ちょうど同じ頃、聖母は病床にあった彼の叔父のもとにも姿を現し、“重病を癒す”という奇跡を行っている)。翌日、ディエゴは丘に登り、冬に咲くことのないバラの花を目にする。彼は自分のマントにバラを包み、再度スペイン人司教のもとに行き、バラを見せようとマントを広げたところ・・・黄金の光とともに“褐色の肌と黒髪の聖母”の肖像が浮かび上がった。奇跡を目の当たりにした司祭は、聖母のお告げどおり、テペヤックの丘に教会を建立した。
(参照:ワールド・カルチャーガイド メキシコ、 地球の歩き方’04~’05)

で、これがその奇跡のマントです
           

       
よく空港等にあるような、動く歩道(?)に乗って、一定の速度で見るので、ピントを合わせるのが大変でした
なんでも、その場をなかなか立ち去らない人が多いために、そういう仕組みにしたとか。で、普通はこういう貴重なものはフラッシュ厳禁なのですが、このマントはOK。ガイドさんの説明では、「このマントは偽者ではなく本物なので、いくらフラッシュを浴びても色あせる事がないから」だそうです。

さて、今日の記事の最後にこのマントについてもうひとつ驚く事を。。。
【以下 ワールド・カルチャーガイド メキシコ より抜粋】
“複数の専門家や科学者がマントの分析を行った結果、聖母を描いた染料の成分は地球上に存在しないと判明。400年以上も経つのに傷み具合が軽く、染料が目の粗い繊維(マゲイ)の裏側までにじんでいないのは驚異である。さらに、1962年、聖母の瞳を25倍に拡大したところ、フアン・ディエゴ、スペイン人司祭、通訳の3人が描かれていたというのである。”

不思議な話ですね