More About Paddington 情報 作者:Michael Bond ジャンル:ほのぼの 種類:ペーパーバック、児童書 YL:5.5 ページ数:144ページ 語数:24000語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
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Peggy Fortnum,R. W. Alley | |
HarperCollins Children's Books |
ストーリー
PaddingtonはBrown家にやって来てからずっとゲストルームに住んでいた。そこでMr Brownは空き部屋をPaddington用に改装してあげようと考えていた。
しかし、なかなか進まない改装に待ちきれなくなったPaddingtonはみんなが留守の間に一人で部屋の改装に取り掛かることにしたのだが・・・。
感想
季節は夏から秋、そして冬を迎えます。みんなで家族写真をとったり、Paddingtonの部屋の改装をしたり、すっかりBrown家の一員といった感じ。
他にも探偵のまねをしたり、花火をしたり、またしてもデパートでの買い物とあっては騒動が起こらない筈はありません!なんだかんだでいつも丸く収まるんですけどね・・・。でもPaddingtonを最も窮地に追いやった事件はsnowbear(snowmanじゃなく)になったことでしょう。シャレにならない事態ですよ。初めて雪を体験したPaddingtonの悲劇です。
気になる表現
お金持ちのおじさんに感謝されたPaddington。下のような言葉を言われ、大きな高級車に乗せてもらえることになりました。
"my car is at your disposal."
disposalって棄てるようなイメージしかなかったんですけど・・・ディスポーザーのイメージ?
でもat a person's disposalで「人が自由にできるように」という意味になるようです。自分の車を自由に使っていいよ、ということなんでしょう。
『プログレッシブ英和中辞典』を見たら、disposalには、(物事の)処分[使用]権、自由裁量権という意味もあることがわかりました。I'm at your disposal.(おっしゃるとおりにいたします。)という例文もありました。
また、 『Oxford Advanced Learner's Dictionary』ではこんな説明が、
Well,I'm at your disposal.(=I am ready to help you can in any way I can.)
同じ文章をSuddenly You(10/6/10)でも見ました。かなりきわどいシーン。今まで男の人の裸を見たことがないから、あなたの服を脱がせたい、みたいな事をAmandaに言われた時のJackの返答もI’'m at your disposal.でした。