The Percy Jackson and the Olympians, Book One: Lightning Thief | |
情報 作者:Rick Riordan ジャンル:冒険ファンタジー 種類:ペーパーバック、児童書 YL:5.7 ページ数:375ページ 語数:87133語 お気に入り度:☆☆☆☆ |
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Disney-Hyperion |
ストーリー
度々トラブルをおこすため学校を転々としていたPercy Jackson12歳。今の学校も今後問題をおこしたら追い出されそうな雰囲気。
ある日、学校でメトロポリタン美術館に見学に。意地悪な女子を突き飛ばしたと引率のMrs.Doddsから大目玉を食らうかと思いきや、突然先生は翼をもった怪物に変身。Percyに襲いかかって来たのだ。もう一人の引率の先生Mr.Brunnerの助けで撃退、Mrs.Doddsは姿を消した。ところが助けてくれたはずのMr.Brunnerも他の生徒もMrs. Doddsなんていう先生はもともと存在しないという。何が起こったのか?しかし、親友のGroverは嘘が下手、何か知っているとPercyは感じていた。
こんな感じでその後もトラブルを起こし続けとうとう退学。
家に帰り、やさしい母親と久々に二人で海岸にあるコテージへ。が、深夜にあわてた様子でやってきた親友のGroverは下半身がヤギ!ただならぬ様子の母親とGroverがPercyを連れてどこかへ向かう。ここでも途中Minotaurと思われる怪物にに襲われる。Percyに危険が迫っているのは間違いなかった。命からがらたどりついた所はCamp Half Blood。実はギリシャ神話の神々は実在していて、Percyは人間と神のハーフだというのだ。Camp Half BloodはPercyのようなハーフの子供たちが集まる訓練所だった。
感想
久々に自分用の本です。
最初のほうは何が待ち受けているのだろうという好奇心で結構さくさく読めたのですが、ギリシャ神話の登場人物など何の知識もないので後半はいまいち。ギリシャ神話について知っていたら、ああ、あれのことね、とピーンとくるかと思うのですが、誰?何?という感じでおそらく面白さ半減したと思います。イメージがわかず混乱。
Percyがトラブルばかり起こすのはギリシャ神話の神とのハーフだからで、神とのハーフであるということは何やら死ぬほど恐ろしい目にあう運命にあるらしい。
ギリシャ神話の神々は今やニューヨーカー。すこぶるラフな格好をしていたり、巨大なハーレーに乗ってやってくるギリシャ神話の神って想像できる?エンパイアステートビルの600階(実際にはないけど)に住んでいるというし、冥界の入り口もアメリカの某所に。私は現実からかけ離れた話のほうが好きだけど、これはこれで分かりやすく親しみやすい設定。後半の冒険もアメリカ横断の旅。期限付きで目的を達成させなければならず、さんざん怪物に襲われます。ドキドキ!
その期限というのがthe summer solstice。度々出てくるこの言葉、確かどこかで聞いたことがあるのだけど、どうしても思い出せない。しょっちゅうお目にかかる単語じゃないけど、どこかで見たような・・・何だったかな~と悩んで悩んで3分の1くらい読んだところで急に思い出した!これだ!→Summer of the Sea Serpent(MTH#31)