株式会社オフィス総合研究所

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日本銀行は、銀行の銀行! 

2016年01月27日 10時49分09秒 | 金融機関
<TKC広島支部主催 新春特別講演会>

日本銀行は、銀行の銀行!

昨日は、広島県中小企業診断協会の代表として、TKC広島支部
さんの「新春特別講演会」「賀詞交歓会」に参加しました。

その講演会では、日本銀行の金田広島支店長が講師でした。

私はなんと「金融アドバイザリー」なのですが、金融機関に
勤めたこともないので、日本銀行がどんなことをされているのか
良くわかっていませんでした。

以前の金融アドバイザリーの記事はこちら
 
講演では、日本銀行の仕事について詳しく説明して
いただいたので、非常に良く理解ができました。

日本銀行の仕事は、大きく3つあるとのことです。

1つ目の仕事が、「お札の発行」です。
日本銀行は、我が国唯一の「発券銀行」として
お札(日本銀行券)の発行・流通・管理を行っている
とのことです。
(お札を発行していることは小学生でもしっている?)

民間の金融機関から戻ってきたお札に対しては、
真偽鑑定を行い、損傷や古いお札は新札と交換
されるそうです。
5千円札、千円札は使用頻度が高いので、1年~2年
で寿命になるとのことです。

また、傷んだお札はシュレッダーで裁断されるそうです。

2つ目が「金融政策による物価の安定」です。
ここは一般市民として非常に理解しにくい分野ですが、
「銀行の銀行」としてオペレーション(公開市場操作)を
行い、お札の供給量を増やしたり、減らしたりして
物価を安定させるのです。
供給量を増やそうとする時は、金利を下げ、民間金融機関
の持つ国債を買い、反対に減らす時は、金利を上げ、
民間金融機関に国債を売るとのこと。

3つ目が「決済と金融システムの安定」です。
民間の金融機関同士やコンビニ等の決済は
日銀の当座預金で行われているとのこと。
その金額は、1日100兆円ほどだそうです。

また、「最後の貸し手機能」として、取り付け騒ぎ等で
金融機関が破たんしそうな場合、世間の混乱を防ぐために
最後の貸し手として金融機関に貸し付けをするとのことです。

その他にも、政府の政策や地元広島の経済状況等
詳しくお話をしていただきました。

お金に苦労する企業は多いですが、1万円札も原価10円
程度の紙切れですからね。
その紙切れに日本銀行の業務によって、日本銀行券としての
信用・信頼をつけ、1万円という価値が生まれるのです。

日本経済にとって本当に重要な仕事ですね。
昔のドイツのようにお金の価値が下がって、
お札が紙切れ同然になってしまっては大変ですからね。

あまりなじみのない日本銀行ですが、少し理解ができ
身近な存在になりました。

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